ジョルジュ・バタイユの芸術論の研究――芸術と生について
ジョルジュ・バタイユの芸術論の研究――芸術と生について
批准号:
16J07591
负责人:
井岡 詩子
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
まず、ジョルジュ・バタイユの初期(1930年前後)の芸術論(美術雑誌『ドキュマン』での活動)を対象とした研究をおこない、その成果を発表した。つぎに、それを戦後からバタイユの晩年にかけての芸術論を扱った前年までの研究と関連づけ、俯瞰的な視点からバタイユの芸術論全体を検討した。彼の初期の芸術論は、ディディ=ユベルマンやクラウス、ボワらによってイメージ論や現代美術論の文脈に組み込まれた。バタイユ研究に関しても彼らの影響力は強いが、それらはバタイユの思想を発展的に継承するものであり、時にバタイユの主張から逸脱する。このような状況にたいし、本研究ではバタイユのテクストの精読に力点を置くことで既往研究の見直しをおこなった。それによって、この時期のバタイユの芸術論(とりわけ創造行為論)において中心的な課題が模倣芸術への反抗であることを明らかにした。バタイユにとって模倣芸術への反抗は、至高で自由な生の回復を目指したひとつの手段となり得る。以上のような初期の芸術論を対象とした研究を進めたことで、バタイユの芸術論(とりわけ造形芸術論)を網羅的に取り上げる一連の作業が完了した。それらを踏まえ、芸術論全体を俯瞰した考察を進めた。バタイユの芸術論に一貫した傾向として、「幼年期」的な生、あるいは「子ども」の態度への志向があるという観点に立ち、個々の芸術論を「幼年期」あるいは「子ども」のあり方のバリエーションを示すものと捉えた。それによって、別々に発表された諸芸術論の関係性を浮き彫りにし、議論の発展の過程を跡づけた。くわえて、はじめは芸術論と関わりのない文脈で用いられていた「自己意識」概念が、晩年の著作では芸術のひとつの目的とされることに着目し、「自己意識」概念の内実の変遷を辿ることで、バタイユにおける芸術の意義の変化を考察した。こうして、バタイユの芸術論全体について新たな見解を示し得たと考える。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
バタイユのエロティスム論におけるイメージの使用と意義――『エロスの涙』考察
巴塔耶情欲理论中意象的运用及其意义——《爱欲之泪》研究
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子]
通讯作者:
井岡詩子
だれが「虚構」を悦ぶのか?――アンフォルム再論
谁喜欢“小说”?
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
『多様体』
影响因子:
--
作者:
[井岡詩子]
通讯作者:
井岡詩子
だれが「虚構」を悦ぶのか?――もうひとつの「アンフォルム」のために
谁喜欢“小说”?
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子]
通讯作者:
井岡詩子
ジョルジュ・バタイユのエロティスム論におけるイメージのはたらき――『エロスの涙』をめぐって――
乔治·巴塔耶情欲理论中的意象功能——论《爱欲之泪》
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
『美学』
影响因子:
--
作者:
[井岡詩子, 井岡詩子]
通讯作者:
井岡詩子
理性の使用価値――ジョルジュ・バタイユのサド論について
理性的使用价值:乔治·巴塔耶的萨德理论
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
『表象』
影响因子:
--
作者:
[井岡詩子, 井岡詩子, 井岡詩子]
通讯作者:
井岡詩子
共 6 条
バタイユのイメージ論における物質性の研究:固定性と持続性の観点から
-
批准号:22KJ2872
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.33万
-
财政年份:2023
-
负责人:井岡 詩子
-
依托单位:
海外基金