课题基金 / 基金详情

美術と自然物標本をめぐる比較芸術的研究

美術と自然物標本をめぐる比較芸術的研究
艺术与自然标本的比较艺术研究
批准号:
22K00192
负责人:
今橋 理子
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31

项目摘要

项目成果

今橋 理子的其他基金

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中文摘要
翻译
本研究課題では、おもに18-20世紀日本における「自然物標本の芸術化」の事例として、「さく葉」や「印葉図」を用いた絵画芸術を扱っている。2022年度は特に秋田地方に伝承される「秋田蕗摺」に関する研究をほぼ完成させ、『学習院女子大学紀要』第25号、2023年3月)に論文を発表した。今回の論文では特に、近代美術との関係において「夏目漱石詩平福百穂画幅」(東北大学附属図書館蔵)を取り上げた。本作品は従来、「平福百穂が作成した秋田蕗摺絵に夏目漱石が書を揮毫した作品」という文脈で説明され、漱石の代表的書作品の1つとして高い評価を得てきた。しかしながら、研究代表者はこれまでの研究成果を踏まえて、この秋田蕗摺絵は百穂に拠るものではなく、一子相伝にて「秋田蕗摺」の制作技法を伝承してきた「宮越家」の、第2代目精之進の手による作品であることを立証した。また一方、秋田蕗摺は「1862年に初代宮越精次郎が考案し、一子相伝・男子のみで伝承してきた」との伝承が現在も人口に膾炙おり、また明治10(1877)年第1回内国勧業博覧会にて、2代目精之進が褒賞を受けている事実が知られている。だが研究代表者はこのたび、『明治十年内国勧業博覧会賞牌褒状授与人名録』(内国勧業博覧会事務局刊、1879年、国立国会図書館蔵)の中に、「褒状 堺五兵衛」という記述を新たに確認した。つまり、従来「秋田蕗摺」は宮越家だけによって伝承されてきたと言われてきたが、元来は複数の家系によってその制作技法が伝承されていた可能性が高いのである。代表者は昨年度までに発表した論文の中で、宮越家以前の蕗摺技法――言い換えれば「旧来法」による秋田蕗摺作品の存在を指摘しているが、それらに見る印葉図技法と宮越家流の技法は明らかに異なっており、初代精次郎が創始したという技法は、そうした「旧来法」を刷新する奥秘であった可能性が高いのである。
英文摘要
本研究課題では、おもに18-20世紀日本における「自然物標本の芸術化」の事例として、「さく葉」や「印葉図」を用いた絵画芸術を扱っている。2022年度は特に秋田地方に伝承される「秋田蕗摺」に関する研究をほぼ完成させ、『学習院女子大学紀要』第25号、2023年3月)に論文を発表した。今回の論文では特に、近代美術との関係において「夏目漱石詩平福百穂画幅」(東北大学附属図書館蔵)を取り上げた。本作品は従来、「平福百穂が作成した秋田蕗摺絵に夏目漱石が書を揮毫した作品」という文脈で説明され、漱石の代表的書作品の1つとして高い評価を得てきた。しかしながら、研究代表者はこれまでの研究成果を踏まえて、この秋田蕗摺絵は百穂に拠るものではなく、一子相伝にて「秋田蕗摺」の制作技法を伝承してきた「宮越家」の、第2代目精之進の手による作品であることを立証した。また一方、秋田蕗摺は「1862年に初代宮越精次郎が考案し、一子相伝・男子のみで伝承してきた」との伝承が現在も人口に膾炙おり、また明治10(1877)年第1回内国勧業博覧会にて、2代目精之進が褒賞を受けている事実が知られている。だが研究代表者はこのたび、『明治十年内国勧業博覧会賞牌褒状授与人名録』(内国勧業博覧会事務局刊、1879年、国立国会図書館蔵)の中に、「褒状 堺五兵衛」という記述を新たに確認した。つまり、従来「秋田蕗摺」は宮越家だけによって伝承されてきたと言われてきたが、元来は複数の家系によってその制作技法が伝承されていた可能性が高いのである。代表者は昨年度までに発表した論文の中で、宮越家以前の蕗摺技法――言い換えれば「旧来法」による秋田蕗摺作品の存在を指摘しているが、それらに見る印葉図技法と宮越家流の技法は明らかに異なっており、初代精次郎が創始したという技法は、そうした「旧来法」を刷新する奥秘であった可能性が高いのである。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「秋田蕗摺が辿った近代――近世日本における「印葉図」誕生に関する考察(下-2)」
《秋田吹折的近代史:近代日本“inhazu”诞生研究(第2-2部分)》
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: 『学習院女子大学紀要』
影响因子: --
作者: [グレゴワール・シャマユー, 信友 建志, 肥田路美, 肥田路美, 杜暁勤・河野貴美子, 山川 曉, 山川 曉, 今橋理子]
通讯作者: 今橋理子
江戸時代〈庭園画〉の成立と展開-博物学と大名文化の視点から
18-19世紀日本およびヨーロッパにおける博物学・博物図譜の比較研究
  • 批准号:
    07710033
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
  • 资助金额:
    $0.7万
  • 财政年份:
    1995
  • 负责人:
    今橋 理子
  • 依托单位: