重い電子系人工超格子を用いた異常電子状態の研究

利用重电子人工超晶格研究反常电子态

• 批准号: 14J01136
• 负责人: 綿重 達哉
• 金额: $ 1.86万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2014
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2014-04-25 至 2017-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14J01136/
• 关键词: 超伝導; 鉄系超伝導体; 熱伝導率測定; 熱ホール効果; BCS-BECクロスオーバー; 比熱測定; 走査型トンネル顕微鏡; 重い電子系; 熱伝導率; 分子線エピタキシー法; 強相関電子系; 準粒子干渉; 物性実験

当該研究者は昨年度末にドイツの強磁場施設においてFeSeの熱伝導率及び熱ホール効果の測定を行った。本年度はその測定結果について議論を行い、FeSeの超伝導相の低温高磁場領域で熱ホール角が異常を示すことを明らかにした。このことはその磁場領域で準粒子の散乱メカニズムが変化していることを示しており、そこに明確な相転移があることを強く示唆している。この異常な超伝導相の一つの候補として、n>1以上の高いランダウ準位に起因したFFLO状態が挙げられる。この結果について当該研究者は日本物理学会で口頭発表行った。また論文を執筆し、JPSJ誌に論文が掲載された。また本年度は新たに断熱法による比熱測定のシステムを立ち上げ、FeSeおよびそのS置換系の低温・磁場中での比熱測定を行った。FeSeにおいて、高磁場領域では比熱が磁場に対してスーパーリニアな振る舞いを見せ、この系ではPauli対破壊効果が非常に強いことが明らかとなった。超伝導ギャップ構造についてはFeSeおよびFe(Se,S)のいずれでもマルチギャップ的な振る舞いが観測された。FeSeにおいては、小さいほうのギャップは上部臨界磁場が4 T程度と上記の熱ホール効果の測定とコンシステントな結果が得られた。一方で、S置換していくと小さいほうのギャップが急激に抑制されていく振る舞いが観測され、ドール量x = 0.13付近で1 T程度にまで小さくなっていることが分かった。このことは鉄系超伝導体の超伝導発現機構を解明するうえで非常に重要であると考えられ、またx = 0.17付近にあるネマティック量子臨界点との関係も非常に興味深い。この結果に関しても日本物理学会で報告を行っている。

At the end of last year, the researcher carried out the measurement of the thermal conductivity and thermal conductivity of FeSe using a high-magnetic field facility. This year's measurement results were discussed and discussed, and FeSe's super-conducting phase and low-temperature and high-magnetic fields were abnormally hot and the angle was abnormal.このことはそのMagnetic field field quasi-particles scattered メカニズムが変化していることをshows しており, そこにclear なphase転movable があることをstrong くshows instigation している.このAbnormal なSuper-leading phase の一つのcandidate として, n>1 or more high いランダウ quasi-position したFFLO status がげられる. The results are based on the results of the oral presentation of the researcher by the Japan Physical Society. The author of the paper is the author, and the JPSJ journal paper is published. This year's new thermal insulation method, specific heat measurement of specific heat in a magnetic field, low temperature and magnetic field specific heat measurement of FeSe's replacement system. FeSe において, High Magnetic Field Field ではSpecific Heat が Magnetic Field に対してスーパーリニアな Vibration Dance The effect of いを见せ、この性ではPauli対壊がis very strongいことが明らかとなった. Super-guided structure についてはFeSeおよびFe(Se, S)のいずれでもマルチギャップ's な神る Dance いが観measurement された. FeSeにおいては、小さいほうのギャップはupper critical magnetic fieldが4 The degree of T is determined by the results of the measurement of the heat treatment effect mentioned above. One side, S replacement していくと小さいほうのギャップが快に suppress されていく Vibration る Dance いが観measure され, ドール amount x = 0.13 pay nearly 1 T degree にまで小さくなっていることが分かった.このことは鄄鄄鄄鄄鄄铯鄄鄄鄄铯鈥锛鈥? 0.17 The relationship between quantum critical point and quantum critical point is very interesting and interesting. The result is reported by the Japanese Physical Society.

项目成果

STM/STS測定で見る鉄系超伝導体FeSeの双晶境界における異常近接効果

STM/STS 测量观察到铁基超导体 FeSe 孪晶界的异常邻近效应

• 发表时间: 2015
• 作者: Tatsuya. Watashige;Y. Tsutsumi;T. Hanaguri;Y. Kohsaka;S. Kasahara;A. Furusaki;M. Sigrist;C. Meingast;T. wolf;H. v. Löhneysen;T. Shibauchi and Y. Matsuda;肥後あすか;山下卓也;Takashi Kameyama;綿重 達哉
• 通讯作者: 綿重 達哉

Possible time reversal symmetry breaking at the twin boundaries in FeSe studied by STM/STS

STM/STS 研究 FeSe 孪晶边界可能发生时间反转对称性破缺

• 发表时间: 2015
• 作者: Tatsuya. Watashige;Y. Tsutsumi;T. Hanaguri;Y. Kohsaka;S. Kasahara;A. Furusaki;M. Sigrist;C. Meingast;T. wolf;H. v. Löhneysen;T. Shibauchi and Y. Matsuda
• 通讯作者: T. Shibauchi and Y. Matsuda

京都大学プレスリリース 「「ボース・アインシュタイン凝縮に最も近い超伝導状態」を発見」

京都大学新闻稿“发现最接近玻色-爱因斯坦凝聚的超导态”

FeSeのネルンスト効果の観測

FeSe 中能斯特效应的观察

• 发表时间: 2014
• 作者: 川島祥;中西貴之;北川裕一;伏見公志;長谷川靖哉;下山祐介，山下卓也，遠藤僚太，綿重達哉，笠原成，小林遼，T. Wolf，H. v. Lohneysen，芝内孝禎，松田祐司
• 通讯作者: 下山祐介，山下卓也，遠藤僚太，綿重達哉，笠原成，小林遼，T. Wolf，H. v. Lohneysen，芝内孝禎，松田祐司

FeSeの高圧下高温超伝導相近傍の結晶構造

FeSe高压高温超导相附近的晶体结构

• 发表时间: 2016
• 作者: 松浦康平;細井優;石田浩祐;水上雄太;綿重達哉;笠原成;前島尚行;町田晃彦;綿貫徹;福田竜生;松田祐司;芝内孝禎
• 通讯作者: 芝内孝禎