グローバル化における教育機関の展開過程と地域変容に関する比較制度分析

全球化背景下教育机构发展历程与区域转型的比较制度分析

• 批准号: 22K02310
• 负责人: 村山 詩帆
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Saga University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K02310/
• 关键词: グローバル化; 教育サービス; 生態学的相関; 地域主義; 地域化; インターナシ ョナルスクール; 在外教育施設; 公設民営学校; 民営化のプロセス; 地域主義と地域化; インターナショナルスクール

通商政策においてサービス分野となった教育分野では、世界的に民営化が進行している。民営化のプロセスには国家間のみならず地域間にさまざまな差異があるものの、国家間の比較制度分析は重層的で不均質な地域レベルの複雑性をしばしば捨象してしまう。マクロな国家レベルの分析から得られた知見をミクロな地域レベルに代用すれば、諸関係を見誤る「生態学的相関」が疑われる。本研究課題では、グローバル化により生じる地域変容を、国家による政治的なトップダウン型の「地域主義」と民間セクター主導によるボトムアップ型の「地域化」からなるプロセスとして想定し、豪・台・英・米の４ヵ国から特徴的なインターナショナルスクール、在外教育施設、公設民営学校を分析対象として情報収集を行った。これら教育機関を中心に、その新設および統廃合といった特徴的な個別事例を調べると同時に、いかなる地域変容の過程にあるのかをプロットするため、各国政府統計等の地域集計データを収集した。日本の中等教育に関しては、戦後から人口減少期を迎えて以降のモビリティをめぐる変化を地域別に把握できるデータを整備できたことから、モビリティの面で特殊性を有する通信制を定時制の時系列的な比較制度分析を行った。その結果、(1)通信制は「都会育ち」が利用しがちであるため制度的特殊性が選好されているとは限らず、規制緩和の改革に誘発されて定時制のシェアを逆転したのでもない。(2)中学卒業後の就職者が減少したことで就職進学者の受け皿としての役割が後退し、定通教育間の違いがなくなっている。(3)通信教育は卒業後の進学体制を強めており、大学・短大の通信教育に依存するようシフトしている。(4)通信教育が「イレギュラーな生徒層」の受け皿となったのは少子化以前であり、少子化を経て他県への進学と軌を一にするよう変化している、などの知見が得られた。

Trade policy is divided into two fields: education and the world's civil society. The differences between countries and regions are different, and the differences between countries and regions are different. "Ecological correlation" is a term used to describe the relationship between the two species. This research topic includes the following aspects: the regional characteristics of the four countries, the external education facilities, and the analysis of the information collection of the public schools. This is the first time that the United States has made such a move. Japan's secondary education is related to the development of the population shortage period, the development As a result,(1) the communication system is "urban education" and the particularity of the system has been taken advantage of. The reform of regulatory easing has led to the establishment of a timing system. (2)The number of people who work after high school has decreased, and the number of people who work has decreased, and the number of people who work in general education has decreased. (3)Communication education depends on the post-graduation education system, universities and colleges. (4)Communication education is the first step in the process of education.

项目成果

教育達成過程におけるモビリティの趨勢

教育获得过程中的流动趋势

• 发表时间: 2022
• 作者: Kenichiro Miyamoto;Atsuko Shimbo;Atsushi Suzuki;Ami Kobayashi;Atsushi Adachi;村山詩帆;伊井義人;丸山和昭;村山詩帆
• 通讯作者: 村山詩帆

学校における教員の役割・しごとを問い直すーコロナ禍での経験を通して見えてきたこと（オーストラリアを事例として）

重新审视学校教师的角色和工作——我们从冠状病毒大流行的经验中学到的东西（以澳大利亚为例）

• 发表时间: 2022
• 作者: 米澤由香子・坂本友香・秋庭裕子;渡邉雅子;野田文香;奥田久春;山田浩之;伊井義人
• 通讯作者: 伊井義人

教員配置における「距離の暴虐」を 克服する政策への道筋： オーストラリア遠隔地の教員不足問題を事例として

克服教师分配中“距离暴政”的政策之路：澳大利亚偏远地区教师短缺的案例研究

• 发表时间: 2022
• 作者: Komatsu Hikaru;Rappleye Jeremy;Silova Iveta;奥田久春;伊井義人
• 通讯作者: 伊井義人

戦後日本の教育達成過程におけるモビリティの趨勢―通信制と定時制の比較分析―

战后日本受教育程度的流动趋势：函授制与兼读制的比较分析

• 发表时间: 2023
• 期刊: 佐賀大学全学教育機構紀要
• 作者: 田代美江子;塙季代子;山ノ内裕子・四方利明;増田 美奈;佐々木啓子;佐藤広美;中込さやか;合山林太郎;香川せつ子;宮本雅也;片岡洋子;山ノ内裕子;佐藤修司;Keiko Sasaki;白栁弘幸;山ノ内裕子;渡辺孝之;山田綾;張三尼;山ノ内裕子;片岡洋子;Sayaka Nakagomi;町泉寿郎ほか7名;艮 香織;佐藤隆;艮 香織;佐藤隆;Yuri Uchiyama;村山詩帆
• 通讯作者: 村山詩帆

専門職教育のグローバル化に対する議論の諸相 ―医学教育分野別評価制度の構築過程に注目して―

专业教育全球化争论的各个方面——聚焦医学教育专业评估体系的构建过程——

• 发表时间: 2023
• 作者: Kenichiro Miyamoto;Atsuko Shimbo;Atsushi Suzuki;Ami Kobayashi;Atsushi Adachi;村山詩帆;伊井義人;丸山和昭
• 通讯作者: 丸山和昭