Fundamental research for Literature of Anti-Christian sentiment

反基督教情绪文学基础研究

• 批准号: 22K00317
• 负责人: 南郷 晃子
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Momoyama Gakuin University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K00317/
• 关键词: キリシタン文学; 反キリシタン文学; 吉利支丹由来記; 大航海時代; 吉利支丹; 切支丹; キリシタン; 切支丹宗門来朝実記; 実録; 排耶書

2022年度の最も重要な研究成果として、説話文学会12月長崎例会におけるシンポジウム「キリシタン文化と説話文学―16世紀前後の〈異文化交流文学史〉」において本研究グループメンバーが登壇し、研究成果の一部を発表したことが挙げられる。本研究は従来十分に研究されてきたとは言いがたい、反キリシタン文学研究を進めるための基盤形成を目的としている。幅広い角度からキリシタン文学、反キリシタン文学について「説話」という切り口とともにメンバーが報告した説話文学会のシンポジウムは、本研究の目的に叶うものであったと考えられる。「基盤形成」のためには研究分野全体の活性化が不可欠だと考えられるが、シンポジウムを介し研究課題の重要性を再確認すると共に、広く説話研究者に反キリシタン文学・キリシタン文学を説話として考察することの可能性を周知することが叶った。また南郷報告においては当研究課題の中心においた「吉利支丹由来記」を取り上げ、同書が近世後期に広く流布した実録系のキリシタン写本より遡る可能性が高いこと、同書からキリシタン実録類へ至るいくつかの段階があることを示した。これにより、実在のキリシタンへの警鐘として著された反キリシタン作品と、イマジナリーな「キリシタン」を消費するいわば娯楽作品の間をなすものについての研究を進めることができたと考える。併せて2022年度はキリシタン文献の読書会を継続し『吉利支丹由来記』を一通り読み終えることができた。現在はやはり詳細が明らかではない反キリシタン作品のひとつである『喜利志祖仮名書』を、研究メンバーのシュウェマー・パトリックの尽力により、順当に読み進めている。同書を扱うことで、「反キリシタン文学」が宣教のために用いられた国外の作品世界の影響を受けながら成立していったことが明らかになりつつある。

The most important research results of 2022 will be presented at the December Nagasaki Meeting of the Society of Speech Literature."Cultural and Speech Literature: A History of Intercultural Communication Literature around the 16th Century." This study is aimed at the development of literature research and the formation of the foundation. The purpose of this study is to examine the relationship between literature and anti-literature. The importance of the research topic should be reconfirmed. The possibility of the research topic should be known. In the middle of the research topic, the author selected "The Origin of Jili Zhidan" and the possibility that the same book was distributed in the late modern times. This is the first time that we've had a chance to study the art of painting. In addition, the 2022 annual literature conference will be held on the basis of the "Ji Li Zhi Dan Origin". Now, we are going to make a detailed study of the works of "Xi Li Zhi Zu Ming Shu" and try our best to improve them. The same book "anti-literature" has been used to influence the world of foreign works.

项目成果

「キリシタン文学を日本文学として読む―ヨーロッパの原典に当たって」

“把基督教文学当作日本文学来读：关于欧洲原文”

• 发表时间: 2022
• 作者: 西山康一;掛野剛史;竹本寛秋;荒井真理亜;庄司達也;久保堅一;久保堅一;和田琢磨;和田琢磨;小峯和明;田中 康二;小峯和明;田中 康二;パトリック・シュウェマー
• 通讯作者: パトリック・シュウェマー

戦国の藤木史学を往く

回顾战国时代藤木的历史

• 发表时间: 2022
• 期刊: アジア遊学276『村と民衆の戦国時代史―藤木久志の歴史学』
• 作者: 西山康一;掛野剛史;竹本寛秋;荒井真理亜;庄司達也;久保堅一;久保堅一;和田琢磨;和田琢磨;小峯和明;田中 康二;小峯和明
• 通讯作者: 小峯和明

聖母マリアの霊験記―バレト写本と漢訳『聖母行実』

圣母玛利亚的精神经历：巴雷托手稿及《圣母玛利亚行传》中译本

• 发表时间: 2022
• 作者: 西山康一;掛野剛史;竹本寛秋;荒井真理亜;庄司達也;久保堅一;久保堅一;和田琢磨;和田琢磨;小峯和明;田中 康二;小峯和明;田中 康二;パトリック・シュウェマー;小峯和明
• 通讯作者: 小峯和明

キリシタン文学の窓－活版印刷とコレジオ・声と文字の往還

基督教文学之窗 - 凸版印刷和 koregio，声音和字母的来回

• 发表时间: 2022
• 期刊: 日本文学
• 作者: 多久和理実;塚原東吾;山口富子;小峯和明
• 通讯作者: 小峯和明

キリシタン文学再考―『吉利支丹由来記』、実録類を手がかりとして

重新思考基督教文学：以《Giri Shitan Originki》和回忆录为线索

• 发表时间: 2022
• 作者: 西山康一;掛野剛史;竹本寛秋;荒井真理亜;庄司達也;久保堅一;久保堅一;和田琢磨;和田琢磨;小峯和明;田中 康二;小峯和明;田中 康二;パトリック・シュウェマー;小峯和明;南郷晃子
• 通讯作者: 南郷晃子