课题基金 / 基金详情

沿岸漁村地域における「新規参入」の定着過程と地域的対応

沿岸漁村地域における「新規参入」の定着過程と地域的対応
沿海渔村地区“新进入者”的形成过程及区域应对
批准号:
18K12926
负责人:
今川 恵
金额:
$0.42万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2018-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
今年度は、本研究の対象地域である和歌山県A市の漁業後継者確保状況と、それを可能としている地域的要因や将来的な課題について、これまでフィールドワークで得られた情報から考察を行った。A市は都市部近郊に位置し、小型底曳網漁業・船曳網漁業という比較的水揚げの大きい漁業が中心であり、後継者が確保されている経営体も多い。第一にA市では、全体的な漁業者の減少を前提としながら、夜間を通して連続操業を行うなど時間的な漁獲努力量を高めることで、一定の水揚げ金額を確保している。第二に、都市近郊型という立地条件を生かして販路を新規開拓するとともに、自家製干物の直販を行うなど多角的な経営戦略により、漁業外の収入も得ることができている。以上のような理由により、経営体としての収入が確保され、そのことが後継者の獲得につながっている。その一方で、小型底曳網漁業・船曳網漁業の操業にかかせない乗り子の減少と高齢化は他地域と同様に進行しており、操業の継続が困難になっている経営体も存在している。国や自治体が実施している新規漁業就業者確保のための制度を利用し、労働力を確保している経営体もあるが、乗組員を確保できず最少人数で操業している経営体では漁獲努力の向上が困難であり、後継者の確保につながる水準の水揚げを確保できず、将来的な継続が見込めないことも実情である。また、漁業者が減少したとはいえ、積極的に操業を行うことによる水産資源への影響も懸念される。本研究ではもうひとつの対象地域として、交通アクセスの不便な僻地に位置し、小規模捕鯨業、カツオ漁、棒受け網漁などひとつひとつの水揚げ金額は多くないものの、多様な漁業が存在する和歌山県B町における後継者確保の現状についても調査研究を行っていたが、出産のため産休と育休を取得したので、やむを得ず研究を中断した。
英文摘要
今年度は、本研究の対象地域である和歌山県A市の漁業後継者確保状況と、それを可能としている地域的要因や将来的な課題について、これまでフィールドワークで得られた情報から考察を行った。A市は都市部近郊に位置し、小型底曳網漁業・船曳網漁業という比較的水揚げの大きい漁業が中心であり、後継者が確保されている経営体も多い。第一にA市では、全体的な漁業者の減少を前提としながら、夜間を通して連続操業を行うなど時間的な漁獲努力量を高めることで、一定の水揚げ金額を確保している。第二に、都市近郊型という立地条件を生かして販路を新規開拓するとともに、自家製干物の直販を行うなど多角的な経営戦略により、漁業外の収入も得ることができている。以上のような理由により、経営体としての収入が確保され、そのことが後継者の獲得につながっている。その一方で、小型底曳網漁業・船曳網漁業の操業にかかせない乗り子の減少と高齢化は他地域と同様に進行しており、操業の継続が困難になっている経営体も存在している。国や自治体が実施している新規漁業就業者確保のための制度を利用し、労働力を確保している経営体もあるが、乗組員を確保できず最少人数で操業している経営体では漁獲努力の向上が困難であり、後継者の確保につながる水準の水揚げを確保できず、将来的な継続が見込めないことも実情である。また、漁業者が減少したとはいえ、積極的に操業を行うことによる水産資源への影響も懸念される。本研究ではもうひとつの対象地域として、交通アクセスの不便な僻地に位置し、小規模捕鯨業、カツオ漁、棒受け網漁などひとつひとつの水揚げ金額は多くないものの、多様な漁業が存在する和歌山県B町における後継者確保の現状についても調査研究を行っていたが、出産のため産休と育休を取得したので、やむを得ず研究を中断した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金