低水分領域における土壌水分推定法の開発と、植物のストレス反応の解明
低水分領域における土壌水分推定法の開発と、植物のストレス反応の解明
批准号:
22K05638
负责人:
竹内 真里
金额:
$1.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究では土壌pF値の推定手法を開発することを目的としており、この手法は気象要素から土壌の体積含水率を推定し、体積含水率とpF値の関係を示す一定の土壌水分特性曲線を利用してpF値の推定をするという手順を想定している。土壌水分特性曲線の簡易な作成法を検討するために、圃場に設置したセンサーの計測値を用いて土壌水分特性曲線を作成した。ヒステリシス効果の影響を除去するために、灌水を停止した7月以降、かつ、無降水期間(降水直後から再び雨が降るまで)の排水過程のみに着目したところ、時期によって曲線の形状がばらついた。曲線の傾きについてのばらつきは気象条件に起因すると考え、体積含水率とpF値の計測値を土壌水分特性曲線のモデル式に当てはめてパラメータを決定したところ、曲線の傾きに関わるパラメータと、FAO-56法に基づき気象データから算出した1日当たりの基準蒸発散量との間に相関がみられた。植物が示す乾燥ストレスを土壌水分によりモデル化するために、複数のウンシュウミカン圃場において、露地区、マルチ区、シールディング・マルチ(S.マルチ)区を設置し栽培試験を行った。これにより土壌水分が異なる環境におけるウンシュウミカン樹体の乾燥ストレスに関する生理反応を観測することができた。灌水を停止した7月以降、露地区に比べS.マルチ区で降水の影響が小さく抑えられたために土壌水分が低い状態が維持され、葉内最大水ポテンシャルが有意に低く、果実糖度が高く推移した(乾燥ストレスがかかっていた)。
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