所得相応性基準に関する日米比較法研究を素材とした知的財産権の評価基準の構築
所得相応性基準に関する日米比較法研究を素材とした知的財産権の評価基準の構築
批准号:
22K01143
负责人:
谷口 智紀
金额:
$1.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究の目的は、わが国の知的財産権の体系的な評価手法を構築すること、具体的には、課税の公平を実現しつつ、納税者の予測可能性の視点も重視する評価基準は何かを明らかにすることにある。令和4年度の研究実施計画は、租税法の理論と実務の両面からのアプローチして、知的財産権の評価の問題をめぐるわが国の議論を整理、検討することであった。そこで、主たる研究としては、利益分割法の一つである残余利益分割法を用いた独立企業間価格の算定の適否が争点とされたいわゆるホンダ事件の東京地裁平成26年8月28日判決の検討を通して、残余利益分割法の計算方法のうち、その計算過程における比較可能性と差異調整に係る問題点を明らかにした。その研究の成果としては、独立企業間価格の算定方法をめぐる残余利益分割法にはいくつかの課題があることを明らかにすることができた。その課題の一つが、残余利益分割法における基本的利益と残余利益の区別、すなわち、いかに無形資産を特定すべきか、そして、当該無形資産の価値をいかに評価すべきかという問題である。無形資産取引から生じる利益は何か、具体的には、誰が、そして何によって利益が生み出されたのかを特定するための基準を明らかにすることが必要である。また、各国間で合意された新しい国際課税ルールの枠組み、とりわけ、Amount A(利益A)に対する課税は、残余利益分割法の計算方法を類似したものであるが、現在の国際課税ルールである残余利益分割法と、新しい国際課税ルールをそれぞれいかに位置づけるべきか、また両者に共通する問題点、それぞれの計算方法に特有の問題点を整理することも、基準の明確化のための課題である。
英文摘要
本研究の目的は、わが国の知的財産権の体系的な評価手法を構築すること、具体的には、課税の公平を実現しつつ、納税者の予測可能性の視点も重視する評価基準は何かを明らかにすることにある。令和4年度の研究実施計画は、租税法の理論と実務の両面からのアプローチして、知的財産権の評価の問題をめぐるわが国の議論を整理、検討することであった。そこで、主たる研究としては、利益分割法の一つである残余利益分割法を用いた独立企業間価格の算定の適否が争点とされたいわゆるホンダ事件の東京地裁平成26年8月28日判決の検討を通して、残余利益分割法の計算方法のうち、その計算過程における比較可能性と差異調整に係る問題点を明らかにした。その研究の成果としては、独立企業間価格の算定方法をめぐる残余利益分割法にはいくつかの課題があることを明らかにすることができた。その課題の一つが、残余利益分割法における基本的利益と残余利益の区別、すなわち、いかに無形資産を特定すべきか、そして、当該無形資産の価値をいかに評価すべきかという問題である。無形資産取引から生じる利益は何か、具体的には、誰が、そして何によって利益が生み出されたのかを特定するための基準を明らかにすることが必要である。また、各国間で合意された新しい国際課税ルールの枠組み、とりわけ、Amount A(利益A)に対する課税は、残余利益分割法の計算方法を類似したものであるが、現在の国際課税ルールである残余利益分割法と、新しい国際課税ルールをそれぞれいかに位置づけるべきか、また両者に共通する問題点、それぞれの計算方法に特有の問題点を整理することも、基準の明確化のための課題である。
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シェアリングエコノミー取引をめぐる課税問題-租税法と私法の関係を中心に-
围绕共享经济交易的税收问题——聚焦税法与私法的关系——
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
税法学
影响因子:
--
作者:
[大貫 裕之, 神橋 一彦, 松戸 浩, 米田 雅宏, Miguel Alvarez Ortega, Miguel Alvarez Ortega, Miguel Alvarez Ortega, Miguel Avarez Ortega, 斎藤誠, 斎藤誠, 増井良啓, 増井良啓, 増井良啓, 東京大学法学部「現代と法」委員会, 上拂耕生, 上拂耕生, 加藤友佳, 加藤友佳, 加藤友佳, 水野忠恒編, John G. Russell, 谷口智紀, 谷口智紀]
通讯作者:
谷口智紀
移転価格税制における残余利益分割法を用いた独立企業間価格の算定をめぐる問題-東京地裁平成26年8月28日判決(ホンダ事件)の検討を中心に-
转让定价税项下使用剩余利润分割法计算公平交易价格的问题 - 以东京地方法院2014年8月28日判决(本田案)为中心 -
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
専修法学論集
影响因子:
--
作者:
[大貫 裕之, 神橋 一彦, 松戸 浩, 米田 雅宏, Miguel Alvarez Ortega, Miguel Alvarez Ortega, Miguel Alvarez Ortega, Miguel Avarez Ortega, 斎藤誠, 斎藤誠, 増井良啓, 増井良啓, 増井良啓, 東京大学法学部「現代と法」委員会, 上拂耕生, 上拂耕生, 加藤友佳, 加藤友佳, 加藤友佳, 水野忠恒編, John G. Russell, 谷口智紀]
通讯作者:
谷口智紀
残余利益分割法における残余利益の分割要因-日本ガイシ事件
剩余利润分割法下剩余利润的分割因素 - NGK案例
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
税務弘報
影响因子:
--
作者:
[林仲宣, 谷口智紀]
通讯作者:
谷口智紀
デジタル課税における無形資産の取扱い-ネクサスと利益配分の議論を中心に-
数字税收中无形资产的处理 - 重点讨论联系和利润分配 -
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
租税理論研究叢書 災害・デジタル化・格差是正と税制のあり方
影响因子:
--
作者:
[林仲宣, 谷口智紀, 谷口智紀]
通讯作者:
谷口智紀
経済のデジタル化と所得・消費課税等-シェアリングエコノミーにおける提供者の課税問題を中心に-
经济数字化和所得税/消费税等 - 关注共享经济提供者的税收问题 -
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[林仲宣, 谷口智紀, 谷口智紀, 谷口智紀]
通讯作者:
谷口智紀
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