生体安全性を有する抗菌性単分散シングル金属ナノ粒子の開発
生体安全性を有する抗菌性単分散シングル金属ナノ粒子の開発
批准号:
20K10004
负责人:
橋本 正則
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
シングルスケールナノ粒子(粒径10 nm以下)の特異性を探索する研究を継続している。数種類の金属ナノ粒子を用いて、シングルスケール(粒径10 nm以下)とそれ以上の物(粒径10 nm以上)とを比較した。コアメタルの種類や粒子を被覆するポリマーの種類を変えて、様々な分析を行っている。RAW264 cells(マクロファージ様細胞)を使用した細胞毒性試験(WST-8 assay)を使用しての評価で再現性を確認している。この細胞はマクロファージであるためライソゾーム内にナノ粒子を取りこみやすい性質がある。このため、取り込んだナノ粒子の細胞内での局在や細胞の形態変化を電子顕微鏡で観察しやすい。その結果、当初考えていた通りで、シングルスケール以下のサイズになると細胞毒性の発現が強く出ることが再確認できた。走査型電子顕微鏡観察(SEM)では、影響を受けた細胞と影響のない細胞の細胞膜を中心とした形態変化を観察したが、大きな相違は認められなかった。形態変化がより起こりやすい細胞を使用して再実験することも計画中である。次に、透過型電子顕微鏡用試料(TEM)を作製して、より高拡大にて細胞膜の形態変化を調べる予定である。金属ナノ粒子のコアメタルの種類または被覆材も大きく結果に影響を与える可能性はあるが、今のところ粒子のサイズそのものが重要な因子であると考えている。形態的に細胞に特徴的な変化を確認できれば、シングルスケールナノ粒子の細胞に与える影響を推測することができる。
英文摘要
シングルスケールナノ粒子(粒径10 nm以下)の特異性を探索する研究を継続している。数種類の金属ナノ粒子を用いて、シングルスケール(粒径10 nm以下)とそれ以上の物(粒径10 nm以上)とを比較した。コアメタルの種類や粒子を被覆するポリマーの種類を変えて、様々な分析を行っている。RAW264 cells(マクロファージ様細胞)を使用した細胞毒性試験(WST-8 assay)を使用しての評価で再現性を確認している。この細胞はマクロファージであるためライソゾーム内にナノ粒子を取りこみやすい性質がある。このため、取り込んだナノ粒子の細胞内での局在や細胞の形態変化を電子顕微鏡で観察しやすい。その結果、当初考えていた通りで、シングルスケール以下のサイズになると細胞毒性の発現が強く出ることが再確認できた。走査型電子顕微鏡観察(SEM)では、影響を受けた細胞と影響のない細胞の細胞膜を中心とした形態変化を観察したが、大きな相違は認められなかった。形態変化がより起こりやすい細胞を使用して再実験することも計画中である。次に、透過型電子顕微鏡用試料(TEM)を作製して、より高拡大にて細胞膜の形態変化を調べる予定である。金属ナノ粒子のコアメタルの種類または被覆材も大きく結果に影響を与える可能性はあるが、今のところ粒子のサイズそのものが重要な因子であると考えている。形態的に細胞に特徴的な変化を確認できれば、シングルスケールナノ粒子の細胞に与える影響を推測することができる。
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