行動中マウスの膜電位イメージングによる能動的嗅覚受容機構の解明
行動中マウスの膜電位イメージングによる能動的嗅覚受容機構の解明
批准号:
18J00899
负责人:
稲垣 成矩
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-25 至 2021-03-31
中文摘要
匂い認識の第一段階は、嗅神経細胞による匂い分子の識別である。個々の嗅神経細胞ではそれぞれただ一種類の嗅覚受容体が発現しており、匂い分子との親和性を反映した組み合わせコードとして、匂い情報が読み取られる。従来、混合臭に対する嗅神経細胞の応答は、個々の匂い成分に対する応答の線形的な足し算になると考えられてきた。しかしながら前年度、報告者は、高感度な計測手法である二光子蛍光カルシウムイメージングを用いることで、実際には混合臭に対する応答が拮抗的に抑制される“拮抗作用”や、相乗的に増強される“相乗効果”が生じることを見いだした。そこで当該年度では、引き続き嗅神経細胞の匂い応答を計測することで、混合臭に対する非線形応答の法則性を明らかにすることを目指した。その結果、高濃度の混合臭(3% v/v)をマウスに嗅がせたところ、相乗効果はほとんど確認できなかったのに対し、拮抗作用は最大16%の細胞において確認された。また逆に低濃度の混合臭(0.3% v/v)では、拮抗作用はほとんど確認されなかったのに対し、相乗効果は最大28%の細胞において確認された。以上の実験から、混合臭の濃度によっては、拮抗作用と相乗効果が偏って生じる傾向にあることが明らかとなった。拮抗作用は、匂い分子が拮抗阻害薬として機能する稀な現象として、過去に何例か報告されていたが、本研究によってはじめて生体内で広く見られる現象であることが明らかになった。一方で、相乗効果に関しては、本研究によって発見された全く未知の現象であるため、今後、詳細な分子メカニズムを調べる必要があるだろう。最終的に、本研究における三年間の成果はCell Reports誌に掲載され、新聞等で広く紹介されるに至った。
英文摘要
匂い認識の第一段階は、嗅神経細胞による匂い分子の識別である。個々の嗅神経細胞ではそれぞれただ一種類の嗅覚受容体が発現しており、匂い分子との親和性を反映した組み合わせコードとして、匂い情報が読み取られる。従来、混合臭に対する嗅神経細胞の応答は、個々の匂い成分に対する応答の線形的な足し算になると考えられてきた。しかしながら前年度、報告者は、高感度な計測手法である二光子蛍光カルシウムイメージングを用いることで、実際には混合臭に対する応答が拮抗的に抑制される“拮抗作用”や、相乗的に増強される“相乗効果”が生じることを見いだした。そこで当該年度では、引き続き嗅神経細胞の匂い応答を計測することで、混合臭に対する非線形応答の法則性を明らかにすることを目指した。その結果、高濃度の混合臭(3% v/v)をマウスに嗅がせたところ、相乗効果はほとんど確認できなかったのに対し、拮抗作用は最大16%の細胞において確認された。また逆に低濃度の混合臭(0.3% v/v)では、拮抗作用はほとんど確認されなかったのに対し、相乗効果は最大28%の細胞において確認された。以上の実験から、混合臭の濃度によっては、拮抗作用と相乗効果が偏って生じる傾向にあることが明らかとなった。拮抗作用は、匂い分子が拮抗阻害薬として機能する稀な現象として、過去に何例か報告されていたが、本研究によってはじめて生体内で広く見られる現象であることが明らかになった。一方で、相乗効果に関しては、本研究によって発見された全く未知の現象であるため、今後、詳細な分子メカニズムを調べる必要があるだろう。最終的に、本研究における三年間の成果はCell Reports誌に掲載され、新聞等で広く紹介されるに至った。
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63. 蛍光タンパク質 vi. 脳活動計測のための膜電位プローブ
63.用于测量大脑活动的荧光蛋白vi。
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
実験医学
影响因子:
--
作者:
[Inagaki S, Iwata R, Iwamoto M, Imai T., 鈴 木 和 志 ・稲 垣 成 矩 ・松 田 知 己 ・永 井 健 治, 稲垣 成矩・永井 健治, 鈴木和志・稲垣成矩・松田知己・永井健治, 稲垣成矩・揚妻正和・永井健治]
通讯作者:
稲垣成矩・揚妻正和・永井健治
化学発光と蛍光(ナノ・ランタン)
化学发光和荧光(纳米镧)
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
再生医療
影响因子:
--
作者:
[Inagaki S, Iwata R, Iwamoto M, Imai T., 鈴 木 和 志 ・稲 垣 成 矩 ・松 田 知 己 ・永 井 健 治, 稲垣 成矩・永井 健治, 鈴木和志・稲垣成矩・松田知己・永井健治]
通讯作者:
鈴木和志・稲垣成矩・松田知己・永井健治
Widespread inhibition and modulation in mouse olfactory sensory neurons in vivo
体内小鼠嗅觉感觉神经元的广泛抑制和调节
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Inagaki Shigenori, Iwata Ryo, Imai Takeshi]
通讯作者:
Imai Takeshi
DOI:
10.1038/s41598-019-43897-x
发表时间:
2019-05-16
期刊:
SCIENTIFIC REPORTS
影响因子:
4.6
作者:
[Inagaki, Shigenori, Agetsuma, Masakazu, Nagai, Takeharu]
通讯作者:
Nagai, Takeharu
細胞・個体イメージング用光学プローブの開発
开发用于细胞/个体成像的光学探针
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
化学工業
影响因子:
--
作者:
[鈴木和志, 稲垣成矩, 松田知己, 永井健治]
通讯作者:
永井健治
共 15 条
嗅覚受容体における匂いの混合物応答モデルの確立
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批准号:24K01702
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2024
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负责人:稲垣 成矩
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依托单位:
哺乳類の多細胞組織や器官をex vivoで生きたまま解析可能な透明化法の開発
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批准号:22K18373
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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资助金额:$16.64万
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财政年份:2022
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负责人:稲垣 成矩
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依托单位:
悪臭が香りの引き立て役となる仕組みの解明
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批准号:21H02140
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.65万
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财政年份:2021
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负责人:稲垣 成矩
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依托单位:
新規発光膜電位センサーを用いたマウスの運動指令形成メカニズム解明
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批准号:16J00111
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2016
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负责人:稲垣 成矩
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依托单位:
海外基金