米軍統治下の沖縄における奄美籍者の公職追放―「琉球人」から排除された者たちの移動
米軍統治下の沖縄における奄美籍者の公職追放―「琉球人」から排除された者たちの移動
批准号:
22K01926
负责人:
野入 直美
金额:
$2.08万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本科研研究は、(1)米軍統治下の沖縄における公職追放が、法令の成り立ちと運用において日本における公職追放とどのように重なり異なっているのか、(2)奄美引揚者によって公職追放と後の「生」はどのように経験され、意味づけられてきたか、(3)奄美籍者に対する公職追放は、沖縄と奄美においていかに集合的記憶に刻まれ、またとりこぼされてきたのかを、①沖縄県公文書館のUSCAR文書、合衆国国立公文書館資料を中心とする資料研究、②奄美引揚者の生活史調査、③沖縄・奄美の地元紙と市町村誌の分析を通じて明らかにする。それによって、米軍統治下の沖縄を、境界変動、社会統合と排除を背景とする人の移動が起こった「境界地域」として論じるものである。2022年度は予定されていた奄美調査が順調に進み、沖縄でさまざまな形で働き、学んだ人びとの声を聞き取ることができた。その中には、在留資格をめぐって裁判にかけられたことや、琉球籍に転籍して国費留学に合格したことをはじめとする貴重な証言が含まれる。また、沖縄からの奄美引揚者の中に、戦前に台湾や満洲などでの外地経験を持つ人、さらに戦後南米移民に出た家族・親戚を持つ人が少なくないことがわかった。沖縄―奄美の移動を単線でとらえるのではなく、帝国圏への移動や南米移民も射程に含めた多様な出郷の一形態としてとらえていく必要性が明らかになった。
英文摘要
本科研研究は、(1)米軍統治下の沖縄における公職追放が、法令の成り立ちと運用において日本における公職追放とどのように重なり異なっているのか、(2)奄美引揚者によって公職追放と後の「生」はどのように経験され、意味づけられてきたか、(3)奄美籍者に対する公職追放は、沖縄と奄美においていかに集合的記憶に刻まれ、またとりこぼされてきたのかを、①沖縄県公文書館のUSCAR文書、合衆国国立公文書館資料を中心とする資料研究、②奄美引揚者の生活史調査、③沖縄・奄美の地元紙と市町村誌の分析を通じて明らかにする。それによって、米軍統治下の沖縄を、境界変動、社会統合と排除を背景とする人の移動が起こった「境界地域」として論じるものである。2022年度は予定されていた奄美調査が順調に進み、沖縄でさまざまな形で働き、学んだ人びとの声を聞き取ることができた。その中には、在留資格をめぐって裁判にかけられたことや、琉球籍に転籍して国費留学に合格したことをはじめとする貴重な証言が含まれる。また、沖縄からの奄美引揚者の中に、戦前に台湾や満洲などでの外地経験を持つ人、さらに戦後南米移民に出た家族・親戚を持つ人が少なくないことがわかった。沖縄―奄美の移動を単線でとらえるのではなく、帝国圏への移動や南米移民も射程に含めた多様な出郷の一形態としてとらえていく必要性が明らかになった。
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語りを一冊の本にするということ―生活史調査が書籍になるまで
将故事变成一本书:生活史研究如何成为一本书
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
琉球大学人文社会学部紀要 人間科学
影响因子:
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作者:
[嶋根克己, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 高橋顕也, 梅村麦生, 吉田耕平, 鳥越信吾, 野入直美]
通讯作者:
野入直美
沖縄のアメラジアン
美亚亚洲人在冲绳
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
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作者:
[嶋根克己, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 高橋顕也, 梅村麦生, 吉田耕平, 鳥越信吾, 野入直美, 高橋顕也, 野入直美, 梅村麦生, 野入直美, 吉田耕平, 野入 直美]
通讯作者:
野入 直美
台湾―沖縄引揚者の外地就学と戦後就労
台湾:遣返冲绳人的海外留学和战后就业
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[嶋根克己, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 高橋顕也, 梅村麦生, 吉田耕平, 鳥越信吾, 野入直美, 高橋顕也, 野入直美, 梅村麦生, 野入直美]
通讯作者:
野入直美
語りを紡ぐ
讲一个故事
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[嶋根克己, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 寺島拓幸, 高橋顕也, 梅村麦生, 吉田耕平, 鳥越信吾, 野入直美, 高橋顕也, 野入直美]
通讯作者:
野入直美
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