グリコカリックスに着目した新たな悪性脳腫瘍治療法の研究
グリコカリックスに着目した新たな悪性脳腫瘍治療法の研究
批准号:
22K09203
负责人:
中山 則之
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
前年度はヘパラン硫酸に着目した研究を行っており、血管内皮細胞のへパラン硫酸減少が血管新生を抑制することでglioblastomaの予後改善に関連を持つことを確認していた(Discov Oncol. 2021)。しかしながら、本年度に頸動脈より腫瘍細胞(B16)を移植し脳転移を確認するモデルを作成し検討を行ったところ、血管内皮のへパラン硫酸を減少させても転移の抑制には繋がらないことが示唆された。また、本年度に共同研究者が行っていた実験でfibroblastのへパラン硫酸減少が大腸癌の予後悪化に関連することも分かった(PLoS One. 2023)。これらの結果から、へパラン硫酸の減少が必ずしも長期的な生命予後の改善に繋がるとは言えず、やはり血管内皮グリコカリックスの保護が最も肝要であると考えられた。そのため、現在は血管保護作用の期待される薬剤を注射し、血管内皮グリコカリックスの分解を阻害する方向で予後の改善を認めないか検討中である。具体的にはナファモスタットを用いて実験を行っており、まずはvitroでナファモスタットがglioblastomaの増殖に影響を与えないことを確認した。今後GL261 modelを用いてvivoで予後に与える影響の確認を行うことを検討している。また、同時に抗腫瘍薬を用いた際に血管内皮グリコカリックスが傷つく可能性もあるため、抗腫瘍薬を投与するモデルでも同様に実験を行うことを検討している。
英文摘要
前年度はヘパラン硫酸に着目した研究を行っており、血管内皮細胞のへパラン硫酸減少が血管新生を抑制することでglioblastomaの予後改善に関連を持つことを確認していた(Discov Oncol. 2021)。しかしながら、本年度に頸動脈より腫瘍細胞(B16)を移植し脳転移を確認するモデルを作成し検討を行ったところ、血管内皮のへパラン硫酸を減少させても転移の抑制には繋がらないことが示唆された。また、本年度に共同研究者が行っていた実験でfibroblastのへパラン硫酸減少が大腸癌の予後悪化に関連することも分かった(PLoS One. 2023)。これらの結果から、へパラン硫酸の減少が必ずしも長期的な生命予後の改善に繋がるとは言えず、やはり血管内皮グリコカリックスの保護が最も肝要であると考えられた。そのため、現在は血管保護作用の期待される薬剤を注射し、血管内皮グリコカリックスの分解を阻害する方向で予後の改善を認めないか検討中である。具体的にはナファモスタットを用いて実験を行っており、まずはvitroでナファモスタットがglioblastomaの増殖に影響を与えないことを確認した。今後GL261 modelを用いてvivoで予後に与える影響の確認を行うことを検討している。また、同時に抗腫瘍薬を用いた際に血管内皮グリコカリックスが傷つく可能性もあるため、抗腫瘍薬を投与するモデルでも同様に実験を行うことを検討している。
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会议论文
岐阜大学医学部脳神経外科
岐阜大学医学院神经外科
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
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