乳児における投射影（ｃａｓｔ　ｓｈａｄｏｗ）知覚の実験的検討

婴儿投射阴影知觉的实验研究

基本信息

批准号：
14J06887
负责人：
佐藤夏月
金额：
$ 1.86万
依托单位：
Chuo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2014
资助国家：
日本
起止时间：
2014-04-25 至 2017-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14J06887/
关键词：
乳児影知覚視知覚発達実験心理学知覚発達 cast shadow shading 影

项目摘要

前年度から論文の執筆を継続していた研究1について、国際学術雑誌「Attention, Perception & Psychophysics」誌に第１著者として掲載された。また研究2の成果は、国際学術雑誌である「Plos ONE」誌に第１著者として掲載され、国際学会であるVision Sciences Society 16th Annual Meetingおよび、日本赤ちゃん学会第17回学術集会においてポスター発表を行った。研究1・2の概要は以下記す。■研究1：生後5-8ヶ月児は投射影と陰影を手がかりに形状を知覚できるのか明らかにすることを目的とした研究を行った。実験では5-8ヶ月児を対象に、成人がボール型を知覚する陰影図形と、ディスク型を知覚する投射影図形を用い、複数の陰影(または投射影)図形の中にひとつだけ周囲と異なる投射影(または陰影)図形を検出するか検討した。その結果、図形が影として知覚できる場合にのみ、7-8ヶ月児のみ周囲と異なる図形を検出することが示され、7-8ヶ月児は陰影・投射影から、3次元形状を知覚する可能性を示した。■研究2：影の中は暗いという前提を乳児が有するか明らかにするため、影を通過する物体の不自然な明るさ変化を検出するかを、生後5-8ヶ月児を対象に検討した。実験では5-8ヶ月児を対象に、影の中を物体(ヒヨコ)が自然に通過する自然動画と、影領域では不自然に明るく変化する不自然動画に対する視覚的選好を比較した。実験の結果、7-8ヶ月児のみ不自然動画を選好した。コントロール実験において各動画から影を取除いた場合には、選好は消失した。これらの結果は、7-8ヶ月児は影の中での不自然な明るさ変化を検出できることを示唆する。生後7-8ヶ月児は、影は照明量の減少した領域であるという前提から、影を通過する物体表面の明るさを知覚する可能性が示された。

自上一年以来一直在继续撰写论文的研究1被出版为国际学术杂志“注意力，感知和心理物理学”的第一作者。研究2的结果还发表在国际学术期刊“ PLOS ONE”中的第一作者，并在国际科学技术学会第16届年会和日本婴儿科学学会的第17届学术会议上介绍了海报。研究1和2的概述如下。 ■研究1：进行了一项研究，目的是澄清5-8个月大的孩子是否可以使用投影和阴影作为线索感知形状。在实验中，我们使用了成年人感知球形状和投影图的阴影图，并检查了是否检测到是否检测到单个投影（或阴影）形状，与周围的多个阴影（或投影）图之间有所不同。结果表明，只有7-8个月大的孩子才能发现与周围的孩子只有在形状被视为阴影的形状，而7-8个月大的孩子可以从阴影和投影中感知三维形状。 ■研究2：为了澄清婴儿是否假设阴影是黑暗的，我们研究了在5-8个月大的孩子中穿过阴影的物体中亮度不自然的变化。实验是在5-8个月的儿童中进行的，以比较自然视频的视觉偏好，其中物体（小鸡）自然地通过阴影和不自然的视频，在阴影区域中，它们不自然地改变了它们。实验表明，只有7-8个月大的孩子喜欢不自然的视频。当对照实验中从每个视频中删除阴影时，偏好消失了。这些结果表明，7-8个月大的孩子可以检测阴影中的亮度变化。已经表明，假设阴影是一个降低照明的区域，则7-8个月大的孩子可以感知穿过阴影的物体表面的亮度。