Renal pelvis-kidney disease axis based on the induction of lymphoid tissue development by urine
Renal pelvis-kidney disease axis based on the induction of lymphoid tissue development by urine
批准号:
21H04751
负责人:
市居 修
金额:
$26.71万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-05 至 2025-03-31
中文摘要
ヒトと伴侶動物では、個体の高齢化に伴い慢性腎臓病(CKD)症例が増えている。CKDは糸球体や尿細管間質の慢性炎症を主体とし、難治性である。近年、腎臓内に形成された誘導性 リンパ組織による慢性炎症の増悪と遷延が問題視されている。我々は腎盤(腎盂)に尿路関連リンパ組織(UTALT/UTALS)を発見し、その発達がCKD進行と強く相関することを見出した。本研究では、疾患モデル動物や伴侶動物・ヒト症例の精査を基軸に、CKDにおけるUTALS発達の意義、特に腎臓の慢性炎症との病態連関を解明する。さらに、UTALSが発達する理由として“CKD時の尿が導く腎盤上皮バリアの脆弱化とそれに続く尿の腎盤侵入”を証明し、尿の新たな存在意義“リンパ組織の発達誘導”を提唱する。これまでUTALSの構成細胞と発現分子を同定した。特にCKDや種々の泌尿器疾患で腎盤に発現する非線維性コラーゲン分子は、尿路上皮バリア維持とUTALS形成に重要な役割を担っていた。また、前年度は加齢性変化や免疫異常を示すモデル動物を解析したが、2022年度は直接的・間接的な尿路上皮障害モデルマウス(尿管結紮、TRECKによる尿路上皮破壊)を解析した。抗体アレイを駆使し、腎実質障害時に尿中に増える尿路上皮バリア破壊因子候補としてMMP分子群を同定した。どのモデルにおいても、障害された尿路上皮直下の腎盤組織に尿が漏出し、ケモカインを発現する炎症細胞が浸潤する一方、明瞭なUTALS形成はみられなかった。以上より、種々の疾患で尿路上皮バリアは破壊され、尿は腎盤実質に侵入して局所免疫を変化させるが、UTALSの実質的形成には個体の素因(加齢、免疫異常)が必要であると考察した。腎盤を巻き込む腎臓病の重篤化は深刻であり、死亡率も高い。本研究では、UTALSを中心とした腎盤-腎臓病態軸の解明から、難治性疾患CKDの治療戦略に新たな道を切り拓く。
英文摘要
ヒトと伴侶動物では、個体の高齢化に伴い慢性腎臓病(CKD)症例が増えている。CKDは糸球体や尿細管間質の慢性炎症を主体とし、難治性である。近年、腎臓内に形成された誘導性 リンパ組織による慢性炎症の増悪と遷延が問題視されている。我々は腎盤(腎盂)に尿路関連リンパ組織(UTALT/UTALS)を発見し、その発達がCKD進行と強く相関することを見出した。本研究では、疾患モデル動物や伴侶動物・ヒト症例の精査を基軸に、CKDにおけるUTALS発達の意義、特に腎臓の慢性炎症との病態連関を解明する。さらに、UTALSが発達する理由として“CKD時の尿が導く腎盤上皮バリアの脆弱化とそれに続く尿の腎盤侵入”を証明し、尿の新たな存在意義“リンパ組織の発達誘導”を提唱する。これまでUTALSの構成細胞と発現分子を同定した。特にCKDや種々の泌尿器疾患で腎盤に発現する非線維性コラーゲン分子は、尿路上皮バリア維持とUTALS形成に重要な役割を担っていた。また、前年度は加齢性変化や免疫異常を示すモデル動物を解析したが、2022年度は直接的・間接的な尿路上皮障害モデルマウス(尿管結紮、TRECKによる尿路上皮破壊)を解析した。抗体アレイを駆使し、腎実質障害時に尿中に増える尿路上皮バリア破壊因子候補としてMMP分子群を同定した。どのモデルにおいても、障害された尿路上皮直下の腎盤組織に尿が漏出し、ケモカインを発現する炎症細胞が浸潤する一方、明瞭なUTALS形成はみられなかった。以上より、種々の疾患で尿路上皮バリアは破壊され、尿は腎盤実質に侵入して局所免疫を変化させるが、UTALSの実質的形成には個体の素因(加齢、免疫異常)が必要であると考察した。腎盤を巻き込む腎臓病の重篤化は深刻であり、死亡率も高い。本研究では、UTALSを中心とした腎盤-腎臓病態軸の解明から、難治性疾患CKDの治療戦略に新たな道を切り拓く。
期刊论文(10)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
閉塞性尿路疾患において移行上皮細胞が発現する17型コラーゲンの多機能性
移行上皮细胞表达的17型胶原蛋白在梗阻性尿路疾病中的多功能性
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[難波貴志, 市居 修, 夏賀 健, 中村鉄平, 大谷祐紀, 昆 泰寛]
通讯作者:
昆 泰寛
イヌとネコの尿中に出現するmicroRNAの意義
狗和猫尿液中出现的 microRNA 的意义
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takashi NAMBA, Osamu ICHII, Ken NATSUGA, Teppei NAKAMURA, Yuki OTANI, Yasuhiro KON, 市居 修]
通讯作者:
市居 修
Elucidation of vasculature-associated lymphoid tissue in caprine kidney
山羊肾脏脉管系统相关淋巴组织的阐明
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masum MA, Ichii O, Otani Y, Namba T, Kon Y]
通讯作者:
Kon Y
尿-上皮バリアの恒常性を考える
考虑尿上皮屏障的稳态
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Fujita Suguru, Karasawa Yasuaki, Hironaka Ken-ichi, Taguchi Y.-h., Kuroda Shinya, 市居 修]
通讯作者:
市居 修
DOI:
10.1093/micmic/ozac046
发表时间:
2023-04-05
期刊:
MICROSCOPY AND MICROANALYSIS
影响因子:
2.8
作者:
[Namba,Takashi, Ichii,Osamu, Kon,Yasuhiro]
通讯作者:
Kon,Yasuhiro
共 17 条
自己免疫性糸球体腎炎モデルの解析
-
批准号:07J00862
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:2007
-
负责人:市居 修
-
依托单位: