海洋の貧栄養化はイカナゴの行動リズムを乱す ~夏眠と潜砂様式からの検証~
海洋の貧栄養化はイカナゴの行動リズムを乱す ~夏眠と潜砂様式からの検証~
批准号:
22K05823
负责人:
阿見彌 典子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
关键词:
中文摘要
〔実験1〕給餌量の調節により,高肥満度群と低肥満度群の作出が成功した.詳細な行動観察の結果,栄養状態は夏眠開始までの遊泳行動の減少に影響を与えるが,開始時期には影響しないことが示唆された.また,夏眠開始までの栄養状態が低いと,夏眠開始までの生存率を有意に低下させるが,夏眠開始後は一定を維持することが示唆された.したがって,夏眠を開始することさえできれば,ある程度の期間は生存を維持できる可能性が示唆された.一方,夏眠終了時の行動に関しては得られた情報が少なかったため,現在,再度飼育実験を行っている.また,代謝の促進に関与するレプチン(肝臓)遺伝子は両群ともに5月末に高い傾向を示したことから,夏眠開始に向けた生理学的な変化は肥満度に関わらず同時期に起きる可能性が示唆された.〔実験2〕順調に飼育実験は実施され夏眠が発現した.攪拌(1回/日)実験は計3回行った.夏眠床である砂を攪拌すると直後に砂からイカナゴが飛び出て遊泳を行ったが,遊泳率は攪拌の回数が増えるにつれ減少傾向を示した.また,攪拌直後に砂から出てきたイカナゴは砂の上で横たわる行動を示したが,この行動を示す個体数も攪拌の回数が増えるにつれて減少傾向を示した.なお,攪拌後に継続的な遊泳は確認されず,斃死個体は外傷のある個体のみであった.連続攪拌(5回/日)実験でも全ての攪拌後に遊泳個体や横たわり個体が観察されたが,その後は再び潜砂を維持し,斃死個体は外傷のある個体のみであった.また,砂中行動の回数は攪拌後に増加した.その後,コントロール群と同様に1月に遊泳を再開して夏眠を終了した.以上より,夏眠の中断はイカナゴの砂中行動に影響を及ぼしたものの,生存に対して影響を及ぼさないことが示唆された.また攪拌後すぐに潜砂行動に移り,その後潜砂を維持したことから,イカナゴは夏眠を中断されてもすぐに夏眠を再開できる可能性があることが示唆された.
英文摘要
〔実験1〕給餌量の調節により,高肥満度群と低肥満度群の作出が成功した.詳細な行動観察の結果,栄養状態は夏眠開始までの遊泳行動の減少に影響を与えるが,開始時期には影響しないことが示唆された.また,夏眠開始までの栄養状態が低いと,夏眠開始までの生存率を有意に低下させるが,夏眠開始後は一定を維持することが示唆された.したがって,夏眠を開始することさえできれば,ある程度の期間は生存を維持できる可能性が示唆された.一方,夏眠終了時の行動に関しては得られた情報が少なかったため,現在,再度飼育実験を行っている.また,代謝の促進に関与するレプチン(肝臓)遺伝子は両群ともに5月末に高い傾向を示したことから,夏眠開始に向けた生理学的な変化は肥満度に関わらず同時期に起きる可能性が示唆された.〔実験2〕順調に飼育実験は実施され夏眠が発現した.攪拌(1回/日)実験は計3回行った.夏眠床である砂を攪拌すると直後に砂からイカナゴが飛び出て遊泳を行ったが,遊泳率は攪拌の回数が増えるにつれ減少傾向を示した.また,攪拌直後に砂から出てきたイカナゴは砂の上で横たわる行動を示したが,この行動を示す個体数も攪拌の回数が増えるにつれて減少傾向を示した.なお,攪拌後に継続的な遊泳は確認されず,斃死個体は外傷のある個体のみであった.連続攪拌(5回/日)実験でも全ての攪拌後に遊泳個体や横たわり個体が観察されたが,その後は再び潜砂を維持し,斃死個体は外傷のある個体のみであった.また,砂中行動の回数は攪拌後に増加した.その後,コントロール群と同様に1月に遊泳を再開して夏眠を終了した.以上より,夏眠の中断はイカナゴの砂中行動に影響を及ぼしたものの,生存に対して影響を及ぼさないことが示唆された.また攪拌後すぐに潜砂行動に移り,その後潜砂を維持したことから,イカナゴは夏眠を中断されてもすぐに夏眠を再開できる可能性があることが示唆された.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
肝臓内レプチンはイカナゴの夏眠に関与するか?
肝内瘦素是否参与沙蝗的夏眠?
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[仲野菜夕 , 阿見彌典子 , 吉永龍起 , 天野勝文]
通讯作者:
天野勝文
イカナゴの夏眠に伴う遊泳行動とメラトニンの変化
沙鱼夏眠期间游泳行为和褪黑激素的变化
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[日比野静葉 , 阿見彌典子 , 吉永龍起 , 天野勝文]
通讯作者:
天野勝文
国内基金
登录
查看更多内容
红花石蒜地下部响应旱热的夏眠机制研究
-
批准号:32360420
-
项目类别:地区科学基金项目
-
资助金额:32万元
-
批准年份:2023
-
负责人:蔡军火
-
依托单位:
TRPM2通道介导刺参温度感知机制及其在夏眠行为调控中的作用研究
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:56万元
-
批准年份:2022
-
负责人:陈慕雁
-
依托单位:
刺参生殖与夏眠生理状态转变的神经内分泌调控特征及机理研究
-
批准号:32072952
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:58.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:王天明
-
依托单位:
生物节律基因在仿刺参夏眠调控中的作用机制研究
-
批准号:31900369
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:24.0万元
-
批准年份:2019
-
负责人:王静
-
依托单位:
夏眠期间刺参肠道菌群结构、功能及与宿主互作特征研究
-
批准号:41906098
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:27.0万元
-
批准年份:2019
-
负责人:赵业
-
依托单位:
Nrf2转录因子调控福寿螺夏眠期抗氧化防御的作用机理研究
-
批准号:31800462
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:23.0万元
-
批准年份:2018
-
负责人:杨倩倩
-
依托单位:
仿刺参FoxO1介导夏眠抗氧化防御调控的分子基础研究
-
批准号:31602155
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:20.0万元
-
批准年份:2016
-
负责人:高磊
-
依托单位:
刺参夏眠相关神经肽发掘及其功能验证
-
批准号:41676124
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:67.0万元
-
批准年份:2016
-
负责人:陈慕雁
-
依托单位:
5-HTR介导的信号转导对刺参夏眠期间摄食的调控及其机理研究
-
批准号:41406137
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:25.0万元
-
批准年份:2014
-
负责人:王天明
-
依托单位:
DNA甲基化对刺参夏眠调控关键基因的转录抑制机理
-
批准号:31472257
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:89.0万元
-
批准年份:2014
-
负责人:陈慕雁
-
依托单位: