美術分野におけるハラスメントに関するジェンダーの視点による社会史的考察
美術分野におけるハラスメントに関するジェンダーの視点による社会史的考察
批准号:
22K18561
负责人:
吉良 智子
金额:
$0.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-06-30 至 2025-03-31
中文摘要
現代日本社会において人権上の観点から、各種ハラスメントに対する異議申し立てが行なわれつつあるが、それらが社会的問題として認識されたのはごく近年のことである。特に美術においては歴史的にも男性権威者から女性へのハラスメント行為が容認されてきた。本研究では、主に近現代日本の美術界におけるハラスメント行為の歴史をジェンダーの視点から考察・比較し、現代社会問題としてのハラスメントに対する提言を行なう。具体的には主に近代・戦後日本のアート界におけるハラスメントをジェンダーの視点から考察を行なっている。ハラスメントを歴史的・学際的な視野から検討することで美術分野の男女平等参画社会の実現に歴史的な背景として戦前は教育機会の不平等のため、女性アーティストは男性と同等の美術教育を享受できなかった。戦後は教育機会の平等が達成されたが、女性アーティストの創造環境が改善されているとはいいがたく、家庭におけるケア役割の過重負担がキャリアの形成を妨げている。また女性の作品への評価におけるジェンダーバイアスの影響も含めて教育機会の平等を達成したことによってかえって見えづらいジェンダー不平等が残されている。それが今日問題となっている美術界のハラスメントの一因になっているという可能性がある。本研究では最終目標としてハラスメントを歴史的・学際的な視野から検討することで美術分野の男女平等参画社会の実現に向けた有効性のある提言を行ないたい。
英文摘要
現代日本社会において人権上の観点から、各種ハラスメントに対する異議申し立てが行なわれつつあるが、それらが社会的問題として認識されたのはごく近年のことである。特に美術においては歴史的にも男性権威者から女性へのハラスメント行為が容認されてきた。本研究では、主に近現代日本の美術界におけるハラスメント行為の歴史をジェンダーの視点から考察・比較し、現代社会問題としてのハラスメントに対する提言を行なう。具体的には主に近代・戦後日本のアート界におけるハラスメントをジェンダーの視点から考察を行なっている。ハラスメントを歴史的・学際的な視野から検討することで美術分野の男女平等参画社会の実現に歴史的な背景として戦前は教育機会の不平等のため、女性アーティストは男性と同等の美術教育を享受できなかった。戦後は教育機会の平等が達成されたが、女性アーティストの創造環境が改善されているとはいいがたく、家庭におけるケア役割の過重負担がキャリアの形成を妨げている。また女性の作品への評価におけるジェンダーバイアスの影響も含めて教育機会の平等を達成したことによってかえって見えづらいジェンダー不平等が残されている。それが今日問題となっている美術界のハラスメントの一因になっているという可能性がある。本研究では最終目標としてハラスメントを歴史的・学際的な視野から検討することで美術分野の男女平等参画社会の実現に向けた有効性のある提言を行ないたい。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
近現代日本における人形とジェンダー
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批准号:17J40216
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.58万
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财政年份:2017
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负责人:吉良 智子
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依托单位:
海外基金