课题基金 / 基金详情

ポーランド初等教育の美術における技法、材料、指導法についての調査研究

ポーランド初等教育の美術における技法、材料、指導法についての調査研究
波兰初等教育中艺术技术、材料和教学方法的研究
批准号:
21K02449
负责人:
南雲 まき
金额:
$2.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2026-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
2022年度はポーランドの初等教育における美術教育のなかでも、特に絵画分野に注目して調査、研究を進めていった。その結果、日本では主に幼児期、初等教育においては主に低学年を中心に使用されるオイルパステルは、ポーランドにおいては高学年まで使用される画材であることがわかった。また、その使用方法も異なることがわかった。日本では線書きや紙の地が見える程度の塗りを目的に使用されるのに対して、ポーランドではアカデミックな西洋絵画の描き方を基礎とし、油絵のように重層構造を意識し、重厚に色を重ねていくことがわかった。また、描画に使用される紙も、日本では白の画用紙が多いのに対して、ポーランドでは有色紙やボール紙などが使用されること、ただ紙に色がついているというよりは、紙の色も絵画表現における下地の色として考えられていることがわかった。他にもコンテや木炭などが絵画制作に使用されることもわかった。水彩絵の具については、日本の初等教育では半透明の水彩絵の具が使用されるのに対して、ポーランドでは初等教育段階からポスターカラーなどの不透明水彩絵の具を使用することがわかった。使用方法も、オイルパステルと同様に重層構造を意識した描き方を行うことがわかった。現在の美術教育を比較すると、日本とポーランドは述べてきたような大きな違いがあるが、日本の美術教育の歴史を遡ると、大正期の児童自由画教育運動を推進した洋画家である山本鼎による指導は西洋絵画に基づいた重層構造を意識したものであった。山本は当時、子どものための良い画材がなかったために櫻商会とともにクレパスを作ったが、山本が想定したクレパスの使用方法は現在の日本で行われているものよりも、ポーランドで行われているものに近かったと考えられる。以上の内容を大学美術教育学会にて論文発表を行なった。調査結果をもとにした論考を今年発行の書籍に掲載予定である。
英文摘要
2022年度はポーランドの初等教育における美術教育のなかでも、特に絵画分野に注目して調査、研究を進めていった。その結果、日本では主に幼児期、初等教育においては主に低学年を中心に使用されるオイルパステルは、ポーランドにおいては高学年まで使用される画材であることがわかった。また、その使用方法も異なることがわかった。日本では線書きや紙の地が見える程度の塗りを目的に使用されるのに対して、ポーランドではアカデミックな西洋絵画の描き方を基礎とし、油絵のように重層構造を意識し、重厚に色を重ねていくことがわかった。また、描画に使用される紙も、日本では白の画用紙が多いのに対して、ポーランドでは有色紙やボール紙などが使用されること、ただ紙に色がついているというよりは、紙の色も絵画表現における下地の色として考えられていることがわかった。他にもコンテや木炭などが絵画制作に使用されることもわかった。水彩絵の具については、日本の初等教育では半透明の水彩絵の具が使用されるのに対して、ポーランドでは初等教育段階からポスターカラーなどの不透明水彩絵の具を使用することがわかった。使用方法も、オイルパステルと同様に重層構造を意識した描き方を行うことがわかった。現在の美術教育を比較すると、日本とポーランドは述べてきたような大きな違いがあるが、日本の美術教育の歴史を遡ると、大正期の児童自由画教育運動を推進した洋画家である山本鼎による指導は西洋絵画に基づいた重層構造を意識したものであった。山本は当時、子どものための良い画材がなかったために櫻商会とともにクレパスを作ったが、山本が想定したクレパスの使用方法は現在の日本で行われているものよりも、ポーランドで行われているものに近かったと考えられる。以上の内容を大学美術教育学会にて論文発表を行なった。調査結果をもとにした論考を今年発行の書籍に掲載予定である。
期刊论文(14)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
肢体不自由児の美術制作における画材、素材、使用方法の工夫の共有
分享肢体残疾儿童艺术创作的美术用品、材料和使用方法
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [黒山 竜太, 菊池 哲平, 栁沼良太, 南雲 まき]
通讯作者: 南雲 まき
「美術教育」は「美術」を教えるか-初等教育における美術教育を中心に-
“艺术教育”教“艺术”吗?——聚焦基础教育中的艺术教育——
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 長岡造形大学研究紀要
影响因子: --
作者: [青沼 裕之, 森 敏生, 北 徹朗, 寺本妙子, 黒山竜太, 柳沼良太, 南雲 まき, 寺本妙子, 黒山竜太, 柳沼良太, 南雲 まき]
通讯作者: 南雲 まき
教員養成課程における美術教育の特色ある活動
师资培训课程艺术教育特色活动
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [菊池 哲平, 黒山 竜太, 南雲 まき]
通讯作者: 南雲 まき
アート・ベース・リサーチの可能性
基于艺术的研究的潜力
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [小松佳代子, 飯塚純, 石黒芙美代, 長島聡子, 竹本悠大郎, 坂井友美, 南雲まき, 竹丸草子]
通讯作者: 竹丸草子
7
    海外基金