復興曲線を用いた被災者の復興感についての研究

利用恢复曲线研究灾民的恢复感

• 批准号: 22K01927
• 负责人: 宮本 匠
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01927/
• 关键词: 復興; 復興感; インタビュー; 東日本大震災; 被災者; 移住; 災害復興; 復興曲線; 質的調査

本研究は大規模災害によって被災した被災者の復興感に寄与する要因と被災者の価値観の変化について復興過程を可視化する手法である「復興曲線」インタビューによって明らかにすることを目的としている。これまでの研究から、被災者の復興感が、住宅再建など「元に戻る」ことだけでは必ずしも高まることがなく、むしろ「重要他者」との出会いによる震災体験の意味づけが復興感に影響していることがわかっている。そこで、本研究ではこの「重要他者」が具体的にはどのような役割を果たしているのかを被災者への「復興曲線」インタビュー調査から明らかにすることを試みた。「復興曲線」とは、被災者に災害から現在までの心理的変化をあらわす曲線を描いてもらいながら復興過程をふりかえってもらう、復興過程を可視化するインタビュー手法である。本年度は、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市唐桑半島の被災者15名と、唐桑半島に移住し、地域の復興に大きな影響を与えていると考えられる移住者5名に「復興曲線」インタビューを実施した。インタビューから明らかになったことは、被災者の中には、生活再建を遂げた後に、曲線が一時的に平らになる時期を経験するものがいたことだった。この時期を「プラトー」と名づけた。そして、この「プラトー」の時期に、被災者の震災体験の意味づけに関わるような移住者と出会うことで、被災者の復興感が高まったり、安定するようになることが分かった。

This study aims to visualize the recovery process of large-scale disaster victims due to their major causes and changes in the value of disaster victims. The study of the earthquake, the sense of recovery of the victims, the reconstruction of houses, the impact of the earthquake on the sense of recovery, the impact of the earthquake sense of recovery, the impact of the This study focuses on the "recovery curve" of disaster victims and their "important others". "Recovery curve" is the transformation of the psychology of the disaster victims, the recovery process is visualized, and the recovery process is visualized. This year, 15 people were affected by the Great East Japan Earthquake, 15 people were affected by the earthquake, and 5 people were affected by the earthquake. In the middle of the disaster, life is rebuilt, and the curve is flat. The name of the game is "". During the period of the disaster, the victims 'sense of recovery was high, and the victims' sense of stability was high.

项目成果

復興過程に移住者が与える影響に関する研究ー宮城県気仙沼市唐桑半島での復興曲線インタビューから

移民对复苏进程的影响研究——宫城县气仙沼市唐桑半岛复苏曲线访谈

• 发表时间: 2022
• 作者: 青野稜也;中村泰之;小濵祥子;宮本友弘・久保沙織・倉元直樹・長濱裕幸;倉田和佳・宮本匠
• 通讯作者: 倉田和佳・宮本匠

短文形式の復興省察と災害伝承の可能性

短格式恢复反射和灾难继承的可能性

• 发表时间: 2022
• 作者: 椿広計;栗原千絵子;林邦彦;加藤智子;今村恭子;齊尾武郎;笠貫宏;宮本匠・石塚直樹
• 通讯作者: 宮本匠・石塚直樹

災間の災害復興の課題と可能性

灾难间灾后恢复的挑战与可能性

• 发表时间: 2022
• 作者: 武藤杏里;白川清美;渡辺将人;鴨川明子;宮本匠・稲垣文彦・岡田憲夫・小林秀行・鈴木隆太・立部知保里・野坂真・山崎真帆・頼政良太
• 通讯作者: 宮本匠・稲垣文彦・岡田憲夫・小林秀行・鈴木隆太・立部知保里・野坂真・山崎真帆・頼政良太

【書評】大谷順子編『四川大地震から学ぶー復興のなかのコミュニティと「中国式レジリエンス」の構築』（九州大学出版会、2021年）

【书评】《从四川地震中汲取教训：重建过程中的社区建设和“中国式复原力”》，大谷顺子主编（九州大学出版社，2021年）

• 发表时间: 2023
• 期刊: 日中社会学研究
• 作者: 前田至剛;前田至剛;今井瞳良;今井瞳良;今井瞳良;志村三代子／ヨハン・ノルドストロム／鳩飼未緒 編;桑畑洋一郎;人見泰弘;阿部 純;加藤倫子・平井秀幸・大野光子・須永将史;南誠;南誠;南誠;南誠・李偉;南誠;南誠;南誠;南誠;南誠;南誠;南誠;南誠;宮本匠
• 通讯作者: 宮本匠