可視-近赤外領域の光を効率的に利用できる二酸化炭素還元光触媒系の構築
可視-近赤外領域の光を効率的に利用できる二酸化炭素還元光触媒系の構築
批准号:
13J06913
负责人:
北川 裕一
金额:
$1.77万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
既報では、主に紫外領域の光を利用した効率的な二酸化炭素光還元触媒が報告されている。本研究員は人工光合成実現に向けて太陽光の光を効率的に利用するため、以下の二点の研究を主に行った。1. 可視域に強い吸収帯を有するクロロフィルを光増感剤として用いた二酸化炭素光還元触媒系の構築を検討した。2. クロロフィルから構成されるキラルなJ会合体は効率的な可視長波長領域の光捕集・エネルギー移動を示すことから注目を集めている。しかし、分子構造が解明されておらず、その機構も明らかとなっていない。そこで、キラルなJ会合体の構造解析手法について検討した。1. クロロフィル(3位)に二酸化炭素光還元触媒を共有結合により連結した錯体の合成に成功した。この連結錯体を溶かした溶液(二酸化炭素雰囲気下)に対して、可視-近外赤領域の光を照射することにより二酸化炭素光還元に成功した。また、ドナーであるクロロフィルとアクセプターである二酸化炭素光還元触媒の酸化還元電位をそれぞれ変えた連結錯体の光物理的性質を検討し、効率の良い電子伝達系を構築した。さらに、クロロフィル(3位)とアクセプターである二酸化炭素光還元触媒をアミド結合で連結することによりJ会合体形成が可能となり、クロロフィルがより長波長領域の光を捕集できるようになることを明らかとした。本データは、クロロフィルを用いた可視-近赤外光を効率的に利用した二酸化炭素光還元系を構築に向けて有用である。2. キラルなJ会合体が磁場存在下で溶液中において配向することに着目した。磁場配向したキラルJ会合体において通常の円偏光二色性(CD)と大きく異なるスペクトル形状を示すことが明らかとなった。また、異方性CDを用いたスペクトルシミュレーションをしたところ、通常のCDと形状が大きく異なった。本データは、異方性円偏光二色性がキラルなJ会合体の構造解析において有用であることを示唆している。
英文摘要
既報では、主に紫外領域の光を利用した効率的な二酸化炭素光還元触媒が報告されている。本研究員は人工光合成実現に向けて太陽光の光を効率的に利用するため、以下の二点の研究を主に行った。1. 可視域に強い吸収帯を有するクロロフィルを光増感剤として用いた二酸化炭素光還元触媒系の構築を検討した。2. クロロフィルから構成されるキラルなJ会合体は効率的な可視長波長領域の光捕集・エネルギー移動を示すことから注目を集めている。しかし、分子構造が解明されておらず、その機構も明らかとなっていない。そこで、キラルなJ会合体の構造解析手法について検討した。1. クロロフィル(3位)に二酸化炭素光還元触媒を共有結合により連結した錯体の合成に成功した。この連結錯体を溶かした溶液(二酸化炭素雰囲気下)に対して、可視-近外赤領域の光を照射することにより二酸化炭素光還元に成功した。また、ドナーであるクロロフィルとアクセプターである二酸化炭素光還元触媒の酸化還元電位をそれぞれ変えた連結錯体の光物理的性質を検討し、効率の良い電子伝達系を構築した。さらに、クロロフィル(3位)とアクセプターである二酸化炭素光還元触媒をアミド結合で連結することによりJ会合体形成が可能となり、クロロフィルがより長波長領域の光を捕集できるようになることを明らかとした。本データは、クロロフィルを用いた可視-近赤外光を効率的に利用した二酸化炭素光還元系を構築に向けて有用である。2. キラルなJ会合体が磁場存在下で溶液中において配向することに着目した。磁場配向したキラルJ会合体において通常の円偏光二色性(CD)と大きく異なるスペクトル形状を示すことが明らかとなった。また、異方性CDを用いたスペクトルシミュレーションをしたところ、通常のCDと形状が大きく異なった。本データは、異方性円偏光二色性がキラルなJ会合体の構造解析において有用であることを示唆している。
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Photochemical reduction of CO2 with long-wavelength light by covalently linked chlorophyll-rhenium bipyridine complexes
共价连接叶绿素-铼联吡啶复合物用长波长光光化学还原二氧化碳
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuichi Kitagawa, Hitoshi Tamiaki]
通讯作者:
Hitoshi Tamiaki
Photophysical Properties of Chlorophyll Derivatives Linked with Rhenium Bipyridine Complexes
与铼联吡啶配合物连接的叶绿素衍生物的光物理性质
DOI:
10.1246/bcsj.20140326
发表时间:
2015
期刊:
Bulletin of the Chemical Society of Japan
影响因子:
4
作者:
[Yuichi Kitagawa, Shin Ogasawara, Daisuke Kosumi, Hideki Hashimoto, Hitoshi Tamiaki]
通讯作者:
Hitoshi Tamiaki
異方性円偏光二色性を用いたキラル超分子の構造解析法に関する検討
各向异性圆二色性手性超分子结构分析方法研究
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北川 裕一, 庄司 淳, 伊佐 治恵, 石井 和之, 民秋 均]
通讯作者:
民秋 均
クロロフィルの可視-近外赤領域における高効率の光捕集を利用した二酸化炭素光還元
利用叶绿素可见光-近红外区域的高效光收集进行二氧化碳光还原
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北川裕一, 民秋均]
通讯作者:
民秋均
DOI:
10.1246/cl.140439
发表时间:
2014-08-05
期刊:
CHEMISTRY LETTERS
影响因子:
1.6
作者:
[Kitagawa, Yuichi, Takeda, Hiroyuki, Tamiaki, Hitoshi]
通讯作者:
Tamiaki, Hitoshi
共 8 条
Development of long persistent luminescence phosphors responsed by mechanical stimulus
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批准号:21K18969
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.08万
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财政年份:2021
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负责人:北川 裕一
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依托单位:
Construction of lanthanide complexes inducing excited reaction by external force
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批准号:20H02748
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.32万
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财政年份:2020
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负责人:北川 裕一
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依托单位:
海外基金