课题基金 / 基金详情

資産の質の内生的変動と景気循環

資産の質の内生的変動と景気循環
资产质量和景气周期的内生波动
批准号:
15J11452
负责人:
福井 真夫
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2016-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
当該年度の研究は、理論モデルの構築を主として目的にしており、それに対する十分な成果を得たと考える。第一に、資産の質が景気循環を通じて内生的に変動しうるメカニズムを明らかにした。具体的には、好景気時には転売目的の投資家が増えることにより、投資家がプロジェクトの質を高めるインセンティブを削ぐというものである。理論モデルは直感的に理解しうる簡潔なものであり、それゆえに汎用可能性の広い完成度の高いものである。解析解、数値解、双方の面から分析が容易であるため、モデルの挙動を様々な面から考察することが可能となっている。第二に、好景気資産の質の低下が、経済を外生的なショックに対して脆弱にするという新たな知見を得た。こうした結果は、現実の金融危機が好景気の後に引き起こされている現実と整合的である。資産の質が劣化することによって、逆選択を通じた市場崩壊の可能性を大きくすることが背後に働くメカニズムである。既存研究では金融危機が起こるメカニズムについて様々な案が提示されてきたが、多くが「なぜ金融危機は好景気の後に起こるのか?」という問いに対して満足な問いを与えるものではなかった。本研究の画期的な意義はそれに対して一つの答えを与えたことにある。第三に、そうした脆弱性に対して取りうる政策対応も考案し、実際に特定の政策を取ることによって経済厚生を大きく向上させる可能性を提示している。まず、投資の安定化政策である。現実の投資は激しく順景気循環的であり、変動幅も大きい。本研究のシミュレーション結果によればこうした景気循環を通じた投資を安定化させることによって、金融危機等のリスクを大きく減らせ、経済全体の安定化につながることを示唆している。政策としては好景気時の過剰な投資を抑え、不況時の過小な投資を刺激することが効率的な配分を導くことになる。
英文摘要
当該年度の研究は、理論モデルの構築を主として目的にしており、それに対する十分な成果を得たと考える。第一に、資産の質が景気循環を通じて内生的に変動しうるメカニズムを明らかにした。具体的には、好景気時には転売目的の投資家が増えることにより、投資家がプロジェクトの質を高めるインセンティブを削ぐというものである。理論モデルは直感的に理解しうる簡潔なものであり、それゆえに汎用可能性の広い完成度の高いものである。解析解、数値解、双方の面から分析が容易であるため、モデルの挙動を様々な面から考察することが可能となっている。第二に、好景気資産の質の低下が、経済を外生的なショックに対して脆弱にするという新たな知見を得た。こうした結果は、現実の金融危機が好景気の後に引き起こされている現実と整合的である。資産の質が劣化することによって、逆選択を通じた市場崩壊の可能性を大きくすることが背後に働くメカニズムである。既存研究では金融危機が起こるメカニズムについて様々な案が提示されてきたが、多くが「なぜ金融危機は好景気の後に起こるのか?」という問いに対して満足な問いを与えるものではなかった。本研究の画期的な意義はそれに対して一つの答えを与えたことにある。第三に、そうした脆弱性に対して取りうる政策対応も考案し、実際に特定の政策を取ることによって経済厚生を大きく向上させる可能性を提示している。まず、投資の安定化政策である。現実の投資は激しく順景気循環的であり、変動幅も大きい。本研究のシミュレーション結果によればこうした景気循環を通じた投資を安定化させることによって、金融危機等のリスクを大きく減らせ、経済全体の安定化につながることを示唆している。政策としては好景気時の過剰な投資を抑え、不況時の過小な投資を刺激することが効率的な配分を導くことになる。
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会议论文
資産の質の内生的変動
资产质量的内生变化
DOI: --
发表时间: 2015
期刊:
影响因子: --
作者: [新井崇之, 福井真夫]
通讯作者: 福井真夫
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