8・9世紀キリスト教世界の変容とビザンツ制度教会
8・9世紀キリスト教世界の変容とビザンツ制度教会
批准号:
16J04283
负责人:
岸田 菜摘
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31
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英文摘要
本研究では8-9世紀を中心に、東西キリスト教会世界の関係性の変化を主にビザンツ側の視点から考察することを目的とし、東西教会世界を分裂の歴史としてだけではなく、具体的な交渉の内容やそれに関わった教会人たちの言説から、相互の影響や共有する認識とその変化を考察した。当該年度は前年度に引き続き、ビザンツ帝国と西ヨーロッパ諸国の、イタリア半島南部という境界地域を舞台にした8-11世紀における政治的関係を分析した。その結果として、南イタリアの大司教区設立文書の分析からは、従来存在したとされるビザンツ側とローマ教会の対立は11世紀半ば頃まで現れず、むしろ当時のローマ教会が東西のキリスト教帝国の影響をそれぞれ受ける立場にあったと考察した。この一部は2017年6月の西洋中世学会第9回大会のポスター報告で報告し、また論文「10-11世紀南イタリアにおける大司教区設立とビザンツ=ローマ関係」として2017年12月刊行の『史潮』第82号に掲載された。次にこのような政治的力関係の存在を前提として、政治=教会思想の観点から、従来の研究ではあまり論じられることの少ないキリスト教会の「一体性」の性質について、8世紀以降のヨーロッパ世界でどのような言説が発生したのかを考察した。第二ニカイア公会議と861年・879年の公会議の議事録、ビザンツの年代記史料、教会会議の記録集を用い、キリスト教世界の一体性がどのような形で表現されていたのかを分析した。その結果、8-9世紀のイコン擁護派は東西教会が教義論争の際に皇帝からの迫害に共同して対抗したことを強調し、ローマ教会の側もこの言説を利用していたことを明らかにした。この研究成果は今後論文として投稿しつつ、博士論文の一部とする予定である。
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1054年の「相互破門」とコンスタンティノープル総主教座の展開
1054年的“相互逐出教会”与君士坦丁堡宗主教区的发展
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[千葉将希, 野口智明, 岸田菜摘, 岸田菜摘, 岸田菜摘]
通讯作者:
岸田菜摘
9世紀のビザンツ教会人から見たローマ教会
9世纪拜占庭人眼中的罗马教堂
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[千葉将希, 野口智明, 岸田菜摘, 岸田菜摘, 岸田菜摘, 岸田菜摘]
通讯作者:
岸田菜摘
10~11世紀南イタリアにおける大司教区設立とビザンツ=ローマ関係
10世纪和11世纪意大利南部大主教的建立以及拜占庭与罗马的关系
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
史潮
影响因子:
--
作者:
[千葉将希, 野口智明, 岸田菜摘]
通讯作者:
岸田菜摘
九世紀ビザンツ教会人の西方教会意識―ストゥディオスのテオドロスと総主教フォティオスの書簡に見る「西方」教会--
9世纪拜占庭教会的西方教会意识:在狄奥多鲁斯和族长佛提乌斯的书信中看到的“西方”教会。
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
早稲田大学大学院文学研究科紀要
影响因子:
--
作者:
[千葉将希, 野口智明, 岸田菜摘, 岸田菜摘]
通讯作者:
岸田菜摘
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