細胞及び腫瘍に生じるクラスター損傷の可視化と修復機構の解明
細胞及び腫瘍に生じるクラスター損傷の可視化と修復機構の解明
批准号:
21K12248
负责人:
中野 敏彰
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
放射線は飛跡に沿って分子を電離し、その結果、照射された細胞では、飛跡と重なるDNA部位に高密度な損傷(クラスター損傷、高複雑度DSB)が生じると考えられている。しかしこれまでに、高密度損傷の存在を実証した研究はなされていない。そこで、私たちはこれまでに原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、クラスター損傷を個別に可視化・検出する方法を確立し、放射線を照射したプラスミドに生じた損傷の解析を行った。その方法を用いて、LETの増加に伴ってクラスター損傷を伴う損傷が増加することを明らかにした。前年度ではさらに、AFMによるDNA損傷の可視化分析技術を発展的に展開し、放射線を照射した細胞や腫瘍中のDNAでも検討する方法を確立した。その結果、細胞や腫瘍中に生じた塩基損傷、クラスターダメージ、DSB末端に塩基損傷を含む新たなDNA損傷の直接観察が可能となった。今年度はこの方法を用いてDNA修復欠損細胞(BER, NER,HR, NHEJ, FANC機構)で損傷毎の損傷の修復速度の検討を行い、クラスターダメージや高複雑度DSBがどのような修復機構で修復されるのか特定した。またクラスター損傷を含むモデル基質を調整し、精製DNAグリコシラーぜの働きを分析することで、複雑度の高いDNA損傷がどのように生成されるのか推測した。さらにこれらのDNA修復欠損細胞の放射線に対する感受性を求めることにより、個々のDNA損傷と細胞致死との関連性を考察した。
英文摘要
放射線は飛跡に沿って分子を電離し、その結果、照射された細胞では、飛跡と重なるDNA部位に高密度な損傷(クラスター損傷、高複雑度DSB)が生じると考えられている。しかしこれまでに、高密度損傷の存在を実証した研究はなされていない。そこで、私たちはこれまでに原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、クラスター損傷を個別に可視化・検出する方法を確立し、放射線を照射したプラスミドに生じた損傷の解析を行った。その方法を用いて、LETの増加に伴ってクラスター損傷を伴う損傷が増加することを明らかにした。前年度ではさらに、AFMによるDNA損傷の可視化分析技術を発展的に展開し、放射線を照射した細胞や腫瘍中のDNAでも検討する方法を確立した。その結果、細胞や腫瘍中に生じた塩基損傷、クラスターダメージ、DSB末端に塩基損傷を含む新たなDNA損傷の直接観察が可能となった。今年度はこの方法を用いてDNA修復欠損細胞(BER, NER,HR, NHEJ, FANC機構)で損傷毎の損傷の修復速度の検討を行い、クラスターダメージや高複雑度DSBがどのような修復機構で修復されるのか特定した。またクラスター損傷を含むモデル基質を調整し、精製DNAグリコシラーぜの働きを分析することで、複雑度の高いDNA損傷がどのように生成されるのか推測した。さらにこれらのDNA修復欠損細胞の放射線に対する感受性を求めることにより、個々のDNA損傷と細胞致死との関連性を考察した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
原子間力顕微鏡を用いた変異原物質や放射線で生じる DNA損傷の直接観察
使用原子力显微镜直接观察诱变剂和辐射引起的 DNA 损伤
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中野 敏彰, 赤松 憲, 津田 雅貴, 井出 博, 鹿園 直哉]
通讯作者:
鹿園 直哉
電離放射線を照射したTK6細胞におけるゲノムDNAの原子間力顕微鏡(AFM)による直接可視化
通过原子力显微镜 (AFM) 直接可视化经电离辐射照射的 TK6 细胞中的基因组 DNA
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中野敏彰, 赤松憲, 津田雅貴, 井出博, 鹿園直哉]
通讯作者:
鹿園直哉
azadCによって生じるDNMT1-DPC損傷の修復に関わるSPRTN経路とプロテオーム依存的な経路の解明
阐明参与 azadC 引起的 DNMT1-DPC 损伤修复的 SPRTN 通路和蛋白质组依赖性通路
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中野敏彰 ,津田雅貴 ,森脇隆仁 ,笹沼博之 ,川西優喜 ,鹿園直哉 ,井出博 , 田野 恵三]
通讯作者:
田野 恵三
Direct visualization of isolated and clustered DNA damage using atomic force microscope (AFM) in TK6 cells exposed to ionizing radiation
使用原子力显微镜 (AFM) 直接观察暴露于电离辐射的 TK6 细胞中孤立和聚集的 DNA 损伤
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nakano Toshiaki, Akamatsu Ken, Shikazono Naoya]
通讯作者:
Shikazono Naoya
放射線照射した細胞に生じるDNA損傷の分子レベルでの可視化と解析
在分子水平上对受辐射细胞中发生的 DNA 损伤进行可视化和分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中野 敏彰, 赤松 憲, 鹿園 直哉]
通讯作者:
鹿園 直哉
共 6 条
一酸化窒素により生じるDNA損傷の遺伝的影響と修復機構の解明
-
批准号:04J05228
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:2004
-
负责人:中野 敏彰
-
依托单位: