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小笠原諸島の固有樹木種における水分環境に応じた適応放散的種分化プロセスの解明

小笠原諸島の固有樹木種における水分環境に応じた適応放散的種分化プロセスの解明
阐明小笠原群岛特有树种对水环境的适应性径向物种形成过程
批准号:
21K05694
负责人:
山本 節子
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31

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项目成果

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小笠原諸島のムラサキシキブ属は、Rad-Seqによって得られたSNP解析から、ウラジロコムラサキ、シマムラサキ、父島列島のオオバシマムラサキ、母島列島のオオバシマムラサキ(4エコタイプ)、聟島列島のオオバシマムラサキ(2タイプ)の合計9つのクラスターに分かれることが明らかになった。同データを用いた集団動態解析の結果、小笠原諸島のムラサキシキブ属は、母島のオオバシマムラサキの高木エコタイプを除き、最終氷期が始まった約7-8万年前に一斉に分化したことが示された。本結果は、小笠原諸島の植物種の分化に氷期サイクルが寄与したことを示唆している。シロテツ属とタブノキ属のRAD-Seqデータからは、それぞれ37,469、79,615 SNPが得られた。小笠原諸島のシロテツ属は、分類学上アツバシロテツ、シロテツ、オオバシロテツの3種が分布している。SNPデータを用いた系統解析の結果、アツバシロテツとシロテツは単系統性が支持されたが、オオバシロテツ内には2つの遺伝的に異なるグループが含まれ、系統樹から明らかな隠蔽種の存在が示唆された。タブノキ属は小笠原諸島ではコブガシ、テリハコブガシ、ムニンイヌグスの3種が分布している。系統解析の結果、3種とも単系統性が支持されなかった。テリハコブガシはコブガシのクレードに含まれた。その一方で、ムニンイヌグスは2つの遺伝的に異なるグループに分かれ、シロテツ属と同様に明らかな隠蔽種の存在が示唆された。これらの結果は固有種率の高い小笠原諸島における生物多様性の評価を高める非常に重要な知見である。また、次年度に実施予定のオオバシマムラサキの発現解析に必要な各エコタイプの純系種子は、小笠原諸島父島にある森林総合研究所清瀬苗畑において交配作業が行われ、母樹4個体に対して5個体の父樹との交配が実施され、解析に必要な十分数の種子を得ることができた。
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会议论文
海洋島で雌雄異株化したムラサキシキブ属における性決定ゲノム領域の特定
鉴定在大洋岛屿上雌雄异株的 Murasakichibu 属的性别决定基因组区域
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [増田和俊, 瀬戸口浩彰, 長澤耕樹, 鈴木節子, 久保田渉誠, 佐藤真, 阪口翔太]
通讯作者: 阪口翔太
海洋島で雌雄異株化したムラサキシキブ属はどのような性決定ゲノム基盤を獲得したのか?
在大洋岛屿上雌雄异株的 Murasakiki 属获得了什么样的性别决定基因组基础?
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [増田和俊, 瀬戸口浩彰, 長澤耕樹, 鈴木節子, 久保田渉誠, 佐藤真, 阪口翔太]
通讯作者: 阪口翔太
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [増田和俊, 瀬戸口浩彰, 長澤耕樹, 鈴木節子, 久保田渉誠, 佐藤真, 阪口翔太]
通讯作者: 阪口翔太
DOI: 10.1111/1442-1984.12397
发表时间: 2022-12-23
期刊: PLANT SPECIES BIOLOGY
影响因子: 1.4
作者: [Sugai,Kyoko, Setsuko,Suzuki, Yoshimaru,Hiroshi]
通讯作者: Yoshimaru,Hiroshi
7
    小笠原固有樹木種の全ゲノム比較による適応遺伝子の探索と進化メカニズムの解明
    樹木種苗の広域移動に伴う適応度の低下に関する研究
    海外基金