方言調査における調査協力者選定のための新しい手法に関する研究
方言調査における調査協力者選定のための新しい手法に関する研究
批准号:
21K00547
负责人:
轟木 靖子
金额:
$1.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
香川県で生育した話者を対象に2拍名詞のアクセント調査をおこなった。伝統的な香川県のアクセントをどの程度保持しているか、どの程度共通語のアクセントを使用しているかについて調べるためである。香川県のアクセントは京阪式アクセントの部類に属し、また第1塁と第3類が同じアクセントで「鼻」と「花」が同じ音調で発音される点が特徴的であるとされる。また、音声的には第4類の低起式無核のアクセントの語は京阪神地域のような助詞の卓立がないため、第1類(と第3類)の高起式無核のアクセントの語との区別が非ネイティブにはむずかしい。また、第5類の低起式有核の語は伝統的には2拍めに拍内下降があるが、これは京阪神地域でも失われる傾向にあり、語末の高い拍に助詞が低く接続する、東京式の尾高型のような音調があらわれたり、東京式と同じアクセントも聞かれることがある。今回の調査では、香川県で生育した大学生3名(男性2名女性1名)と社会人2名(30代1名,40代1名,いずれも女性)の5名に,伝統的な香川方言の語彙の使用状況や,祖父母と同居しているかどうか等も含め伝統的なパタンのアクセントが出現するかどうかを分析した。全体的な傾向として,たとえば第5類(雨,猿など)は普通にリストを読み上げる形の調査だとHLの共通語のパタンが出現しやすい。また「猿がいる」の「いる」を「おる」に直した「猿がおる」よりも「猿おる」にするとLH(R)のパタンが出る話者がいる等、調査に使用する文により出現しやすさが変化する場合があることを改めて確認した。
英文摘要
香川県で生育した話者を対象に2拍名詞のアクセント調査をおこなった。伝統的な香川県のアクセントをどの程度保持しているか、どの程度共通語のアクセントを使用しているかについて調べるためである。香川県のアクセントは京阪式アクセントの部類に属し、また第1塁と第3類が同じアクセントで「鼻」と「花」が同じ音調で発音される点が特徴的であるとされる。また、音声的には第4類の低起式無核のアクセントの語は京阪神地域のような助詞の卓立がないため、第1類(と第3類)の高起式無核のアクセントの語との区別が非ネイティブにはむずかしい。また、第5類の低起式有核の語は伝統的には2拍めに拍内下降があるが、これは京阪神地域でも失われる傾向にあり、語末の高い拍に助詞が低く接続する、東京式の尾高型のような音調があらわれたり、東京式と同じアクセントも聞かれることがある。今回の調査では、香川県で生育した大学生3名(男性2名女性1名)と社会人2名(30代1名,40代1名,いずれも女性)の5名に,伝統的な香川方言の語彙の使用状況や,祖父母と同居しているかどうか等も含め伝統的なパタンのアクセントが出現するかどうかを分析した。全体的な傾向として,たとえば第5類(雨,猿など)は普通にリストを読み上げる形の調査だとHLの共通語のパタンが出現しやすい。また「猿がいる」の「いる」を「おる」に直した「猿がおる」よりも「猿おる」にするとLH(R)のパタンが出る話者がいる等、調査に使用する文により出現しやすさが変化する場合があることを改めて確認した。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
香川方言話者のアクセントについて -2拍名詞の分析-
关于香川方言的口音 -二拍名词解析-
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山田敏弘, 轟木靖子]
通讯作者:
轟木靖子
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