公共事業を巡る報道と世論についての実践的社会科学研究

关于公共工程项目的报道和舆论的实用社会科学研究

• 批准号: 15J02923
• 负责人: 田中 皓介
• 金额: $ 1.24万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2015
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2015-04-24 至 2017-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15J02923/
• 关键词: 公共事業; メディア; 世論; 新聞; ジャーナリズム

本研究は，公共事業の実施に影響を及ぼすと考えられるマス・メディア報道に焦点を当てた研究である．本研究では報道の実態や，その報道を生み出す要因を明らかにし，適切な世論状況の形成を通して社会の漸次的な改善を期するものである．近年の日本における公共事業の削減傾向は，他の先進国でも類を見ないものであるが，その要因の一つとしてメディア報道の影響可能性が考えられ，日本，米国，英国との間で国際比較分析を行った．その結果，各国において公共事業による財政政策を批判する新聞社もあれば，肯定する新聞社も存在している，という点においては日米英に大きな差は見出しがたい可能性が明らかとなった．ただし「公共事業の中身が無駄である」という論調は欧米においてはほとんど見られないが，日本においては，景気対策としての公共事業への賛否を問わず，繰り返し批判されている様子が示された．この点は日本の新聞においてのみ見られる特殊な現象であると思われる．つまり，日本における公共事業削減は，そうした批判的な報道が影響している可能性が考えられるのである．一方で，報道の制作過程に着目し，ヒアリング調査や既存の出版物から得られたマス・メディアの内実についての知見から，報道にバイアスを生じる要因の分析を行った．その結果，記者の個人的な能力や資質の問題，メディア組織の構造上の要因，さらには情報源となる官公庁からの影響や，報道受け手の人々からの影響等が抽出された．つまり，公権力や広告主，読者，あるいは上司に対する「忖度」によって報道が影響を受ける可能性が明らかとなった．以上のように得られた本研究成果は，土木計画をはじめ公共事業を巡る報道および世論の実態を実証的に明らかにするものであり，今後公共事業の適切な実施に向けた報道および世論についての課題改善の実践・展開を考えるにあたっての，重要な知見を与えるものとなることが期待される．

This study focuses on the impact of public utilities on the environment. This study focuses on the status quo of reporting, the emergence of important factors in the formation of appropriate world opinion, and the gradual improvement of society. In recent years, Japan's public utility reduction trend, other advanced countries, such as the United States, the United Kingdom, the United States, the United States, The result is that the public utilities are critical of the news agency's existence, and the news agency's existence is critical of the public utilities 'financial policies. "Public utilities in the middle of the body is not the maximum,""middle" argument against Europe,"middle","middle","," middle "," middle ",","," middle ",",",","middle",",","," middle ",",", This is a special phenomenon in Japan.つまり，日本における公用事业削减は，そうした批判的な报道が影响している可能性が考えられるのである. On the one hand, the production process of the report is focused on, and the investigation and analysis of existing publications can gain insights into the reality of the report, and the analysis of the reasons why the report is born. As a result, the reporter's personal ability and qualification problems, the organization's structural factors, the information source, the official's influence, the reporting by the influence of the people, etc. are extracted. For example, if you want to report to the boss, you can report to the boss about the possibility of influence. The results of this study are expected to be useful for the future development of civil engineering projects and the improvement of public utility projects.

项目成果

ANALYSIS OF SELECTION BIAS IN JAPANESE MAJOR NEWSPAPERS OVER STATE OF THE UNION ADDRESS

日本主要报纸对国情咨文的选择偏差分析

• DOI: 10.2208/jscejipm.72.i_277
• 发表时间: 2016
• 期刊: Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. D3 (Infrastructure Planning and Management)
• 作者: SHIMAHARA;Koichi;嶋原耕一;嶋原耕一;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡
• 通讯作者: 田中皓介，藤井聡

公共事業を巡る日米英の新聞報道の国際比較分析

日本、美国、英国报纸对公共工程项目报道的国际比较分析

• 发表时间: 2016
• 作者: SHIMAHARA;Koichi;嶋原耕一;嶋原耕一;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡
• 通讯作者: 田中皓介，藤井聡

報道の送り手側の内実に関する文献調査に基づく公共事業批判報道の背景の考察

基于报道方事实文献调查的公共工程项目批评报道背景研究

• 发表时间: 2016
• 作者: Numajiri;R.;Tanaka;K.;Nakao;S.;Hsieh;H.;Miyakawa;A.;Kanda;Y.;Fujii;S.;田中皓介，藤井聡
• 通讯作者: 田中皓介，藤井聡

米国一般教書演説を巡る大手新聞社の報道内容分析

主要报纸对美国国情咨文报道的分析

• 发表时间: 2015
• 作者: Numajiri;R.;Tanaka;K.;Nakao;S.;Hsieh;H.;Miyakawa;A.;Kanda;Y.;Fujii;S.;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡
• 通讯作者: 田中皓介，藤井聡

報道の送り手側の内実に関するヒアリング調査に基づく公共事業批判報道の背景の考察

工务项目批评报道的背景研究——基于报道方事实的访谈调查

• 发表时间: 2016
• 作者: Numajiri;R.;Tanaka;K.;Nakao;S.;Hsieh;H.;Miyakawa;A.;Kanda;Y.;Fujii;S.;田中皓介，藤井聡;田中皓介，藤井聡
• 通讯作者: 田中皓介，藤井聡