乳がん幹細胞の新規分子標的の同定と機能解析
乳がん幹細胞の新規分子標的の同定と機能解析
批准号:
14J05402
负责人:
富永 香菜
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2016-03-31
中文摘要
本研究では、乳がん幹細胞のスフェア形成能や腫瘍形成能に寄与する分子として発見したMICAL3の機能性を明らかにすることを目的としている。採用第1年度目には、乳がん細胞においてMICAL3のmonooxygenaseドメイン がセマフォリンシグナル下流で働くCRMP2の二量体形成を介在し、スフェア形成を促進している可能性があることを明らかにしている。今年度は、まず、セマフォリンシグナルの受容体のひとつであるNeuropilin-1に着目し実験を行った。乳がん臨床検体由来の細胞を用いてNeuropilin-1が発現している細胞の特徴を調べた結果、Neuropilin-1発現細胞にのみ乳がん幹細胞のスフェアが形成されることを見出した。また、Neuropilin-1中和抗体を用いてシグナルを抑制するとスフェア形成能が低下することが明らかになった。次に、Neuropilin-1をレセプターとしたMICAL3-CRMP2二量体化シグナルががん幹細胞の細胞分裂の時に働くのではないかと推測し検討を行うことにした。臨床検体細胞由来NP1陽性細胞を低密度で播種し、1度細胞分裂した時に、CRMP2と結合し、かつ、未分化細胞で発現すると報告されているNumbの免疫染色を行った。その結果、セマフォリン刺激下においてNP1/Numb両陽性の細胞は対称性分裂を起こすこと、また、MICAL3の発現を抑制した細胞ではNP1/Numb両陰性の細胞に分裂する割合が高くなることがわかった。したがって、セマフォリン刺激下において、MICAL3を介したCRMP2の二量体化が引き起こされることによって、Numbが安定化され、NP1陽性乳がん幹細胞の対称性分裂を伴う腫瘍形成を引き起こすことが明らかになった。
英文摘要
本研究では、乳がん幹細胞のスフェア形成能や腫瘍形成能に寄与する分子として発見したMICAL3の機能性を明らかにすることを目的としている。採用第1年度目には、乳がん細胞においてMICAL3のmonooxygenaseドメイン がセマフォリンシグナル下流で働くCRMP2の二量体形成を介在し、スフェア形成を促進している可能性があることを明らかにしている。今年度は、まず、セマフォリンシグナルの受容体のひとつであるNeuropilin-1に着目し実験を行った。乳がん臨床検体由来の細胞を用いてNeuropilin-1が発現している細胞の特徴を調べた結果、Neuropilin-1発現細胞にのみ乳がん幹細胞のスフェアが形成されることを見出した。また、Neuropilin-1中和抗体を用いてシグナルを抑制するとスフェア形成能が低下することが明らかになった。次に、Neuropilin-1をレセプターとしたMICAL3-CRMP2二量体化シグナルががん幹細胞の細胞分裂の時に働くのではないかと推測し検討を行うことにした。臨床検体細胞由来NP1陽性細胞を低密度で播種し、1度細胞分裂した時に、CRMP2と結合し、かつ、未分化細胞で発現すると報告されているNumbの免疫染色を行った。その結果、セマフォリン刺激下においてNP1/Numb両陽性の細胞は対称性分裂を起こすこと、また、MICAL3の発現を抑制した細胞ではNP1/Numb両陰性の細胞に分裂する割合が高くなることがわかった。したがって、セマフォリン刺激下において、MICAL3を介したCRMP2の二量体化が引き起こされることによって、Numbが安定化され、NP1陽性乳がん幹細胞の対称性分裂を伴う腫瘍形成を引き起こすことが明らかになった。
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Semaphorin/MICAL3/CRMP2 regulates tumor initiating activity in human breast cancer stem cells
Semaphorin/MICAL3/CRMP2 调节人乳腺癌干细胞的肿瘤起始活性
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kana Tominaga, Hajime Kanauchi, Masao, Yano,Toshihisa Ogawama, Kei-ichiro Tada, Arinobu Tojo and Noriko Gotoh]
通讯作者:
Arinobu Tojo and Noriko Gotoh
HER/NF-κB induced IGF2 loop as a fundamental mechanism for breast cancer stem and niche cell maintenance
HER/NF-κB 诱导 IGF2 环作为乳腺癌干细胞和微环境细胞维持的基本机制
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kana Tominaga, Teppei Shimamura, Yohei Shimono*, Hideshi Ishii, Hideyuki Saya, Masaki Mori, Kei-ichiro Tada, Toshihisa Ogawa, Arinobu Tojo, Satoru Miyano, Noriko Gotoh]
通讯作者:
Noriko Gotoh
Dependence on the HER2/3-NFκB-IGF2-ID1 circuit as a fundamental mechanism for stabilization of the stemness of breast cancer cells
依赖 HER2/3-NFκB-IGF2-ID1 电路作为稳定乳腺癌细胞干性的基本机制
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kana Tominaga, Teppei Shimamura, Natsuko Kimura, Takahiko Murayama, Yohei Shimono, Hideshi Ishii, Hideyuki Saya, Kei-ichiro Tada, Arinobu Tojo, Satoru Miyano, and Noriko Gotoh]
通讯作者:
and Noriko Gotoh
癌の新規分子標的MICAL3
MICAL3,一种新型癌症分子靶标
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
SURGERY FRONTIER
外科前沿
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sumi S, Yanai G, Yang K-C, Shirouzu Y, 有上貴明]
通讯作者:
有上貴明
共 9 条
乳がん肺転移ニッチを構成する肺線維芽細胞の多様性の理解と転移抑制治療への応用
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批准号:22K15515
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2022
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负责人:富永 香菜
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依托单位:
単一細胞の網羅的遺伝子発現プロファイルの統合解析による乳がん組織不均一性の解明
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批准号:16J40231
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.08万
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财政年份:2016
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负责人:富永 香菜
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依托单位:
海外基金