p53シグナルの機能的ヒエラルキー変化による悪性リンパ腫の分子標的治療耐性の解明
p53シグナルの機能的ヒエラルキー変化による悪性リンパ腫の分子標的治療耐性の解明
批准号:
21K08396
负责人:
小島 研介
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
造血器腫瘍は免疫化学療法や放射線治療に感受性が高いが、これら治療は腫瘍細胞のp53の再活性化と、その下流の細胞死誘導性p53シグナルの活性化を惹起する。造血器腫瘍ではp53シグナルの活性化が細胞死をきたしやすく、通常抗がん剤や放射線治療感受性が高い。このようにp53シグナルは造血器腫瘍治療のキーとなるシグナルではあるが、それのみでは、少なくとも一部の患者では治癒をもたらすことができないことも明らかになっている。最近、造血器腫瘍では異常シグナルを標的にした p53非依存的に薬効を示す分子標的治療が利用されるようになっている。それにも関わらず、実地診療では耐性化とともに p53異常クローンの拡大が認められる。本研究では、分子標的治療によるp53シグナルとの干渉、そしてp53シグナル修飾と機能的ヒエラルキー変化による分子標的治療耐性機序を解明することを目指した研究において、BCL2阻害耐性の新規耐性因子としてのMYCシグナル異常と、そして p53活性化を惹起する分子標的薬が p53シグナル依存性にMYCシグナルを抑制することを見いだし、現在研究成果を投稿中である。一方で、p53シグナル依存性の細胞死誘導は、p21発現集団では低下し耐性化をきたしうるが、このポピュレーションはBCL2阻害に感受性が高いことを見いだしており、治療学上の相補性を有することがわかった。p53のマスターレギュレーターであるMDM2に関して、MDM2-p53結合の阻害は臨床試験を含めてp53ダブルヒット変異では無効であったが、MDM2の分解促進は部分的にp73シグナルを介した腫瘍細胞死を誘導することが報告されており、今後MDM2-p73/p53シグナルを含めた研究も組み入れてゆく。
英文摘要
造血器腫瘍は免疫化学療法や放射線治療に感受性が高いが、これら治療は腫瘍細胞のp53の再活性化と、その下流の細胞死誘導性p53シグナルの活性化を惹起する。造血器腫瘍ではp53シグナルの活性化が細胞死をきたしやすく、通常抗がん剤や放射線治療感受性が高い。このようにp53シグナルは造血器腫瘍治療のキーとなるシグナルではあるが、それのみでは、少なくとも一部の患者では治癒をもたらすことができないことも明らかになっている。最近、造血器腫瘍では異常シグナルを標的にした p53非依存的に薬効を示す分子標的治療が利用されるようになっている。それにも関わらず、実地診療では耐性化とともに p53異常クローンの拡大が認められる。本研究では、分子標的治療によるp53シグナルとの干渉、そしてp53シグナル修飾と機能的ヒエラルキー変化による分子標的治療耐性機序を解明することを目指した研究において、BCL2阻害耐性の新規耐性因子としてのMYCシグナル異常と、そして p53活性化を惹起する分子標的薬が p53シグナル依存性にMYCシグナルを抑制することを見いだし、現在研究成果を投稿中である。一方で、p53シグナル依存性の細胞死誘導は、p21発現集団では低下し耐性化をきたしうるが、このポピュレーションはBCL2阻害に感受性が高いことを見いだしており、治療学上の相補性を有することがわかった。p53のマスターレギュレーターであるMDM2に関して、MDM2-p53結合の阻害は臨床試験を含めてp53ダブルヒット変異では無効であったが、MDM2の分解促進は部分的にp73シグナルを介した腫瘍細胞死を誘導することが報告されており、今後MDM2-p73/p53シグナルを含めた研究も組み入れてゆく。
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Chronic myeloid leukemia with variant e13a3 (b2a3) <i>BCR-ABL1</i> as an ABL1 tyrosine kinase inhibitor-sensitive subtype
慢性粒细胞白血病变异 e13a3 (b2a3) <i>BCR-ABL1</i> 作为 ABL1 酪氨酸激酶抑制剂敏感亚型
DOI:
10.11406/rinketsu.62.180
发表时间:
2021
期刊:
Rinsho Ketsueki
影响因子:
--
作者:
[砥谷 和人, 朝霧 正, 上岡 樹生, 小島 研介]
通讯作者:
小島 研介
Enhanced p53 Activation By Dual Inhibition of MDM2 and XPO1 Disrupts MYC Transcriptional Program and Restores Sensitivity to BCL-2 Inhibition in Ven/HMA Resistant AML
通过双重抑制 MDM2 和 XPO1 增强 p53 激活,破坏 MYC 转录程序并恢复 Ven/HMA 耐药 AML 中对 BCL-2 抑制的敏感性
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuki Nishida, Jo Ishizawa, Kensuke Kojima et al.]
通讯作者:
Kensuke Kojima et al.
M. D. Anderson Cancer Center(米国)
M.D. 安德森癌症中心(美国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Reagent-dependent pseudo-prolongation of activated partial thromboplastin time
活化部分凝血活酶时间的试剂依赖性假性延长
DOI:
10.11406/rinketsu.62.1515
发表时间:
2021
期刊:
Rinsho Ketsueki
影响因子:
--
作者:
[宮﨑 詩織, 西田 愛恵, 朝霧 正, 重留 一貴, 木田 和伸, 久川 浩章, 砥谷 和人, 小島 研介]
通讯作者:
小島 研介
Adult-onset Langerhans cell histiocytosis changing CNS lesion from pituitary to suprasellar extension
成人发病的朗格汉斯细胞组织细胞增多症改变中枢神经系统病变,从垂体延伸到鞍上
DOI:
10.1530/edm-22-0232
发表时间:
2022
期刊:
Endocrinology, Diabetes, Metabolism Case Reports
影响因子:
--
作者:
[Kadowaki Yuji, Nishiyama Mitsuru, Nakamura Makoto, Morisaka Hiroyuki, Fujimoto Shimpei, Terada Yoshio, Kojima Kensuke]
通讯作者:
Kojima Kensuke
共 9 条
血球貧食症候群の発症に関わるリンパ球増殖のクローン解析
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批准号:14770529
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2002
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负责人:小島 研介
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依托单位:
海外基金