高性能な膜分離技術と廃棄物の有効利用による循環型新規CO2削減プロセスの開発
高性能な膜分離技術と廃棄物の有効利用による循環型新規CO2削減プロセスの開発
批准号:
20K12252
负责人:
伊藤 史典
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
2022年度は、2020年度に開発した食品ゲルを主とした分離膜に対し、メタン発酵によって生じたガス(CO2/CH4=40/60)の分離において、より高い分離性能を示す条件を見出すための検討を行った。すなわち、多様な条件による評価試験を行った(最適化)。この課題に対し、全圧、湿度、温度条件を変化させた試験を行った。先ず、全圧を0.6MPaから0.9MPaまで変化させた検討を行った(全圧依存検討)。結果、全圧に依存して、CO2の透過速度、選択性(QCO2/QCH4)が低下した。次に、全圧を0.7MPaに固定して、湿度を50、60、70、80%RHに変化させた検討も行った。その結果、湿度に依存してCH4の透過速度(QCH4)が高まり、選択性(QCO2/QCH4)が低下した。そして、全圧を0.7MPaに固定して、温度を55、70,85、100℃に変化させた検討も行った。結果、温度に依存してQCO2が向上した。ただし、100℃の試験ではQCH4の高まりも認めら、選択性の僅かな低下を確認した。この結果から、分離膜の耐熱性を考慮した条件設定が必要であることを確認した。以上の検討から、本分離膜の0.7MPaでのCO2/CH4の分離に対し、より高い分離性能を示す条件は、温度:85℃、湿度:50%であった。さらに、分離膜の開発とは別に、廃棄物からCaを抽出するための抽出液の検討も行った。結果、廃棄物中から効率よくCaを抽出することが可能な液を開発した。その後、廃棄物中からCaを抽出した液に、CO2を吹き込むことで炭酸カルシウム(CaCO3)が生成することを確認した。以上の検討から、メタン発酵から生じたガス(CO2/CH4=40/60)から、開発した分離膜でCO2を分離回収し、そのCO2を固定化することを可能にした。
英文摘要
2022年度は、2020年度に開発した食品ゲルを主とした分離膜に対し、メタン発酵によって生じたガス(CO2/CH4=40/60)の分離において、より高い分離性能を示す条件を見出すための検討を行った。すなわち、多様な条件による評価試験を行った(最適化)。この課題に対し、全圧、湿度、温度条件を変化させた試験を行った。先ず、全圧を0.6MPaから0.9MPaまで変化させた検討を行った(全圧依存検討)。結果、全圧に依存して、CO2の透過速度、選択性(QCO2/QCH4)が低下した。次に、全圧を0.7MPaに固定して、湿度を50、60、70、80%RHに変化させた検討も行った。その結果、湿度に依存してCH4の透過速度(QCH4)が高まり、選択性(QCO2/QCH4)が低下した。そして、全圧を0.7MPaに固定して、温度を55、70,85、100℃に変化させた検討も行った。結果、温度に依存してQCO2が向上した。ただし、100℃の試験ではQCH4の高まりも認めら、選択性の僅かな低下を確認した。この結果から、分離膜の耐熱性を考慮した条件設定が必要であることを確認した。以上の検討から、本分離膜の0.7MPaでのCO2/CH4の分離に対し、より高い分離性能を示す条件は、温度:85℃、湿度:50%であった。さらに、分離膜の開発とは別に、廃棄物からCaを抽出するための抽出液の検討も行った。結果、廃棄物中から効率よくCaを抽出することが可能な液を開発した。その後、廃棄物中からCaを抽出した液に、CO2を吹き込むことで炭酸カルシウム(CaCO3)が生成することを確認した。以上の検討から、メタン発酵から生じたガス(CO2/CH4=40/60)から、開発した分離膜でCO2を分離回収し、そのCO2を固定化することを可能にした。
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CO2分離回収による炭素循環
通过二氧化碳分离和回收进行碳循环
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Junji Fukumi, Koji Fukuda, Ryuzaburo Sugino, Keiichiro Yoshimi, Takashi Machimura and Yuki Endo, ムラノ千恵・佐藤 淳・東 信行, 鈴木高広,坂本 勝, 川上高男,久保裕志,宮部由彩,槇田祐介,鈴木章弘,廣島大祐, 山田秀尚]
通讯作者:
山田秀尚
空気からのCO2回収(DAC)をめぐる最新動向、課題と展望
空气中二氧化碳捕集 (DAC) 的最新趋势、挑战和前景
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Obata Kenta, Yoshioka Hiroki, 鈴木高広,坂本 勝, 川上高男,久保裕志,宮部由彩,槇田祐介,若山泰介, 廣島大祐, 山田秀尚]
通讯作者:
山田秀尚
Carbon Dioxide Absorption Effect on Electric Conductivities for Aqueous Solution of 2-Aminoethanol, 2-(Methylamino)ethanol, and 2-(Butylamino)ethanol at 313.2 K
313.2 K 下二氧化碳吸收对 2-氨基乙醇、2-(甲氨基)乙醇和 2-(丁氨基)乙醇水溶液电导率的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Hoshina, K. Fujita, M. Okada, T. Takahashi, T. Tsuji, H. Yamada]
通讯作者:
H. Yamada
CO2/Hydrocarbon Selectivity of Trihexyl(tetradecyl)phosphonium-Based Ionic Liquids
三己基(十四烷基)鏻基离子液体的CO2/烃选择性
DOI:
10.1021/acs.iecr.2c02281
发表时间:
2022
期刊:
Industrial & Engineering Chemistry Research
影响因子:
--
作者:
[Suzuki Yuki, Kodama Daisuke, Mori Hirotoshi, Kuroki Nahoko, Chowdhury Firoz Alam, Yamada Hidetaka]
通讯作者:
Yamada Hidetaka
アミンを用いたCO2分離回収技術
利用胺类的CO2分离回收技术
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
分離技術
影响因子:
--
作者:
[中川 啓, 倉本菜摘, 山田秀尚]
通讯作者:
山田秀尚
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