自己概念の探求:無自己説の擁護とその倫理的帰結
自己概念の探求:無自己説の擁護とその倫理的帰結
批准号:
12J08333
负责人:
林 禅之
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 2013
中文摘要
今年度の研究成果として、主に以下の3つが挙げられる。第一に、昨年度発表した分離脳の意識構造についての問いをさらに追求し、論文という形で結実させた。第二に、マインド・アップローディングという新技術と関連づけながら、自我の問題を新たな角度から論じることを試みた。第三に、現象的意識概念のさらなる探究を行い、意識と倫理の関係について考察することを試みた。第一の成果は、分離脳が実現する意識構造はどのようなものであるのかという問題を、当該分野における現段階での最新の研究動向を踏まえて議論を鳥瞰しつつ、より妥当な仮説を提案したものである。これまで提案されてきた主な意識モデルのいずれもが不十分であり、報告者はむしろ時間の経過とともに分離脳が実現する意識状態は変化するのだという相転移説を提案した。第二の成果として、マインド・アップローディングという(近未来の)技術に即して自我概念を考察した。どのような形のアップローディングならば自我の通時的同一性が担保されるのか、明確な答えを出すことはできなかったが、アップローディングの提起する自我の問題について、今後さらに考察を深めるべきだという暫定的結論に至った。第三の成果は、現象的意識の持つ倫理的含意を、意識障害に即して探ったものである。報告者は、とりわけ遷延性植物状態患者(PVS患者)に着目し、彼らが現象的意識を持っているのか、持っているのだとしたらその事実はどのような倫理的含意を持つのかを明らかにしようと考えた。これを達成するため、N・リーヴィとJ・サヴアレスキュによる近年の議論を明確化し、彼らのなした論証が妥当なものであるかを検討した
英文摘要
今年度の研究成果として、主に以下の3つが挙げられる。第一に、昨年度発表した分離脳の意識構造についての問いをさらに追求し、論文という形で結実させた。第二に、マインド・アップローディングという新技術と関連づけながら、自我の問題を新たな角度から論じることを試みた。第三に、現象的意識概念のさらなる探究を行い、意識と倫理の関係について考察することを試みた。第一の成果は、分離脳が実現する意識構造はどのようなものであるのかという問題を、当該分野における現段階での最新の研究動向を踏まえて議論を鳥瞰しつつ、より妥当な仮説を提案したものである。これまで提案されてきた主な意識モデルのいずれもが不十分であり、報告者はむしろ時間の経過とともに分離脳が実現する意識状態は変化するのだという相転移説を提案した。第二の成果として、マインド・アップローディングという(近未来の)技術に即して自我概念を考察した。どのような形のアップローディングならば自我の通時的同一性が担保されるのか、明確な答えを出すことはできなかったが、アップローディングの提起する自我の問題について、今後さらに考察を深めるべきだという暫定的結論に至った。第三の成果は、現象的意識の持つ倫理的含意を、意識障害に即して探ったものである。報告者は、とりわけ遷延性植物状態患者(PVS患者)に着目し、彼らが現象的意識を持っているのか、持っているのだとしたらその事実はどのような倫理的含意を持つのかを明らかにしようと考えた。これを達成するため、N・リーヴィとJ・サヴアレスキュによる近年の議論を明確化し、彼らのなした論証が妥当なものであるかを検討した
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DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
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作者:
[H : AYASHI, Yoshiyuki, 林禅之, HAYASHI Yoshiyuki]
通讯作者:
HAYASHI Yoshiyuki
自己の分裂の問題と現象説
自分裂的问题和现象学
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[H : AYASHI, Yoshiyuki, 林禅之, HAYASHI Yoshiyuki, 林褝之]
通讯作者:
林褝之
認知エンハンスメントと自己同一性
认知增强和自我认同
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[H : AYASHI, Yoshiyuki, 林禅之]
通讯作者:
林禅之
素朴な概念の消去
消除幼稚的概念
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[H : AYASHI, Yoshiyuki, 林禅之, HAYASHI Yoshiyuki, 林褝之, 林褝之]
通讯作者:
林褝之
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
哲学・科学史論叢
影响因子:
--
作者:
[HAYASHI, Yoshiyuki]
通讯作者:
Yoshiyuki
共 6 条
現代の情動の哲学の知見を踏まえた、合理性の向上による道徳エンハンスメントの可能性
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批准号:19K23017
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$0.58万
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财政年份:2019
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负责人:林 禅之
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依托单位:
海外基金