偏光ドップラー分光法による状態選別反応断面積の衝突エネルギー依存性の測定
偏光ドップラー分光法による状態選別反応断面積の衝突エネルギー依存性の測定
批准号:
08740459
负责人:
藤村 陽
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1996
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1996 至 --
中文摘要
気相素反応のダイナミックスを明らかにする上で、反応で生成した分子の振動回転状態分布と散乱角度分布は最も基本的な情報であるが、同時に両方の分布を選別した測定を行うのは実験的に困難であった。しかしながら近年の理論計算では、各振動回転状態毎の散乱角度分布とそれらを足し合わせたものとでは大きな違いがある系も示されている。すなわち従来の不完全な状態選別実験の結果から導かれた反応ダイナミックスの描像は誤っており、生成分子の振動回転状態を選別して散乱角度分布測定を行う必要がある。本研究では高分解能偏光ドップラー分光法によるベクトル相関測定を用いて、O(^1D)原子と水素分子との反応で生成したOH分子を状態選別してその散乱角度分布を測定した。この系のような三原子系では自由度が少ないため、反応断面積の衝突エネルギー依存性も併せて知ることが可能である。N_2OとH_2を等量混合してフローさせ、193nm光を照射してN_2Oの光分解でO(^1D)を生成した。適当な遅延時間をおいて、生成可能な最高振動準位であるν=4に生成したOHを波長可変色素レーザー光(分解能0.075cm^<-1>)で検出した。測定されたドップラースペクトルの線形の解析から、重心系でO(^1D)原子が跳んできた方向にOH分子が跳ね返る後方散乱の成分が圧倒的に優勢であることがわかった。Ab initio計算で求めたポテンシャル曲面で行われた準古典軌道計算によればν=4に生成したOHは、衝突径数の大きいものと小さいものに各々対応した前方散乱と後方散乱の両方の寄与がほぼ等しいことが示されている。本研究ではかなり異なる結果が得らており、O(^1D)+H_2のような比較的単純な系でもab initio計算されたポテンシャル曲面に改良の余地があることが示された。今後衝突エネルギー依存性も含んだ解析を進めていく予定である。
英文摘要
気相素反応のダイナミックスを明らかにする上で、反応で生成した分子の振動回転状態分布と散乱角度分布は最も基本的な情報であるが、同時に両方の分布を選別した測定を行うのは実験的に困難であった。しかしながら近年の理論計算では、各振動回転状態毎の散乱角度分布とそれらを足し合わせたものとでは大きな違いがある系も示されている。すなわち従来の不完全な状態選別実験の結果から導かれた反応ダイナミックスの描像は誤っており、生成分子の振動回転状態を選別して散乱角度分布測定を行う必要がある。本研究では高分解能偏光ドップラー分光法によるベクトル相関測定を用いて、O(^1D)原子と水素分子との反応で生成したOH分子を状態選別してその散乱角度分布を測定した。この系のような三原子系では自由度が少ないため、反応断面積の衝突エネルギー依存性も併せて知ることが可能である。N_2OとH_2を等量混合してフローさせ、193nm光を照射してN_2Oの光分解でO(^1D)を生成した。適当な遅延時間をおいて、生成可能な最高振動準位であるν=4に生成したOHを波長可変色素レーザー光(分解能0.075cm^<-1>)で検出した。測定されたドップラースペクトルの線形の解析から、重心系でO(^1D)原子が跳んできた方向にOH分子が跳ね返る後方散乱の成分が圧倒的に優勢であることがわかった。Ab initio計算で求めたポテンシャル曲面で行われた準古典軌道計算によればν=4に生成したOHは、衝突径数の大きいものと小さいものに各々対応した前方散乱と後方散乱の両方の寄与がほぼ等しいことが示されている。本研究ではかなり異なる結果が得らており、O(^1D)+H_2のような比較的単純な系でもab initio計算されたポテンシャル曲面に改良の余地があることが示された。今後衝突エネルギー依存性も含んだ解析を進めていく予定である。
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会议论文
Takashige Fujiwara: "Rotational coherence spectroscopy of 9,9'-byanthryl and its van der Waals complexes with Ar and H_2O" Chemical Physics Letters. 261(1,2). 201-207 (1996)
Takashige Fujiwara:“9,9-byanthryl 及其与 Ar 和 H_2O 的范德华配合物的旋转相干光谱”《化学物理快报》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Andrew J.Alexander: "An experimental and quasiclassical study of the product state resolved stereodynamics of the reaction:O(^1D_2)+H_2(ν=0)→OH(X^2Π_<3/2>;ν=0,N,f)+H" Chemical Physics Letters. 262(5). 589-597 (1996)
Andrew J.Alexander:“产物态解析反应立体动力学的实验和准经典研究:O(^1D_2)+H_2(ν=0)→OH(X^2Π_<3/2>;ν=0,N ,f)+H”化学物理快报。262(5)。589-597 (1996)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ファンデルワールス分子を用いて衝突の配向を制御した化学反応-ベクトル相関分光による反応ダイナミックスの解明-
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批准号:08218229
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1996
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
ファンデルワールス分子を用いて衝突の配向を制御した化学反応-ベクトル相関分光による反応ダイナミックスの解明
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批准号:07228230
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1995
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
レーザー誘起回析格子分光法の適用による状態選別されたベクトル相関測定
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批准号:07740459
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1995
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
ファンデルワールス分子を用いて衝突の配向を制御した化学反応-ベクトル相関分光による反応ダイナミックスの解明-
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批准号:06239231
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1994
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
縮退四光波混合分光の適用による回転コヒーレンス分光法の高感度化
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批准号:06740443
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
ポンプ-プローブ法による回転コヒーレンス分光を用いた溶媒和型クラスターの構造決定
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批准号:05640566
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1993
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
回転コヒーレンス分光法によるクラスターイオンの構造決定
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批准号:04740276
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
ベクトル相関を取り入れた光分解とファンデアワールス分子内反応の研究
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批准号:02953002
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (Research Fellowship)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1990
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负责人:藤村 陽
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依托单位:
海外基金