Physiological evaluation of the effect of indoor environmental conditions on eye discomfort
Physiological evaluation of the effect of indoor environmental conditions on eye discomfort
批准号:
22KJ2271
负责人:
伊藤 佳乃子
金额:
$1.09万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
本研究の目的は、オフィス等で多数報告されている眼の乾燥感や不快感を環境制御によって低減するため、室温および室内気流が眼の不快感および関連する生理量に及ぼす影響を明らかにすることであった。上記の目的を達成するため、本年度は、涙液蒸発速度を推定するための眼球の熱水分移動モデルを構築した。また、眼の不快感に対する気温と気流速の影響をそれぞれ調査するために、以下の2種類の人工気候室実験を実施した。まず、一般的な空調室で想定される0.5 m/s以下の気流が眼の不快感に及ぼす影響を調査するため、被験者16名を対象に、自作の環境制御ゴーグルを用いて眼近傍の気流を静穏気流、0.3 m/s、0.5 m/sの3条件に制御し、各条件で目の不快感等の主観申告および関連する生理量を測定した。この結果、静穏気流条件と比較して0.3~0.5 m/sの気流曝露時には目の不快感が有意に強くなり、同時に眼の表面を保護する涙液層の安定性が低下していることが示唆された。続いて、一般的な空調室で想定される範囲の気温が眼の不快感に及ぼす影響を調査するため、人工気候室を用いて、29名の被験者を18°Cおよび28°Cの2条件の気温に曝露し、目の不快感等の主観申告および関連する生理量を測定する実験を行った。この結果、特にソフトコンタクトレンズ装用者において、高い室内気温が目の不快感の増悪につながる傾向があることを示した。さらに、気温によって涙液層の温度や構造が変化することを示した。現在のところ、眼の乾燥感や不快感の対応策としては加湿が一般的であるが、過度の加湿はエネルギー消費の増大や、カビや結露などの湿害リスクの上昇を引き起こす。このような現状において、本研究は、湿度以外の室内環境要素である気流や気温の制御によっても目の不快感を低減できる可能性を示した。これは、合理的に目の不快感を低減するための環境制御を実現するうえで有用な知見である。
英文摘要
本研究の目的は、オフィス等で多数報告されている眼の乾燥感や不快感を環境制御によって低減するため、室温および室内気流が眼の不快感および関連する生理量に及ぼす影響を明らかにすることであった。上記の目的を達成するため、本年度は、涙液蒸発速度を推定するための眼球の熱水分移動モデルを構築した。また、眼の不快感に対する気温と気流速の影響をそれぞれ調査するために、以下の2種類の人工気候室実験を実施した。まず、一般的な空調室で想定される0.5 m/s以下の気流が眼の不快感に及ぼす影響を調査するため、被験者16名を対象に、自作の環境制御ゴーグルを用いて眼近傍の気流を静穏気流、0.3 m/s、0.5 m/sの3条件に制御し、各条件で目の不快感等の主観申告および関連する生理量を測定した。この結果、静穏気流条件と比較して0.3~0.5 m/sの気流曝露時には目の不快感が有意に強くなり、同時に眼の表面を保護する涙液層の安定性が低下していることが示唆された。続いて、一般的な空調室で想定される範囲の気温が眼の不快感に及ぼす影響を調査するため、人工気候室を用いて、29名の被験者を18°Cおよび28°Cの2条件の気温に曝露し、目の不快感等の主観申告および関連する生理量を測定する実験を行った。この結果、特にソフトコンタクトレンズ装用者において、高い室内気温が目の不快感の増悪につながる傾向があることを示した。さらに、気温によって涙液層の温度や構造が変化することを示した。現在のところ、眼の乾燥感や不快感の対応策としては加湿が一般的であるが、過度の加湿はエネルギー消費の増大や、カビや結露などの湿害リスクの上昇を引き起こす。このような現状において、本研究は、湿度以外の室内環境要素である気流や気温の制御によっても目の不快感を低減できる可能性を示した。これは、合理的に目の不快感を低減するための環境制御を実現するうえで有用な知見である。
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专著(0)
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会议论文
低湿度環境下での乾燥感に関する研究 (その20)涙液層の個人特性が低湿下での眼の不快感に及ぼす影響
低湿环境下干涩感研究(二十)低湿环境下泪膜个体特征对眼部不适的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[伊藤佳乃子, 高田暁]
通讯作者:
高田暁
DOI:
10.1177/1420326x221126352
发表时间:
2022-09
期刊:
Indoor and Built Environment
影响因子:
3.6
作者:
[Kanoko Ito;S. Takada]
通讯作者:
Kanoko Ito;S. Takada
気温および気流速が眼の不快感に及ぼす影響の生理的メカニズムに基づく評価
基于生理机制评估温度和气流速度对眼部不适的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[伊藤佳乃子, 高田暁]
通讯作者:
高田暁
Evaluation of the effects of hot and humid environments on cognitive function based on physiological mechanisms
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批准号:23K19162
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$1.83万
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财政年份:2023
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负责人:伊藤 佳乃子
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依托单位:
海外基金