使役交替に基づく北海道方言「ラサル」の形態統語的研究
使役交替に基づく北海道方言「ラサル」の形態統語的研究
批准号:
21K12986
负责人:
並木 翔太郎
金额:
$2.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究の目的は、北海道方言の自発の助動詞「ラサル」の統一的な説明に向けて、(1) 使役交替をする動詞におけるラサル文の成立条件を明らかにし、(2) その結果を包括的に説明する理論を構築することを目的とすることである。本研究では、Jacobsen (1992) がまとめた使役交替をする動詞の分類に基づき、自他動詞のどちらにラサルが付加されるかについて100名規模のインフォーマント調査を実施することで言語事実を収集するとともに、得られた調査結果を包括的に説明する理論構築を目指す。令和4年度は、昨年度に引き続き、北海道方言母語話者に対するラサル文のインフォーマント調査を実施した。具体的には、Jacobsen (1992) を援用して使役交替を起こす動詞を15に分類し、個々の類に属す動詞に対して「ラサル」との共起可能性を調査した。昨年度と合わせて、当初の計画通り100名から調査の結果をえることができた。また、昨年度より実施しているSNS等でのデータ収取も引き続き行い、インフォーマント調査で容認性が低い結果となったデータの使用事例がないかを調査した。令和3年度から収集してきた以上のデータから、それぞれの分類において、原則的には、ラサルは自動詞と他動詞のいずれかとしか共起しないという相補性を確認することができた。一部の例外として、音韻的な言いづらさの理由から、本来であれば共起しないと考えられる動詞とラサルが、ある程度の生産性をもって共起することがある事実も明らかとなった。
英文摘要
本研究の目的は、北海道方言の自発の助動詞「ラサル」の統一的な説明に向けて、(1) 使役交替をする動詞におけるラサル文の成立条件を明らかにし、(2) その結果を包括的に説明する理論を構築することを目的とすることである。本研究では、Jacobsen (1992) がまとめた使役交替をする動詞の分類に基づき、自他動詞のどちらにラサルが付加されるかについて100名規模のインフォーマント調査を実施することで言語事実を収集するとともに、得られた調査結果を包括的に説明する理論構築を目指す。令和4年度は、昨年度に引き続き、北海道方言母語話者に対するラサル文のインフォーマント調査を実施した。具体的には、Jacobsen (1992) を援用して使役交替を起こす動詞を15に分類し、個々の類に属す動詞に対して「ラサル」との共起可能性を調査した。昨年度と合わせて、当初の計画通り100名から調査の結果をえることができた。また、昨年度より実施しているSNS等でのデータ収取も引き続き行い、インフォーマント調査で容認性が低い結果となったデータの使用事例がないかを調査した。令和3年度から収集してきた以上のデータから、それぞれの分類において、原則的には、ラサルは自動詞と他動詞のいずれかとしか共起しないという相補性を確認することができた。一部の例外として、音韻的な言いづらさの理由から、本来であれば共起しないと考えられる動詞とラサルが、ある程度の生産性をもって共起することがある事実も明らかとなった。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ラサル文における結合価減少と格標示 ―非意図用法を中心に―
lasal 句子中的化合价降低和格标记 - 关注非有意使用 -
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
SCU Journal of Design & Nursing
影响因子:
--
作者:
[川井友子, 大澤恵里, 溝口愛, 荒井隆行, 佐藤亮輔, 佐藤亮輔, 佐藤亮輔, 島越郎・富澤直人・小川芳樹・土橋善仁・佐藤陽介・ルプシャ コルネリア(編)佐藤亮輔他(著), 並木翔太郎]
通讯作者:
並木翔太郎
位置変化・状態変化表現における語彙的意味と談話の役割に関する研究
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批准号:13J01094
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.64万
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财政年份:2013
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负责人:並木 翔太郎
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依托单位: