新生児における常在細菌の獲得と形成に関わる基礎的研究
新生児における常在細菌の獲得と形成に関わる基礎的研究
批准号:
20K10889
负责人:
中畑 千夏子
金额:
$1.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
昨年度までに、実施した内容は以下の通りである。周産期の母子約32組を対象とし、母親は分娩後の入院期間中と児の1か月検診時の計2回、新生児は生後1日目、5日目および1か月検診時の計3回において、鼻腔内の細菌を採取した。これにあたっては専用のスワブを用いた。その後、選択分離培地を用いてブドウ球菌属菌を分離した後、同定検査によりStaphylococcus epidermidis:表皮ブドウ球菌とStaphylococcus aureus:黄色ブドウ球菌を分離した。対象の母子32組のうち、26組で母子ともに表皮ブドウ球菌を分離できた。一方で、黄色ブドウ球菌については、32組中4組で母子ともに保有していた。この4組から分離された黄色ブドウ球菌について、オキサシリンのMIC値を調べたところ、いずれも0.25~0.75μg/mlであり、MRSA(Methicillin resistant Staphylococcus aureus)の判定基準値である≧4μg/mlを下回っていた。本研究では、この母子26組から分離された表皮ブドウ球菌および黄色ブドウ球菌を対象として、その異同を調べることにより母子間における常在細菌の移行の有無を検討する予定である。今年度はS.epidermidisの異同を調べる方法としてMLVA法(Multiple locus variable tandem repeat analysis)の一部を用いた実験を行った。S.epidermidisの5種のVNTRのうち、Se1について、昨年度の5組に加えて新たに19組の母児から分離された計88菌株の分析を行った。その結果、7組において、母児から分離されたS.epidermidisのSe1が一致した。
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