芸術活動における「地方色」の受容と創出

艺术活动中“乡土色彩”的接受和创造

• 批准号: 18K00152
• 负责人: 上村 博
• 金额: $ 2万
• 依托单位: Kyoto University of the Arts
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K00152/
• 关键词: サイトスペシフィック; 美術館; 場所固有性; コミュニティスペシフィック; コミュニティアート; 地方色; 民藝; ネオ民藝; 工芸; 地域性; 目利き; 職人; アマチュア; 風景; 植民地主義; ピクチャレスク; 異国; 芸術祭; 自然化; コレクショニズム; 郷土; 芸術教育; 東アジア; ローカリズム; 地域芸術祭; 文化観光; オリエンタリズム

2022年度は、「地方色」概念の受容にあたって、そのひとつの今日的な現れである「場所固有の芸術」（サイト・スペシフィック・アート）という概念と、それに関連する共同体での芸術活動の問題を中心に研究を進めた。普遍的な美的規範に対して美的価値の個別性や相対性を重視する近代芸術にとっては、文化的中心に対して地方が、合理的精神に対して感性や身体性が強調される傾向にある。アカデミックな制度のなかで伝統的な美的規範が強く残る一方、地方的な題材や地方色の表現が重視されはじめたのはそのためである。そして「場所固有の」芸術という性格づけも、それに繋がっている。1960年代末から徐々に広がってきた場所固有性の芸術は一見すると芸術上のモダニズムへの異議申し立てであり、美術館の展示作品に代表されるような制度的な芸術に対する批判的表明として位置づけられることが多かった。しかし実際のところ、場所固有の芸術という概念は、むしろきわめて近代的な芸術観に根ざしたものであり、美術館などの近代的制度と共に誕生したといってもよい。ルーヴルをはじめとする近代的美術館の草創期以来、繰り返し美術館という展示空間での芸術経験が批判されてきたが、それは他方で個人の親密な作品経験を理想的な環境において充実させたいという動機に基づいており、いわば美術館以上に近代的な芸術経験を徹底させているという側面がある。20世紀後半の場所固有の芸術も、その意味では大きく近代的な芸術経験の範疇に収まってしまう。その一方で1990年代以降、共同体固有（コミュニティ・スペシフィック）の芸術ともいえるような参加型芸術や地元住民と芸術家のワークショップが多く行われるようになるが、しかしそこでは近代的な芸術経験が必ずしも意図されていないことにより、却って既成の地域アイデンティティや価値観の反復に陥っている情況も観察された。

In 2022, the concept of "local color" was accepted, and today's research was carried out on the concept of "local color" and the problem center of community technical activities. Universal beauty norms, individual beauty values, relative importance, modern culture, cultural center, place, rational spirit, sensibility, and physical emphasis. The standard of beauty of the system is strong, the theme of the place is strong, and the performance of the place is important. "The place is inherent" in the art of character,"the place is inherent" in the art of character,"the place is inherent" in the art of character. In the late 1960s, the exhibition works of art represented the criticism of the art system. The concept of art is born in the modern era, and the art museum is born in the modern era. Since the early days of modern art museums, art galleries have exhibited space, art culture, criticism, and opposition to others 'personal intimate works, ideal environment, motivation, foundation, and background. In the second half of the 20th century, the inherent art and culture of the place have changed from the modern art to the modern art and culture. In the 1990s and 1990s, the community's inherent technology and technology have been involved in the development of modern technology and technology, and the local residents and artists have been involved in the development of modern technology.

项目成果

Cultural Tourism or Collection of Sites

文化旅游或遗址收藏

• 发表时间: 2019
• 作者: 上村博;上村博;Hiroshi Uemura;上村博;上村博;Hiroshi UEMURA
• 通讯作者: Hiroshi UEMURA

郷土を描く ― 二十世紀初頭の月並みな地方色について ―

描绘故乡——关于20世纪初常见的乡土色彩——

• 发表时间: 2019
• 期刊: 京都造形芸術大学紀要
• 作者: 上村博;上村博;Hiroshi Uemura;上村博
• 通讯作者: 上村博

21st International Congress of Aesthetics

第21届国际美学大会

• 发表时间: 2019

L’Art in situ ou le site comme art : un mode de reception japonaise de l’art contemporain

现场艺术或现场艺术：当代艺术的日本接待模式

• DOI: 10.35562/iris.1186
• 发表时间: 2020
• 期刊: Iris
• 作者: 上村博;上村博;Hiroshi Uemura
• 通讯作者: Hiroshi Uemura

異国趣味、異性装、作品経験

异国情趣、异装癖、工作经验

• 发表时间: 2018
• 期刊: 京都造形芸術大学紀要
• 作者: 上村博;上村博;Hiroshi Uemura;上村博;上村博
• 通讯作者: 上村博