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イスラーム時代西アジアにおけるイラン概念の復活と変容

伊斯兰时期西亚伊朗概念的复兴与转变

基本信息

批准号：
20K13193
负责人：
大塚修
金额：
$ 2.75万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2022年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響による制約のため予定より短い期間で１ヶ所だけではあったものの、海外の図書館における史料調査を再開することができた（2023年度は本格的に史料調査を行うことができる見込みである）。予定より短期間になった分、その労力を既に入手済の写本や刊本の分析、論文の執筆に費やし、予定以上の研究成果をあげることができた。2022年度最大の成果は、長年携わってきた共同研究の成果として、カーシャーニー著『オルジェイトゥ史』の訳註を完成させ、出版したことである。イルハーン朝君主の一代記であるこの歴史書には、当時のイラン概念を考える上で貴重な情報が含まれている。現在、訳註の作成と同時並行で進めていた校訂本の出版作業を進めているところである。また、2021年3月にオンラインで参加した「ハムドッラー・モストウフィー・ガズヴィーニーの科学・文化的遺産学会」（イラン・イスラーム共和国ガズヴィーン市）で報告した内容をまとめたペルシア語論文を、刊行することができた。この論文は、同じくイルハーン朝で編纂されたハムド・アッラー・ムスタウフィーによるペルシア語普遍史書『選史』の写本に関するもので、ペルシア語を共通言語とするイランの学界に研究成果を還元することができた。その他、ティムール朝の王子が作成させた傑作集写本を分析した論文を刊行することができただけではなく、日本語だけではなく英語やペルシア語で研究成果を報告する機会を得、大きく研究を進めることができた1年となった。

In 2022, the historical data survey of the new type of infection was reopened (in 2023, the historical data survey of the original type was conducted). The analysis and writing of this journal are based on short-term research results. The biggest achievement in 2022 is the completion and publication of the joint research results for many years. The history books of the emperor's generation contain valuable information. Now, the preparation of the notes and the parallel progress of the revision of the publication work. In March 2021, he participated in the "Scientific and Cultural Heritage Society of the Republic of China" and reported on the contents of the paper. This paper is related to the writing of the popular history book "Selected History" in the Pelisia language compiled in the same period as the Hadamura·Avara·Momsta, and it complements the results of academic research on the use of Pelisia language as a common language. The author of this paper, the author of this paper, published his research results in Japanese and English. The author of this paper, the author of this paper, published his research results in Japanese and English.

项目成果

期刊论文数量（20）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

イブン・ワーディフ・ヤアクービー著『歴史』訳注（2）

伊本·瓦迪夫·雅库比《历史》翻译注释（二）

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
人文社会科学論叢（弘前大学人文社会科学部）
影响因子：
0
作者：
亀谷学;大塚修;松本隆志
通讯作者：
松本隆志

The Wiley Blckwell History of Islam

威利·布莱克威尔伊斯兰教史

DOI：
10.1093/ahr/rhab063
发表时间：
2021
期刊：
The American Historical Review
影响因子：
0
作者：
Hatsuki Aishima;Hayrettin Yucesoy;R. Michael Feener;Osamu Otsuka;Satoshi Ogura;Kenji Kuroda;Hatsuki Aishima;Hilary Kalmbach;Armando Salvatore
通讯作者：
Armando Salvatore

Zubdat al-tawarih

祖布达特·塔瓦里赫