课题基金 / 基金详情

山岳域の過剰利用による土砂生産環境のリスク評価と将来予測の可能性

山岳域の過剰利用による土砂生産環境のリスク評価と将来予測の可能性
山区过度利用造成泥沙产生环境风险评估及未来预测的可能性
批准号:
22K04651
负责人:
平松 晋也
金额:
$2.25万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
本年度研究では,登山者数の増加に伴う侵食土砂量の定量的把握を行うとともに,登山道侵食のプロセスとその流出過程を明らかにした。さらに,これらの調査・観測結果を踏まえ,「登山道での表面侵食進行モデル」を構築し,同モデルを用いて登山道上で生じる表面侵食現象の再現の可能性について考察を加えた。本研究により観測した表面流出イベントでは,表面流出水量は降雨に対して鋭敏に反応し,表面流出土砂量は表面流出水量の最初のピーク(以後,流量第1ピークと示す)に対しては鋭敏に反応しているものの,次のピーク(以後,流量第2ピークと示す)に対する反応は流量第1ピークに対する反応に比べて鈍くなっている事実が確認された。また,表面流出水量と表面流出土砂量との関係については,流量第1ピークを境に増水期と減水期において明瞭なヒステリシスが認めらるイベントが複数確認された。この結果は,出水時の流量第1ピークの増水期と減水期には,表面流出水量に対する流出可能土砂(不安定土砂)が登山道上に十分存在していたことを示唆するものであり,表面流出土砂量は表面流出水の掃流力と登山道上に存在する不安定土砂量とのバランスによって変化するといった興味深い事実が明らかとなった。さらに,登山道上で生起する表面流出土砂の動態を再現することを目的とし,表面流出土砂量推定式を構築した。同モデルを用いて降雪期と融雪期を除く4~11月までの期間内には毎年,0.883~1.170m3もの土砂が登山道上から流出していたであろう事実が確認された。しかしながら,この土砂量には凍上・融解により一年で最も多くの土砂が流出すると推察される融雪期(3~5月)が含まれていないため,一年間で実際に登山道を流下して湿原内へと流入していた土砂量は,本研究により得られた事後評価値(0.883~1.170m3)をはるかに上回っていたであろう。
英文摘要
本年度研究では,登山者数の増加に伴う侵食土砂量の定量的把握を行うとともに,登山道侵食のプロセスとその流出過程を明らかにした。さらに,これらの調査・観測結果を踏まえ,「登山道での表面侵食進行モデル」を構築し,同モデルを用いて登山道上で生じる表面侵食現象の再現の可能性について考察を加えた。本研究により観測した表面流出イベントでは,表面流出水量は降雨に対して鋭敏に反応し,表面流出土砂量は表面流出水量の最初のピーク(以後,流量第1ピークと示す)に対しては鋭敏に反応しているものの,次のピーク(以後,流量第2ピークと示す)に対する反応は流量第1ピークに対する反応に比べて鈍くなっている事実が確認された。また,表面流出水量と表面流出土砂量との関係については,流量第1ピークを境に増水期と減水期において明瞭なヒステリシスが認めらるイベントが複数確認された。この結果は,出水時の流量第1ピークの増水期と減水期には,表面流出水量に対する流出可能土砂(不安定土砂)が登山道上に十分存在していたことを示唆するものであり,表面流出土砂量は表面流出水の掃流力と登山道上に存在する不安定土砂量とのバランスによって変化するといった興味深い事実が明らかとなった。さらに,登山道上で生起する表面流出土砂の動態を再現することを目的とし,表面流出土砂量推定式を構築した。同モデルを用いて降雪期と融雪期を除く4~11月までの期間内には毎年,0.883~1.170m3もの土砂が登山道上から流出していたであろう事実が確認された。しかしながら,この土砂量には凍上・融解により一年で最も多くの土砂が流出すると推察される融雪期(3~5月)が含まれていないため,一年間で実際に登山道を流下して湿原内へと流入していた土砂量は,本研究により得られた事後評価値(0.883~1.170m3)をはるかに上回っていたであろう。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金