マクロファージに注目した筋萎縮の分子機序の解明
マクロファージに注目した筋萎縮の分子機序の解明
批准号:
15J12117
负责人:
川西 範明
金额:
$1.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2018-03-31
中文摘要
ギプス固定は廃用性筋萎縮を引き起こすが、そのメカニズムは未だ不明瞭である。炎症は筋細胞のタンパク質分解を誘導することから、ギプス固定においても免疫細胞の浸潤を介した炎症が惹起されることが考えられる。そこで、ギプス固定後の免疫細胞の浸潤、炎症および筋萎縮に関連する細胞内情報伝達系の時間的差異を検証した。骨格筋の免疫細胞の動態についてはフローサイトメトリー法により評価した。また、筋萎縮に関連するユビキチンプロテオソームおよびオートファージの活性化を示すマーカーのタンパク質あるいは遺伝子発現はウエスタンブロット法、real-time PCR法により評価した。ギプス固定の早期には免疫細胞の骨格筋への浸潤は観察されなかったが、後期にはマクロファージと好中球が骨格筋に浸潤することが明らかになった。また、炎症のマーカーであるJNKのリン酸化はギプス固定の後期に顕著に誘導されることが明らかになった、一方で、ユビキチンリガーゼの一種であるAtrogin-1およびユビキチンリガーゼの誘導を制御するFOXO3のタンパク質発現はギプス固定の早期に増加することが明らかになった。さらに、オートファージー活性化のマーカーであるLC3-Ⅱのタンパク質発現およびp62の遺伝子発現はギプス固定の早期にのみ増加することが明らかになった。これらの結果は、ギプス固定後の免疫細胞の浸潤および炎症の増大と筋萎縮に関連する細胞内情報伝達系の活性化には時間的差異が生じることを見出した。
英文摘要
ギプス固定は廃用性筋萎縮を引き起こすが、そのメカニズムは未だ不明瞭である。炎症は筋細胞のタンパク質分解を誘導することから、ギプス固定においても免疫細胞の浸潤を介した炎症が惹起されることが考えられる。そこで、ギプス固定後の免疫細胞の浸潤、炎症および筋萎縮に関連する細胞内情報伝達系の時間的差異を検証した。骨格筋の免疫細胞の動態についてはフローサイトメトリー法により評価した。また、筋萎縮に関連するユビキチンプロテオソームおよびオートファージの活性化を示すマーカーのタンパク質あるいは遺伝子発現はウエスタンブロット法、real-time PCR法により評価した。ギプス固定の早期には免疫細胞の骨格筋への浸潤は観察されなかったが、後期にはマクロファージと好中球が骨格筋に浸潤することが明らかになった。また、炎症のマーカーであるJNKのリン酸化はギプス固定の後期に顕著に誘導されることが明らかになった、一方で、ユビキチンリガーゼの一種であるAtrogin-1およびユビキチンリガーゼの誘導を制御するFOXO3のタンパク質発現はギプス固定の早期に増加することが明らかになった。さらに、オートファージー活性化のマーカーであるLC3-Ⅱのタンパク質発現およびp62の遺伝子発現はギプス固定の早期にのみ増加することが明らかになった。これらの結果は、ギプス固定後の免疫細胞の浸潤および炎症の増大と筋萎縮に関連する細胞内情報伝達系の活性化には時間的差異が生じることを見出した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ギプス固定が骨格筋の免疫担当細胞の浸潤と炎症応答に及ぼす影響
石膏固定对骨骼肌免疫活性细胞浸润和炎症反应的影响
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[川西範明, 町田修一]
通讯作者:
町田修一
細胞間コミュニケーション因子であるエクソソームによるサルコペニアの発症機序の解明
-
批准号:23K27964
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$6.07万
-
财政年份:2024
-
负责人:川西 範明
-
依托单位:
細胞間コミュニケーション因子であるエクソソームによるサルコペニアの発症機序の解明
-
批准号:23H03274
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$12.15万
-
财政年份:2023
-
负责人:川西 範明
-
依托单位:
運動トレーニングによるメタボリックシンドローム改善の機序解明
-
批准号:11J04559
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.83万
-
财政年份:2011
-
负责人:川西 範明
-
依托单位:
海外基金