明治の「履歴史料」にみる地域に生きた「知識労働者」のリテラシー形成とキャリアパス
明治の「履歴史料」にみる地域に生きた「知識労働者」のリテラシー形成とキャリアパス
批准号:
21K02194
负责人:
松尾 由希子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
全期間の研究の目的は、明治期の「履歴史料」を用いて、地域の「知識労働者」のリテラシー形成及びキャリアパスの実態について、明らかにすることである。令和4年度は、「知識労働者」として、(1)「教育令期」の長崎県の小学校女性教員、(2)技術官や最低俸給額未満の判任文官を対象に研究を進めた。(1)については、成果を論文として発表した。(1)について、長崎県の小学校女性教員8名の履歴書から任用時のキャリアを検討し男性教員のキャリアと比較し、女性教員特有のキャリアについて明らかにした。女性教員のキャリアに関わる特徴として、1つに当該期の女性教員は男性と比較しても秀でた学習履歴を有していた。2つに、女性教員の身内(父や夫)の特色として、長崎県の有力な教員や職員や士族という点が明らかになった。当該期の女性教員をとりまく状況は、女性蔑視、女性教員への嫌悪、学力の点で男性教員より劣ると考えられていたため、女性教員は歓迎されていなかった。そのため、女性教員は高い学習履歴を有していても地域から信頼を得られない可能性があり、影響力のある父や夫を「後ろ盾」にすることで乗り切ろうとしたと考えられる。(2)について、技術官や判任文官の詮衡に関わる文書を解読、整理した。そして、これらの官吏に求められた知識技能とその水準について、検討した。そして、判任文官への任用資格を付与する試験において、どのようなカテゴリーの学力が求められていたのかについて検討した。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Career of female primary school teacher of Education Order Period
教育秩序时期小学女教师的职业生涯
DOI:
10.14945/00029431
发表时间:
2023
期刊:
静岡大学教育実践総合センター紀要
影响因子:
--
作者:
[山下廉太郎, 松尾由希子]
通讯作者:
松尾由希子
教員資格制度をふまえた教員の学びと職業移動にみるキャリア形成-明治19年における長崎県南松浦郡・北松浦郡の小学校教員「履歴史料」の分析-
基于教师资格制度的教师学习和职业流动的职业形成——1889年长崎县南松浦地区和北松浦地区小学教师的“历史记录”分析——
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
静岡大学教育研究
影响因子:
--
作者:
[松尾由希子, 山下廉太郎]
通讯作者:
山下廉太郎
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