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夜行性魚類ハタンポ属の分類学的再検討および形態・分布・生活史の進化

夜行性鱼类的分类学复查及形态、分布和生活史的演化

基本信息

批准号：
14J00477
负责人：
小枝圭太
金额：
$ 2.91万
依托单位：
Kagoshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2014
资助国家：
日本
起止时间：
2014-04-25 至 2017-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

これまでの2年間で鹿児島県本土および種子島から採集したハタンポ属魚類の標本および、日本各地から採集した稀種のハタンポ属の標本から得られた耳石を用いて年齢解析をおこなった。その結果、大型になるユメハタンポやダイトウハタンポでは寿命が20歳前後であるなど、これまでの小型あるいは中型のハタンポ属での研究結果と大きく異なる結果となった。また、鹿児島県で得た個体を用いてミナミハタンポおよびリュウキュウハタンポの産卵期を推定し、沖縄島で得られていた知見と比較して、産卵期が夏季に近く、寿命が長くなる傾向が認められた。2015年度に実施した与那国島における魚類相調査の結果に加え、日本各地の博物館に所蔵された与那国島産の標本と過去の文献調査をおこなった。その結果、与那国島からは現時点で600種が分布することが明らかになった。この結果は書籍として2016年9月に出版され、高い評価を得た。また、これと並行した追加調査により、日本初記録となるウツボ属2種が同島から採集された。与那国島の他にも琉球列島の黒島、トカラ列島平島や奄美大島、与路島、請島、沖永良部島、また台湾の澎湖、金門島、小琉球などで魚類採集調査を実施し、新種や日本初記録種などを含む約2000個を採集し、数多くの成果を得た。これらの採集標本に基づく標本は、2016年度以前に採集した標本とあわせて随時報告をおこなっている。また、3年間にわたり毎月おこなった鹿児島県内之浦漁港で得られた標本を整理し、同港に500種以上が水揚げされることが明らかになるとともに、多くの生鮮写真とともに各種を解説した魚類図鑑を作成中である。

In the past two years, Kagoshima Prefecture has been collecting rare species of fish from various parts of Japan. The results of this study are as follows: 1. The life span of large and medium sized animals is about 20 years old. 2. The life span of small and medium sized animals is about 20 years old. 3. The life span of large and medium sized animals is about 20 years old. In Kagoshima Prefecture, individuals are expected to have spawning periods, and in Okinoshima they are expected to have spawning periods closer to summer and to have longer lifespans. 2015- 600 kinds of distribution of the results, and the current point of the island. The book was published in September 2016 and was highly reviewed. The first record of Japan was recorded in two species, which were collected from the same island. Fish collection surveys have been carried out on the Ryukyu Islands and other islands in Japan, including Heidao Island, Hirajima Island, Amami Island, Yulu Island, Kiyoshima Island, Okinaga Liangbe Island, Penghu Island, Kinmen Island and Koryukyu Island. New species have been recorded in Japan, including about 2000 fish collections, and many results have been obtained. This is the first time I've ever been to a school. In the past three years, more than 500 species of fish have been collected in the fishing port of Kagoshima Prefecture.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

First Japanese record of Uropterygius fasciolatus (Muraenidae: Uropterygiinae) collected from Yonaguni-jima island, Ryukyu Archipelago

琉球群岛与那国岛采集到的日本首次记录的带状尾翼鱼（Muraenidae：Uropterygiinae）

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
Species Diversity
影响因子：
0
作者：
Koeda;K.;Hibino;Y.
通讯作者：
Y.

内之浦湾から得られた九州沿岸初記録のセンネンダイ

内之浦湾首次记录九州沿岸的鲷鱼。

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
Nature of Kagoshima
影响因子：
0
作者：
小枝圭太;山田守彦，本村浩之
通讯作者：
山田守彦，本村浩之

奄美大島から得られた分布北限記録のシロオビブダイ

奄美大岛的北界分布记录白胸鹦嘴鱼

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
Nature of Kagoshima
影响因子：
0
作者：
小枝圭太;畑　晴陵;前川隆則;本村浩之
通讯作者：
本村浩之

フエダイ科タテフエダイ Lutjanus vitta の奄美大島からの記録

奄美大岛的垂直鲷鱼 Lutjanus vitta 的记录

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
Nature of Kagoshima
影响因子：
0
作者：
小枝圭太;栗岩　薫;千葉　悟;伊東正英・小枝圭太・本村浩之;小枝圭太・伊東正英・本村浩之;畑　晴陵・小枝圭太・鏑木紘一・高山真由美・本村浩之;ジョン　ビョル・中江雅典・小枝圭太・本村浩之
通讯作者：
ジョン　ビョル・中江雅典・小枝圭太・本村浩之

奄美群島喜界島から得られたヒマワリスズメダイ Chromis analis

Chromis analis 产自奄美群岛喜界岛

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
Nature of Kagoshima
影响因子：
0
作者：
小枝圭太;栗岩　薫;千葉　悟;伊東正英・小枝圭太・本村浩之;小枝圭太・伊東正英・本村浩之;畑　晴陵・小枝圭太・鏑木紘一・高山真由美・本村浩之;ジョン　ビョル・中江雅典・小枝圭太・本村浩之;小枝圭太・前川隆則・本村浩之;上城拓也・小枝圭太・本村浩之;小枝圭太・本村浩之;小枝圭太・岩坪洸樹・本村浩之
通讯作者：
小枝圭太・岩坪洸樹・本村浩之