「日本」を語るオリエンタリズムと「民話」の「都市」・「資本主義」批判
「日本」を語るオリエンタリズムと「民話」の「都市」・「資本主義」批判
批准号:
21K00388
负责人:
遠田 勝
金额:
$1.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
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本研究のテーマは、まずは第一に、ラフカディオ・ハーン等、明治のジャパノロジストによって英語化された、日本の伝説・物語などが、日本に逆輸入され、そのリアリズムとサスペンスを基調とする近代西洋のナラティブと、オリエンタリズムに由来する他界・異文化描写が、日本の語り手たちに影響を与え、「民話」という、新しい文芸の創出に寄与したことを実証的に後付けることである。第二に、これら「民話」が、戦後、演劇やテレビアニメへと拡散していくなかで、「都市」・「資本主義」的価値観への批判的傾向を強め、そのなかに「日本」を語るオリエンタリズムに内在していた、西洋近代への批判的視座が継承されていたことを論証することである。より具体的に言えば、まずラフカディオ・ハーン等、明治期の英米系ジャパノロジストによって英語化された、日本の伝説・物語などが、そこに含まれるリアリズムとサスペンスを基調とする近代西洋のナラティブと、オリエンタリズムに由来する他界・異文化描写により、日本の語り手たちに影響を与え、「民話」と呼ばれる、新しい地方の口承文芸の創出に寄与したことの論証である。次には、「民話」が戦後、禁圧された日本のナショナリズム・国家神話に代わる、安全な「懐旧」「愛郷」の物語として歓迎され、活字から舞台、テレビアニメへとメディアを超えて拡散していくなかで「都市」・「資本主義」的価値観への批判的傾向を強めていくが、このような「民話」の批判的視座には、もともと日本を語る英米系オリエンタリズムの旧日本礼賛に内在していた、新日本及び西洋近代への批判的視座が、継承されていたことの論証である。以上のような本研究のテーマを踏まえ、本年度、2023年3月、『「雪女」、百年の伝承――辺見じゅん・木下順二・鈴木サツ・松谷みよ子・ラフカディオ・ハーン』を単著・単行本として刊行した。
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「小泉八雲と国境を越えた日本の昔ものがたり」第1回「妻節子との出会いまで――明治の国際結婚と国際文学の誕生」
《小泉八云与超越国界的日本传统故事》第1部:《直到遇见妻子节子——明治时代的国际婚姻与国际文学的诞生》
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[落合明子他・共編著, 中村嘉雄(編集)(共著), Takashi Yoshinaka, 落合明子・白川恵子共訳(アイラ・バーリン著), 塚田 幸光(編著書), 松本舞 吉中孝志, Kaori Ashizu, Hori Tomohiro, 遠田勝]
通讯作者:
遠田勝
「雪女」、百年の伝承 ――辺見じゅん・木下順二・鈴木サツ・松谷みよ子・ラフカディオ・ハーン
百年传统“雪女”——边美淳、木下润二、铃木佐津、松谷美代子、拉夫卡迪奥·赫恩
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[遠田勝]
通讯作者:
遠田勝
「小泉八雲と国境を越えた日本の昔ものがたり」第2回「亡き母と父の和解をねがって――「破られた約束」「お貞の話」「和解」を読む」
《小泉八云与跨越国界的日本旧故事》第二部分:“祈求我已故的父母和解——读《破碎的诺言》、《混乱的故事》和《和解》。”
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[遠田勝]
通讯作者:
遠田勝
「小泉八雲と国境を越えた日本の昔ものがたり」第3回「名作「雪女」はどこから来て、なにを残していったのか?――「雪女」の誕生とその「子ども」たち」
《小泉八云与日本跨越国界的旧故事》第三部分:《雪女》的杰作从何而来,留下了什么?
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[遠田勝, 吉田朋正, 芦津かおり, 遠田勝]
通讯作者:
遠田勝
ハーンと木下順二― 「日本」を語るオリエンタリズムと 「現代」を批判する民話の誕生
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批准号:24K03747
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2024
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负责人:遠田 勝
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依托单位:
海外基金