Art works and the sense of smell
Art works and the sense of smell
批准号:
21K18328
负责人:
出 佳奈子
金额:
$3.99万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-07-09 至 2024-03-31
中文摘要
香りと美術作品の関係、さらには香りをともなう作品が鑑賞者に及ぼす影響を探るため、以下の調査・実験を行った。第一に、香りをともなう過去の宗教作品に注目し、それらの作品と香りが観者にどのように働きかけ、またどのように受け止められていたのかを明らかにするため、キリスト教の文脈で香りに言及した文献を調査し、受容者(=信者)と香りの関係を明らかにしていった。また、仏教における仏像と香りの関係にも注目し、制作当時胎内に香を収納されていたことが判明している神奈川県立歴史博物館所蔵の《菩薩半跏像》の実地調査を行い、内容物の確認をした。仏像の体内に香を収納する習慣についてはいくつかの経典においても説かれており、頻繁に行われていたことが推測される。とはいえ、胎内の収納物が現存する例は稀であり、また内蔵物が確認されていたとしても、納められていた香がどのような材料で作られ、どのような香りを持っていたのかを科学的の調査した例はない。そこで、上述の菩薩半跏像内にあった香の構造を、ガスクロマトグラフィで化学的に分析する準備のため、他の香料を用いた試験的な実験を行った。第二に、香りをともなう作品鑑賞とともなわない作品鑑賞が人の脳にどのように作用しているのかを明らかとするため、脳波計を用いた実験を実施した。具体的には、被験者の頭部に脳波測定のための電極を取り付け、モニター用の画面に白檀による木彫作品を映し、画面を視覚のみでとらえた時と、木彫の材料である白檀の木屑の匂いを嗅ぎながらとらえた時とで、脳の反応がどのように変化するかを確認した。これによって、香りをともなう時の方が脳の反応が大きくなる傾向にあることは明らかとなったがら、被験者の年齢や性別によって異なる場合があることも判明した。第三に、白檀・榧・シナで制作した同じデザインの彫刻を展示し、香りをともなう鑑賞体験を実施し、アンケート調査を行った。
英文摘要
香りと美術作品の関係、さらには香りをともなう作品が鑑賞者に及ぼす影響を探るため、以下の調査・実験を行った。第一に、香りをともなう過去の宗教作品に注目し、それらの作品と香りが観者にどのように働きかけ、またどのように受け止められていたのかを明らかにするため、キリスト教の文脈で香りに言及した文献を調査し、受容者(=信者)と香りの関係を明らかにしていった。また、仏教における仏像と香りの関係にも注目し、制作当時胎内に香を収納されていたことが判明している神奈川県立歴史博物館所蔵の《菩薩半跏像》の実地調査を行い、内容物の確認をした。仏像の体内に香を収納する習慣についてはいくつかの経典においても説かれており、頻繁に行われていたことが推測される。とはいえ、胎内の収納物が現存する例は稀であり、また内蔵物が確認されていたとしても、納められていた香がどのような材料で作られ、どのような香りを持っていたのかを科学的の調査した例はない。そこで、上述の菩薩半跏像内にあった香の構造を、ガスクロマトグラフィで化学的に分析する準備のため、他の香料を用いた試験的な実験を行った。第二に、香りをともなう作品鑑賞とともなわない作品鑑賞が人の脳にどのように作用しているのかを明らかとするため、脳波計を用いた実験を実施した。具体的には、被験者の頭部に脳波測定のための電極を取り付け、モニター用の画面に白檀による木彫作品を映し、画面を視覚のみでとらえた時と、木彫の材料である白檀の木屑の匂いを嗅ぎながらとらえた時とで、脳の反応がどのように変化するかを確認した。これによって、香りをともなう時の方が脳の反応が大きくなる傾向にあることは明らかとなったがら、被験者の年齢や性別によって異なる場合があることも判明した。第三に、白檀・榧・シナで制作した同じデザインの彫刻を展示し、香りをともなう鑑賞体験を実施し、アンケート調査を行った。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
オルカーニャ作タベルナーコロ:14世紀フィレンツェにおけるその信仰とペストとの関連
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批准号:05J03165
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2005
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负责人:出 佳奈子
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依托单位:
海外基金