课题基金 / 基金详情

生薬オウギによる腎機能改善の分子メカニズムの解明と臨床応用

生薬オウギによる腎機能改善の分子メカニズムの解明と臨床応用
黄芪改善肾功能的分子机制及其临床应用的阐明
批准号:
22K07429
负责人:
野上 達也
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
我々は今年度、オウギの薬効の標的分子の候補として血清カルノシン(β-アラニル-L-ヒスチジン)を見出した。カルノシンは、ヒトの様々な組織に存在する内因性合成ジペプチドであり、腎臓の様々な代謝経路に関与している。カルノシンは、炎症性サイトカインのレベルを低下作用やメサンギウム細胞の増殖を低下作用など幅広い腎保護作用を有している。通常、実験に汎用される若齢マウス(6~12週齢)では、血清カルノシン濃度は一定に維持されていた。この若齢マウスにオウギを経口投与すると、24時間後の血清カルノシン濃度は有意に上昇した。一方、生後1年を超えた老齢マウスでは、血清カルノシン濃度は個体により様々な値を示していたが、オウギの経口投与により血清カルノシン濃度は一定となり、その値はオウギを投与した若齢マウスの値と同程度となった。以上の結果から、オウギ投与により血清カルノシン濃度の若齢マウスでの上昇と老齢マウスでの一定化が認められ、経口投与されたオウギの薬効判断について、客観的指標として使用できる可能性が考えられた。さらに我々は、老齢マウスで認められた血清カルノシン濃度のばらつきについて組織化学的に検討したところ、既に老齢期マウス腎臓では自然発症的にAKIマーカーであるCD3が確認できた。さらに、老齢マウスを用いてAKIを発症させたところ(CDDP14 mg/kg投与)、事前にオウギを服用させると、腎尿細管上皮細胞および糸球体に組織学的損傷が有意に改善することも認められた。以上の知見から、老齢マウスでは一部にAKIを含めた腎臓疾患が発症しており、これに対応して血清カルノシンが増加したが、オウギ投与により腎臓の病態が改善し、血清カルノシン濃度が減少した可能性を考えた。次年度はオウギがどのような機序で血清カルノシン濃度を変化させるかを検討し、ヒトにおいてもこれらの変化が認められるかを明らかにしたい。
英文摘要
我々は今年度、オウギの薬効の標的分子の候補として血清カルノシン(β-アラニル-L-ヒスチジン)を見出した。カルノシンは、ヒトの様々な組織に存在する内因性合成ジペプチドであり、腎臓の様々な代謝経路に関与している。カルノシンは、炎症性サイトカインのレベルを低下作用やメサンギウム細胞の増殖を低下作用など幅広い腎保護作用を有している。通常、実験に汎用される若齢マウス(6~12週齢)では、血清カルノシン濃度は一定に維持されていた。この若齢マウスにオウギを経口投与すると、24時間後の血清カルノシン濃度は有意に上昇した。一方、生後1年を超えた老齢マウスでは、血清カルノシン濃度は個体により様々な値を示していたが、オウギの経口投与により血清カルノシン濃度は一定となり、その値はオウギを投与した若齢マウスの値と同程度となった。以上の結果から、オウギ投与により血清カルノシン濃度の若齢マウスでの上昇と老齢マウスでの一定化が認められ、経口投与されたオウギの薬効判断について、客観的指標として使用できる可能性が考えられた。さらに我々は、老齢マウスで認められた血清カルノシン濃度のばらつきについて組織化学的に検討したところ、既に老齢期マウス腎臓では自然発症的にAKIマーカーであるCD3が確認できた。さらに、老齢マウスを用いてAKIを発症させたところ(CDDP14 mg/kg投与)、事前にオウギを服用させると、腎尿細管上皮細胞および糸球体に組織学的損傷が有意に改善することも認められた。以上の知見から、老齢マウスでは一部にAKIを含めた腎臓疾患が発症しており、これに対応して血清カルノシンが増加したが、オウギ投与により腎臓の病態が改善し、血清カルノシン濃度が減少した可能性を考えた。次年度はオウギがどのような機序で血清カルノシン濃度を変化させるかを検討し、ヒトにおいてもこれらの変化が認められるかを明らかにしたい。
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会议论文
Administration of Astragalus membranaceus improves renal conditions and serum carnosine levels in an acute kidney injury model
服用黄芪可改善急性肾损伤模型中的肾脏状况和血清肌肽水平
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [Tatsuya Nogami, Kagemasa Kajiwara, Makoto Arai]
通讯作者: Makoto Arai
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