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ニーチェ哲学における「権力への意志」説と道徳批判に関する研究

ニーチェ哲学における「権力への意志」説と道徳批判に関する研究
尼采哲学中的“权力意志”理论与道德批判研究
批准号:
22KJ2652
负责人:
谷山 弘太
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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2021年度は、主に中期ニーチェ哲学の研究として『人間的、あまりに人間的』における「歴史的哲学」及び『曙光』における「権力感情」について考察した。まず前者に関して、多くの先行研究が歴史的哲学を実証主義的に解釈するのに対して、本研究は当時のニーチェがすでに実証主義を超える問題意識を有していることを突き止めた。その結果、ニーチェの真の課題は人類の過去において道徳が担ってきた歴史的な意義を批判的に継承する点にあることが明らかになった。次に『曙光』の権力感情に関しては、この概念は先行研究においてすでに後期ニーチェの「権力への意志」の先駆として注目を集めてきたが、本研究はこの概念が中期ニーチェの道徳批判に占める意義を突き止めた。それによって、ニーチェは権力感情の頽落形態を帰結する類の道徳を批判し、その一方で権力感情を健全に発揮し得る新たな道徳を求めていることが明らかになった。また、後期ニーチェ研究としては、『道徳の系譜』における「ルサンチマン」と正義との関係について考察した。その結果、ニーチェがルサンチマンを批判する理由は、それが権力感情の頽落形態だからであるということが明らかになった。これによって、中期ニーチェと後期ニーチェの道徳批判を連続的に解釈するための視座が得られた。最後に、上記のニーチェ研究と並行して、ニーチェの最大の論敵であったショーペンハウアーの主著『意志と表象としての世界』、及び『倫理学の二つの根本問題』について考察した。それによって、先行研究においてこれまで考えられてきたよりもはるかに多くの発想をニーチェがショーペンハウアーから継承していることが明らかになると同時に、ショーペンハウアー哲学のどこに問題を見出していたかについて大きな示唆が得られた。ニーチェとショーペンハウアーとのこうした異同については、2022年度に随時研究成果を発表する予定である。
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专著(0)
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会议论文
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [佐藤 優理, 大林 花織, Bing Theodre Zhang, 田中 周太, 村瀬 孔大, 大平 豊, 山崎 了, 竹重志織・澤祐介・島谷健一郎・加藤和弘, 竹重志織・澤祐介・加藤和弘, Shiori Takeshige & Kazuhiro Katoh, 谷山弘太, 谷山弘太, 谷山弘太, 谷山弘太, 谷山弘太]
通讯作者: 谷山弘太
中期ニーチェの「あらゆる価値の価値転換」 : 『曙光』アフォリズム103 番と「権力感情」
中期尼采的“一切价值的转变”:格言103号《黎明》与“权力的感觉”
DOI: 10.18910/85561
发表时间: 2021
期刊: メタフュシカ
影响因子: --
作者: [佐藤 優理, 大林 花織, Bing Theodre Zhang, 田中 周太, 村瀬 孔大, 大平 豊, 山崎 了, 竹重志織・澤祐介・島谷健一郎・加藤和弘, 竹重志織・澤祐介・加藤和弘, Shiori Takeshige & Kazuhiro Katoh, 谷山弘太]
通讯作者: 谷山弘太
ニーチェ『人間的、あまりに人間的』における「歴史的哲学」再考
重新思考尼采《人性,太人性》中的“历史哲学”
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [佐藤 優理, 大林 花織, Bing Theodre Zhang, 田中 周太, 村瀬 孔大, 大平 豊, 山崎 了, 竹重志織・澤祐介・島谷健一郎・加藤和弘, 竹重志織・澤祐介・加藤和弘, Shiori Takeshige & Kazuhiro Katoh, 谷山弘太, 谷山弘太, 谷山弘太]
通讯作者: 谷山弘太
中期ニーチェの「歴史的哲学」再考―『人間的、あまりに人間的』における形而上学と科学の問題
重新思考尼采中期的“历史哲学”:《人性,太人性》中的形而上学与科学问题
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 独文学報
影响因子: --
作者: [佐藤 優理, 大林 花織, Bing Theodre Zhang, 田中 周太, 村瀬 孔大, 大平 豊, 山崎 了, 竹重志織・澤祐介・島谷健一郎・加藤和弘, 竹重志織・澤祐介・加藤和弘, Shiori Takeshige & Kazuhiro Katoh, 谷山弘太, 谷山弘太]
通讯作者: 谷山弘太
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