高精度行動解析と流体力学モデルによるウミスズメ類の海中適応の研究
高精度行動解析と流体力学モデルによるウミスズメ類の海中適応の研究
批准号:
14J05363
负责人:
菊地 デイル万次郎
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2016-03-31
中文摘要
平成27年度は研究成果を学位論文にまとめた。7-8月に米国St. George島で海鳥調査を実施し、行動データを取得した。10月にPDに資格変更し、オックスフォード大学で行動データの解析に取り組んだ。【学位論文の概要】空気と水の密度は800倍異なるため、飛行と遊泳は力学的制約の異なる運動である。それにもかかわらず、ウミスズメ類など一部の鳥類は羽ばたいて飛んで泳ぐことができる。本論文ではウミスズメ科ウトウ(Cerorhinca monocerata)を研究対象とし、空中と水中を移動するうえで重要と考えられる羽ばたき運動に着目し、その力学的側面を研究した。ウトウに加速度とGPSロガーをウトウに装着することで、羽ばたき頻度、飛行・遊泳速度を計測し、ビデオ映像から翼の振り幅を計測した。その結果、ウトウは飛行では翼を広げ高頻度で羽ばたき、遊泳では翼を縮め低頻度で羽ばたくことがわかった。飛行と遊泳で羽ばたき運動が異なることが、推進にどのように貢献しているのかを調べるために推進効率の指標となるストローハル数という無次元数を計算した。ストローハル数(St)は、St = f A / Uと定義される。 fは羽ばたき頻度(Hz)、Aは翼の振り幅(m: 翼先端の振幅)、Uは前進速度(m s-1)をあらわす。ストローハル数が0.2-0.4の範囲に収まる時は羽ばたきの推進効率が高くなることが知られている。ウトウのストローハル数を計算すると、飛行(0.23)と遊泳(0.36)ともに推進効率が高くなる範囲で羽ばたいていることがわかった。このことから、ウトウ以外のウミスズメ類も飛行と遊泳で推進効率が高くなるストローハル数で羽ばたいていることが示唆される。また、飛行と遊泳で羽ばたき頻度や翼の形状を変える行動は、飛行に特化した鳥類が水中に適応する移行段階で、飛行と遊泳を両立するための行動の1つと考えられた。
英文摘要
平成27年度は研究成果を学位論文にまとめた。7-8月に米国St. George島で海鳥調査を実施し、行動データを取得した。10月にPDに資格変更し、オックスフォード大学で行動データの解析に取り組んだ。【学位論文の概要】空気と水の密度は800倍異なるため、飛行と遊泳は力学的制約の異なる運動である。それにもかかわらず、ウミスズメ類など一部の鳥類は羽ばたいて飛んで泳ぐことができる。本論文ではウミスズメ科ウトウ(Cerorhinca monocerata)を研究対象とし、空中と水中を移動するうえで重要と考えられる羽ばたき運動に着目し、その力学的側面を研究した。ウトウに加速度とGPSロガーをウトウに装着することで、羽ばたき頻度、飛行・遊泳速度を計測し、ビデオ映像から翼の振り幅を計測した。その結果、ウトウは飛行では翼を広げ高頻度で羽ばたき、遊泳では翼を縮め低頻度で羽ばたくことがわかった。飛行と遊泳で羽ばたき運動が異なることが、推進にどのように貢献しているのかを調べるために推進効率の指標となるストローハル数という無次元数を計算した。ストローハル数(St)は、St = f A / Uと定義される。 fは羽ばたき頻度(Hz)、Aは翼の振り幅(m: 翼先端の振幅)、Uは前進速度(m s-1)をあらわす。ストローハル数が0.2-0.4の範囲に収まる時は羽ばたきの推進効率が高くなることが知られている。ウトウのストローハル数を計算すると、飛行(0.23)と遊泳(0.36)ともに推進効率が高くなる範囲で羽ばたいていることがわかった。このことから、ウトウ以外のウミスズメ類も飛行と遊泳で推進効率が高くなるストローハル数で羽ばたいていることが示唆される。また、飛行と遊泳で羽ばたき頻度や翼の形状を変える行動は、飛行に特化した鳥類が水中に適応する移行段階で、飛行と遊泳を両立するための行動の1つと考えられた。
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Instantaneous acceleration vector in wing-propelled alcid during flight and swimming
飞行和游泳期间机翼推进的酸的瞬时加速度矢量
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Dale M. Kikuchi, Takuji Noda, Yutaka Watanuki, Akinori Takahashi and Yuuki Y. Watanabe]
通讯作者:
Akinori Takahashi and Yuuki Y. Watanabe
Strouhal number for flying and swimming in rhinoceros auklets Cerorhinca monocerata
犀牛海雀飞行和游泳的斯特劳哈尔数 Cerorhinca monocerata
DOI:
10.1111/jav.00642
发表时间:
2015
期刊:
Journal of Avian Biology
影响因子:
1.7
作者:
[Dale M. Kikuchi , Yutaka Watanuki , Nobuhiko Sato , Kenji Hoshina , Akinori Takahashi and Yuuki Y. Watanabe]
通讯作者:
Akinori Takahashi and Yuuki Y. Watanabe
Fluid dynamics of flight and swimming in alcid
酸性中飞行和游泳的流体动力学
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Dale M. Kikuchi, Takuji Noda, Yutaka Watanuki, Akinori Takahashi and Yuuki Y. Watanabe, Dale M. Kikuchi and Yuuki Watanabe]
通讯作者:
Dale M. Kikuchi and Yuuki Watanabe
オックスフォード大学(英国)
牛津大学(英国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
飛行動物の突起形態の機能を探る流体力学研究
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批准号:23K14269
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:菊地 デイル万次郎
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依托单位:
ウミスズメ科鳥類におけるクチバシ形態と餌運びコストの流体力学研究
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批准号:19J01870
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2019
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负责人:菊地 デイル万次郎
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依托单位:
海外基金