课题基金 / 基金详情

バライトによる共沈反応を用いた放射性核種の安定化処理技術の開発

バライトによる共沈反応を用いた放射性核種の安定化処理技術の開発
利用重晶石共沉淀反应开发放射性核素稳定技术
批准号:
17J07654
负责人:
徳永 紘平
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-26 至 2020-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
核燃料の核分裂生成核種の中には半減期が極めて長いものが存在し、それらの適切な処理処分方法の開発は重要な課題である。特に福島第一原発での汚染水処理においても問題となっている129I、79Seは、核分裂生成核種の中でも半減期が特に長く(129I 1.6x107年、79Se 6.5x104 年)、かつ水溶液中からの除去が困難な陰イオンとして存在する。平成29年度は、バライトの沈殿過程におけるIO3-、SeO32-、SeO42-の挙動を室内のシミュレーション実験により詳細に調べ、分配係数、格子定数、局所構造などの鉱物学的な解析を行った。これらの結果を基に、バライトによるこれら陰イオンの取り込みの可能性を検討するとともに、様々な条件下での合成実験を行い、取り込みに最適な条件を見出した。分析の結果、SeO32-の場合は、結晶構造に歪みを与えるCa2+の濃度が高く、競合イオンの硫酸イオン濃度が低く、かつ結晶表面での錯生成がしやすい高pHほど、バライトに分配しやすいことが分かった。また、SeO42-の場合は、競合イオンであるSO42-の濃度調整のみが、IO3-の場合はSO42-と過飽和度の調整が重要なことが分かった。以上の結果を考慮し、最適な条件でバライトとIO3-、SeO32-、SeO42-の共沈実験を行ったところ、SeO32-の分配係数は、初期の条件に対して約260倍の4100L/kg、SeO42-の場合は約790倍の3500L/kgになり、IO3-は約390倍の7900L/kgとなり、水溶液中の80%以上の(初期濃度: 1 mg/L)がバライトの構造内に取り込まれた。これら得られた除去効率の値は先行研究で用いられている鉱物よりも高く、バライトの難溶性の性質と相まって、放射性の陰イオン核種を長期間保持する性能を持つと予想され、より効果的な処理・処分が可能となる。
英文摘要
核燃料の核分裂生成核種の中には半減期が極めて長いものが存在し、それらの適切な処理処分方法の開発は重要な課題である。特に福島第一原発での汚染水処理においても問題となっている129I、79Seは、核分裂生成核種の中でも半減期が特に長く(129I 1.6x107年、79Se 6.5x104 年)、かつ水溶液中からの除去が困難な陰イオンとして存在する。平成29年度は、バライトの沈殿過程におけるIO3-、SeO32-、SeO42-の挙動を室内のシミュレーション実験により詳細に調べ、分配係数、格子定数、局所構造などの鉱物学的な解析を行った。これらの結果を基に、バライトによるこれら陰イオンの取り込みの可能性を検討するとともに、様々な条件下での合成実験を行い、取り込みに最適な条件を見出した。分析の結果、SeO32-の場合は、結晶構造に歪みを与えるCa2+の濃度が高く、競合イオンの硫酸イオン濃度が低く、かつ結晶表面での錯生成がしやすい高pHほど、バライトに分配しやすいことが分かった。また、SeO42-の場合は、競合イオンであるSO42-の濃度調整のみが、IO3-の場合はSO42-と過飽和度の調整が重要なことが分かった。以上の結果を考慮し、最適な条件でバライトとIO3-、SeO32-、SeO42-の共沈実験を行ったところ、SeO32-の分配係数は、初期の条件に対して約260倍の4100L/kg、SeO42-の場合は約790倍の3500L/kgになり、IO3-は約390倍の7900L/kgとなり、水溶液中の80%以上の(初期濃度: 1 mg/L)がバライトの構造内に取り込まれた。これら得られた除去効率の値は先行研究で用いられている鉱物よりも高く、バライトの難溶性の性質と相まって、放射性の陰イオン核種を長期間保持する性能を持つと予想され、より効果的な処理・処分が可能となる。
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会议论文
放射性金属イオン含有汚染水の処理方法及び不溶化処理材
含放射性金属离子污染水的处理方法及不溶化处理材料
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
バライト(BaSO4)への共沈反応を用いた有害元素の効果的な処理法の確立
重晶石(BaSO4)共沉淀反应建立有效处理有害元素的方法
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [徳永紘平, 高橋嘉夫、香西直文]
通讯作者: 高橋嘉夫、香西直文
Ligand exchange adsorption and coordination structure of Pd on δ-MnO 2 in NaCl solution
NaCl溶液中δ-MnO 2 上Pd的配体交换吸附及配位结构
DOI: 10.1016/j.chemgeo.2017.04.022
发表时间: 2017
期刊: Chemical Geology
影响因子: 3.9
作者: [Tanaka Kazuya, Tanaka Masato, Watanabe Naoko, Tokunaga Kohei, Takahashi Yoshio]
通讯作者: Takahashi Yoshio
Migration of arsenic and uranium in environments during iron transformation
  • 批准号:
    23K13693
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
  • 资助金额:
    $2.83万
  • 财政年份:
    2023
  • 负责人:
    徳永 紘平
  • 依托单位:
微量元素の濃度や化学状態に基づくバライト1粒を用いたEh-pH-温度計の開発
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