エチニルピリジンオリゴマーが構築する超分子構造の観測と応用
エチニルピリジンオリゴマーが構築する超分子構造の観測と応用
批准号:
13J09859
负责人:
大石 雄基
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2016-03-31
中文摘要
昨年度までにピリジン環とフェノール環がアセチレンを介して交互に連結したオリゴマーが疎水性溶媒中で高い糖との会合能を示すことを報告した。また、このオリゴマーは天然の糖の固液抽出や液膜輸送を行うことができ、その際にマンノースに対する高い選択性が見られた。しかし、その液膜輸送における糖の輸送速度は非常に遅かった。これは水分子により、オリゴマーと糖との会合が阻害されたためただと考えられた。そこで本年度は水中での糖認識について調査し、水分子の水素結合の阻害に勝る会合を探索した。薗頭反応等を利用して合成した両親媒性のオリゴマーの水中での糖認識能評価を行なったところ、このオリゴマーはグルコースのような糖は会合できず、2位にアミノ基を有するグルコサミンと強く会合できることが示された。このことから、以前に開発した疎水性オリゴマーを用いた固液抽出実験でも、グルコサミンに対する高い選択性が見られる可能性があると考え、マンノースとグルコサミンの固液抽出の競合実験を行なった。その結果、この競合実験ではマンノースに対する高い選択性が見られた。これは、グルコサミンの極性がマンノースと比較して高いために、有機溶媒中へと固液抽出されにくかったためだと考えられる。これらの結果から、化合物選択的な人工チャネルとして働くホストには、水中で高い糖認識能を示すだけだはなく、脂質二重膜中で安定な会合体を形成できる必要があると分かった。水中での高い糖認識能を実現するには、疎水性相互作用などが有効に働く分子設計が必要となると考えられる。また糖に対する選択性を上げるには、ホストの高次構造の自由度が小さくする必要であると思われる。今回の研究成果では、これらの点を改善したホストであれば、実用的な糖の選択的な分離に利用できるという可能性を示すことができた。
英文摘要
昨年度までにピリジン環とフェノール環がアセチレンを介して交互に連結したオリゴマーが疎水性溶媒中で高い糖との会合能を示すことを報告した。また、このオリゴマーは天然の糖の固液抽出や液膜輸送を行うことができ、その際にマンノースに対する高い選択性が見られた。しかし、その液膜輸送における糖の輸送速度は非常に遅かった。これは水分子により、オリゴマーと糖との会合が阻害されたためただと考えられた。そこで本年度は水中での糖認識について調査し、水分子の水素結合の阻害に勝る会合を探索した。薗頭反応等を利用して合成した両親媒性のオリゴマーの水中での糖認識能評価を行なったところ、このオリゴマーはグルコースのような糖は会合できず、2位にアミノ基を有するグルコサミンと強く会合できることが示された。このことから、以前に開発した疎水性オリゴマーを用いた固液抽出実験でも、グルコサミンに対する高い選択性が見られる可能性があると考え、マンノースとグルコサミンの固液抽出の競合実験を行なった。その結果、この競合実験ではマンノースに対する高い選択性が見られた。これは、グルコサミンの極性がマンノースと比較して高いために、有機溶媒中へと固液抽出されにくかったためだと考えられる。これらの結果から、化合物選択的な人工チャネルとして働くホストには、水中で高い糖認識能を示すだけだはなく、脂質二重膜中で安定な会合体を形成できる必要があると分かった。水中での高い糖認識能を実現するには、疎水性相互作用などが有効に働く分子設計が必要となると考えられる。また糖に対する選択性を上げるには、ホストの高次構造の自由度が小さくする必要であると思われる。今回の研究成果では、これらの点を改善したホストであれば、実用的な糖の選択的な分離に利用できるという可能性を示すことができた。
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多点水素結合能を有するピリジン-フェノール交互型オリゴマーの合成と性質
具有多点氢键能力的吡啶-苯酚交替低聚物的合成与性能
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[三星 智, 杉山 武晴, 原田 明, 大石雄基・阿部肇・井上将彦]
通讯作者:
大石雄基・阿部肇・井上将彦
Solid-liquid and liquid-liquid extractions of native saccharides by alternating pyridine-phenol oligomers linked with acetylene bonds
通过乙炔键连接的吡啶-苯酚低聚物交替萃取天然糖类
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuki Ohishi, Hajime Abe, Masahiko Inouye]
通讯作者:
Masahiko Inouye
ピリジンーフェノール交互型構造の人工ホストによる糖の抽出
使用具有交替吡啶-苯酚结构的人工宿主提取糖
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[阿部肇, 大石雄基, 米田哲大, 井上将彦]
通讯作者:
井上将彦
糖との強い相互作用を示すピリジン-フェノール交互型オリゴマーの開発
开发与糖表现出强相互作用的吡啶-苯酚交替低聚物
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大石雄基, 阿部肇, 井上将彦]
通讯作者:
井上将彦
自己相補的水素結合能を有するピリジン-フェノール交互型オリゴマーの二重らせん形成
具有自互补氢键能力的吡啶-苯酚交替低聚物的双螺旋形成
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Satoru Mitsuhoshi, Takeharu Sugiyama, Akira Harata, 大石雄基・阿部肇・井上将彦, 徳川宗史 金森功吏 正木慶昭 大窪章寛 関根光雄 WILHELMSSON MARCUS GROTLI MORTEN 清尾康志, 大石雄基・阿部肇・井上将彦]
通讯作者:
大石雄基・阿部肇・井上将彦
共 6 条
特異な発光特性や触媒作用を示すシクロデキストリン包接型機能性分子の開拓
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批准号:24K08391
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:大石 雄基
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依托单位:
海外基金