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〈宮沢賢治〉像の生成と受容の変遷をめぐる文化研究

〈宮沢賢治〉像の生成と受容の変遷をめぐる文化研究
宫泽贤治形象创作与接受变迁的文化研究
批准号:
12J00649
负责人:
構 大樹
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2015-03-31

项目摘要

项目成果

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本年度は〈宮沢賢治〉像の流布と、その受容の様態について、戦中期から GHQ 占領期を経て、現代にいたるまでの期間を対象に検討した。その結果、〈宮沢賢治〉像における、その時々の時代状況に対応した弾力的な価値の再編成と、それに伴う受容の維持を可視化することができた。1.宮沢賢治は死後、作家の“生活”の豊かさを基軸とした価値編成が行われたが、戦中期には、総動員体制下の文学場から《素人性》《私事性》という文学的価値の認定をうけることで、民衆の自発的な戦争協力を促す役割が割り振られていた。戦時下においては総動員体制と深く結びついたところでイメージ形成された〈宮沢賢治〉は、しかし1945年8月15日、終戦をむかえることで、批判の対象となり、ひいては作品ごと棄却される可能性が胚胎することとなる。2.ところが、戦後国定国語教科書への「どんぐりと山猫」「雨ニモマケズ」採用が端的にあらわすように、GHQ占領期においては逆に“戦後の今こそ見直される価値がある”という現在性が喧伝されたことで、〈宮沢賢治〉は批判をかわし、総動員体制との繋がりが覆い隠すことができたと言える。この動きは、当時の文学場と学校教育場の両方で見ることができる。3.こうして戦後においても称揚された〈宮沢賢治〉の価値は、作品あるいは伝記が教材として採用されることを通じて再生産され、今日にいたるまでその有用性が認められている。4.加えて、学校教育場における再生産は、宮沢賢治の名前を浸透させた。その結果として、ポピュラーカルチャーにおける〈宮沢賢治〉の引用の頻出を考えることができる。
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会议论文
「 永訣の朝」とサブカルチャー ――高校国語がひらいた〈 宮沢賢治〉をめぐって――
“荣久的早晨”和亚文化:关于发明高中日语的宫泽贤治。
DOI: --
发表时间: 2014
期刊: 横浜国大国語教育研究
影响因子: --
作者: [白木琢磨, 和久剛, 森川耿右, 構大樹]
通讯作者: 構大樹
子どもを啓蒙する〈宮沢賢治〉へ―係争下の賢治評価と劇団東童の役割―
宫泽贤治启蒙孩子——争执期间贤治的评价以及东都剧团的作用——
DOI: --
发表时间: 2014
期刊: 横浜国大国語研究
影响因子: --
作者: [白木琢磨, 和久剛, 森川耿右, 構大樹, 構 大樹]
通讯作者: 構 大樹
GHQ占領期の児童文化における〈宮沢賢治〉―戦後国定国語教科書への掲載をめぐって―
GHQ占领时期儿童文化中的《宫泽贤治》 - 关于他被列入战后国语教科书的问题 -
DOI: --
发表时间: 2013
期刊:
影响因子: --
作者: [白木琢磨, 和久剛, 森川耿右, 構大樹, 構 大樹, Shun'ichi Yokoyama, 構 大樹]
通讯作者: 構 大樹
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