子どもの集団責任についての判断の発達:内集団成員の不道徳な行動に対する責任の受容
子どもの集団責任についての判断の発達:内集団成員の不道徳な行動に対する責任の受容
批准号:
22K03071
负责人:
長谷川 真里
金额:
$1.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
内集団成員の行動に対する責任である集団責任は、集団間関係の主要な問題であるが、発達研究は乏しい。また、集団責任を認めることは幼児でも可能であるという知見と児童期中期以降であるという知見が混在している。本研究は、幼児期から児童期にかけての集団責任理解の発達を探り、先行研究における知見の混在の解決を目指す。今年度は、幼児と児童を対象に、集団責任場面のシナリオ作成の予備調査を中心的に行った。予備調査の結果、本人の関与度(傍観またはやりとり)と逸脱者との関係(知らない人、友人、きょうだいなど)を組み合わせた複数の場面(他者に迷惑をかける場面、他者を害する場面など)と評定方法(悪さ評定、罪悪感評定、謝罪の必要性)を決定した。幼児(5,6歳児)に対しては個別面接、児童は質問紙調査であった。また、実際の行動との関係も探るために、保護者による子どもの社会的行動の評定も求めた。なお、幼児は他の年齢群よりも「主人公」を悪くないと評定する傾向が強かった。これは一見「集団責任を認めない」判断ともとらえられるが、悪さ評定、罪悪感、謝罪、罰の必要性などは子どもにとって異なる意味を持つものである。よって、集団責任概念の多義性もふまえて、調査と考察をしていく必要がある。そのために補足的に、子どもの悪さ評定を規定する要因も探っている。本調査を開始してはいるが、予定数に達していないため統計的分析は行っていない。来年度以降引き続き調査を進め、分析と発表を行う。あわせて、年齢差と関係する要因も探っていく。
英文摘要
内集団成員の行動に対する責任である集団責任は、集団間関係の主要な問題であるが、発達研究は乏しい。また、集団責任を認めることは幼児でも可能であるという知見と児童期中期以降であるという知見が混在している。本研究は、幼児期から児童期にかけての集団責任理解の発達を探り、先行研究における知見の混在の解決を目指す。今年度は、幼児と児童を対象に、集団責任場面のシナリオ作成の予備調査を中心的に行った。予備調査の結果、本人の関与度(傍観またはやりとり)と逸脱者との関係(知らない人、友人、きょうだいなど)を組み合わせた複数の場面(他者に迷惑をかける場面、他者を害する場面など)と評定方法(悪さ評定、罪悪感評定、謝罪の必要性)を決定した。幼児(5,6歳児)に対しては個別面接、児童は質問紙調査であった。また、実際の行動との関係も探るために、保護者による子どもの社会的行動の評定も求めた。なお、幼児は他の年齢群よりも「主人公」を悪くないと評定する傾向が強かった。これは一見「集団責任を認めない」判断ともとらえられるが、悪さ評定、罪悪感、謝罪、罰の必要性などは子どもにとって異なる意味を持つものである。よって、集団責任概念の多義性もふまえて、調査と考察をしていく必要がある。そのために補足的に、子どもの悪さ評定を規定する要因も探っている。本調査を開始してはいるが、予定数に達していないため統計的分析は行っていない。来年度以降引き続き調査を進め、分析と発表を行う。あわせて、年齢差と関係する要因も探っていく。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Relationship between moral decision-making, emotions, and well-being among college students.
大学生道德决策、情感和幸福感之间的关系。
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
Annual bulletin, graduate school of education, Tohoku University
影响因子:
--
作者:
[Hasegawa, Mari]
通讯作者:
Mari
Review of Developmental Studies on Children in Infancy, Early, and Middle Childhood:
婴儿期、早期和中期儿童发展研究综述:
DOI:
10.5926/arepj.61.1
发表时间:
2022
期刊:
The Annual Report of Educational Psychology in Japan
影响因子:
--
作者:
[Hasegawa Mari, HASEGAWA MARI, HASEGAWA MARI]
通讯作者:
HASEGAWA MARI
海外基金