珪酸塩(ポスト)ペロブスカイトにおける固溶鉄原子の挙動に関する第一原理的研究
珪酸塩(ポスト)ペロブスカイトにおける固溶鉄原子の挙動に関する第一原理的研究
批准号:
13F03023
负责人:
土屋 卓久
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
内部無撞着LSDA+U法および格子動力学法を組み合わせ、Fe3+及びAl3+を含有するMgSiO3ブリッジマナイトにおける不純物の安定配置および高温高圧熱力学特性を調べた。様々な不純物配置のエネルギーを計算した結果、Al3+はSiサイトを好み、高スピン状態のFe3+を隣接したMgサイトに引き寄せ、その結果Fe3+-Al3+の置換イオン対を形成することを見いだした。さらに準調和近似を用いて熱力学特性を計算した結果、マントル濃度程度のFe3+AlO3成分の固溶はブリッジマナイトの体積をわずかに増加させるが、熱力学特性に対してはほとんど影響を与えないことを見いだした。引き続き、鉄含有ブリッジマナイトと、これに次いで下部マントル中に多量に存在する(Mg,Fe)Oフェロペリクレースの熱弾性特性を計算した。地震学的観測モデル(PREM)を再現するようにブリッジマナイトとフェロペリクレースの量比を最適化した結果、パイロライトと同程度の割合で混合した場合に最もよくPREMを再現できることを見いだした(Nat Geosci誌に印刷中)。ブリッジマナイトに続き、その高圧相であるポスト・ペロブスカイトについても、同様に内部無撞着LSDA+U法および格子動力学法を組み合わせ、高温高圧熱力学特性を計算した。得られた自由エネルギーをブリッジマナイトの結果と比較することで、鉄含有ブリッジマナイトのポスト・ペロブスカイト相平衡を理論的に決定した。その結果、Fe2+が固溶した場合は狭い2相共存領域が出現し観測されるような地震波不連続を生じることが可能であるのに対し、Fe3+が固溶した場合は2相共存領域が広がり不連続変化を生じにくくなることが分かった。また、2価鉄イオンが金属鉄と3価鉄イオンに分離する圧力誘起電荷不均化反応の可能性についても計算し、Alが存在する場合この反応が自発的に生じる可能性を示唆した。
英文摘要
内部無撞着LSDA+U法および格子動力学法を組み合わせ、Fe3+及びAl3+を含有するMgSiO3ブリッジマナイトにおける不純物の安定配置および高温高圧熱力学特性を調べた。様々な不純物配置のエネルギーを計算した結果、Al3+はSiサイトを好み、高スピン状態のFe3+を隣接したMgサイトに引き寄せ、その結果Fe3+-Al3+の置換イオン対を形成することを見いだした。さらに準調和近似を用いて熱力学特性を計算した結果、マントル濃度程度のFe3+AlO3成分の固溶はブリッジマナイトの体積をわずかに増加させるが、熱力学特性に対してはほとんど影響を与えないことを見いだした。引き続き、鉄含有ブリッジマナイトと、これに次いで下部マントル中に多量に存在する(Mg,Fe)Oフェロペリクレースの熱弾性特性を計算した。地震学的観測モデル(PREM)を再現するようにブリッジマナイトとフェロペリクレースの量比を最適化した結果、パイロライトと同程度の割合で混合した場合に最もよくPREMを再現できることを見いだした(Nat Geosci誌に印刷中)。ブリッジマナイトに続き、その高圧相であるポスト・ペロブスカイトについても、同様に内部無撞着LSDA+U法および格子動力学法を組み合わせ、高温高圧熱力学特性を計算した。得られた自由エネルギーをブリッジマナイトの結果と比較することで、鉄含有ブリッジマナイトのポスト・ペロブスカイト相平衡を理論的に決定した。その結果、Fe2+が固溶した場合は狭い2相共存領域が出現し観測されるような地震波不連続を生じることが可能であるのに対し、Fe3+が固溶した場合は2相共存領域が広がり不連続変化を生じにくくなることが分かった。また、2価鉄イオンが金属鉄と3価鉄イオンに分離する圧力誘起電荷不均化反応の可能性についても計算し、Alが存在する場合この反応が自発的に生じる可能性を示唆した。
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立方晶カルシウムペロブスカイトの小さな剛性率
立方钙钛矿的刚度模量小
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[河合研志, 土屋卓久]
通讯作者:
土屋卓久
Thermodynamic properties of Fe- and Al-bearing MgSiO_3 perovskite : an internally consistent LSDA+U study
含 Fe 和 Al 的 MgSiO_3 钙钛矿的热力学性质:内部一致的 LSDA U 研究
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuto Ando, Ken Sawada, Hiroshi Nishi, Reishi Takashima, 伊集院勇・石渡明, T. Tsuchiya and X. Wang]
通讯作者:
T. Tsuchiya and X. Wang
下部マントルにおけるphase Hの安定性
下地幔H相的稳定性
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[土屋 旬, 土屋卓久]
通讯作者:
土屋卓久
第一原理計算による理論高圧鉱物物性学の開拓
使用第一原理计算开发理论高压矿物特性
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[河仲準二, 時田茂樹, 椿本孝治, 吉田英次, 藤岡加奈, 本越伸二, 吉村政志, 宮永憲明, 兒玉了祐, 角野浩史, 土屋卓久]
通讯作者:
土屋卓久
DOI:
10.2465/gkk.150104
发表时间:
2015
期刊:
Japanese Magazine of Mineralogical and Petrological Sciences
影响因子:
--
作者:
[Z. Zheng, T.Tachikawa, and T. Majima, 土屋卓久]
通讯作者:
土屋卓久
共 37 条
水の液体鉄-熔融ケイ酸塩間分配の第一原理計算に基づく地球深部水循環機構の解明
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批准号:24K07190
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:土屋 卓久
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依托单位:
高温高圧下における窒素の元素及び同位体分別挙動
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批准号:22KF0281
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2023
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负责人:土屋 卓久
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依托单位:
高温高圧下における硫黄の熔融ケイ酸塩-液体鉄間分配に関する第一原理計算
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批准号:21K03703
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2021
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负责人:土屋 卓久
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依托单位:
高温高圧下におけるカルシウム珪酸塩ペロヴスカイトの第一原理シミュレーション
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批准号:18840033
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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资助金额:$1.77万
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财政年份:2006
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负责人:土屋 卓久
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依托单位:
鉱物等複雑無機化合物の分子シミュレーションと原子間多体相互作用モデルの創出
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批准号:01J11191
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2001
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负责人:土屋 卓久
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依托单位:
分子動力学法によるGeO2及びMgGeO3の構造、物性の再現、予測
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批准号:97J05092
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1998
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负责人:土屋 卓久
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依托单位:
海外基金