非結核性抗酸菌症と腸内細菌叢の関わりについて
非結核性抗酸菌症と腸内細菌叢の関わりについて
批准号:
20K08568
负责人:
高田 美也子
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
結核の減少傾向とは逆に非結核性抗酸菌症(NTM)による感染症が増加傾向にある。その中で起炎菌として最も多いのがM. avium complex (MAC),次にM. kansasii,さらにM. abscessusである。これらの細菌は土壌や河川などの自然界、あるいは浴室などの水回りに生育する環境菌であるため、誰でも吸入曝露する可能性があるが、感受性のある宿主にだけ感染し得ると考えられている。したがってどのような宿主が感受性に関与するか(感受性因子の同定)は本症の診断や治療にとって非常に重要であるが現在のところ明らかな機序は見つかっていない。近年、腸内細菌のメタゲノム解析により、腸内細菌叢がNK細胞機能に影響を与えていることの報告が報告されている。これまで、筆者らのグループはNK細胞機能を負にする液性分子として可溶性ULBP-2の研究を行ってきており、本課題では、非結核性抗酸菌症の発症に、宿主の免疫力の低下によるものかを調べるため、腸内細菌叢とNK細胞機能、そしてその調節因子である可溶性ULBP-2との関連について検討を行っている。本年はNTM患者の治療前の腸内細菌叢を次世代シークエンサー(NGS)解析を行った中で、ロングリードシークエンサー及びショートリードシークエンサーにより解析し、患者群の腸内細菌叢組成に関する有用な知見を得た。また同時に、可溶性ULBP2測定のために患者群の血清を採取し保存を行った。さらに、各種ELISAを検証し、患者血清において、もっとも最適な可溶性ULBP2の測定系の選択し、測定の前検討を行った。
英文摘要
結核の減少傾向とは逆に非結核性抗酸菌症(NTM)による感染症が増加傾向にある。その中で起炎菌として最も多いのがM. avium complex (MAC),次にM. kansasii,さらにM. abscessusである。これらの細菌は土壌や河川などの自然界、あるいは浴室などの水回りに生育する環境菌であるため、誰でも吸入曝露する可能性があるが、感受性のある宿主にだけ感染し得ると考えられている。したがってどのような宿主が感受性に関与するか(感受性因子の同定)は本症の診断や治療にとって非常に重要であるが現在のところ明らかな機序は見つかっていない。近年、腸内細菌のメタゲノム解析により、腸内細菌叢がNK細胞機能に影響を与えていることの報告が報告されている。これまで、筆者らのグループはNK細胞機能を負にする液性分子として可溶性ULBP-2の研究を行ってきており、本課題では、非結核性抗酸菌症の発症に、宿主の免疫力の低下によるものかを調べるため、腸内細菌叢とNK細胞機能、そしてその調節因子である可溶性ULBP-2との関連について検討を行っている。本年はNTM患者の治療前の腸内細菌叢を次世代シークエンサー(NGS)解析を行った中で、ロングリードシークエンサー及びショートリードシークエンサーにより解析し、患者群の腸内細菌叢組成に関する有用な知見を得た。また同時に、可溶性ULBP2測定のために患者群の血清を採取し保存を行った。さらに、各種ELISAを検証し、患者血清において、もっとも最適な可溶性ULBP2の測定系の選択し、測定の前検討を行った。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
NTM患者腸内・口腔内細菌叢の次世代シークエンサーによる検討
使用下一代测序检查 NTM 患者的肠道和口腔菌群
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[三村桃寧, 髙田美也子, 椋田権吾, 鰤岡直人, 千酌浩樹]
通讯作者:
千酌浩樹
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